【医学】患者自身の造血幹細胞で1型糖尿病を治療する実験に成功

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1 ◆KzI.AmWAVE @Hφ=Eφ ★
糖尿病治療、自分の「造血幹細胞」移植で効果

 【ワシントン=増満浩志】病原体などから体を守るべき免疫が、誤って自分の膵臓(すいぞう)の
細胞を攻撃してしまうことで発症する「1型糖尿病」を、患者自身から採取した造血幹細胞の移植
によって治療する実験に、サンパウロ大(ブラジル)とノースウエスタン大(米シカゴ)のグループが
成功した。

 11日付の米医師会雑誌に掲載される。

 発症間もない14〜31歳の患者15人に、免疫抑制剤の一種を投与したうえで、あらかじめ採取
してあった各自の造血幹細胞を静脈注射で移植した。

 治療前、患者らは、膵臓で分泌されなくなったインスリンを注入して補っていたが、今回の治療に
よって、13人は1〜35か月にわたってインスリン注入が不要の状態が続いている。

(2007年4月11日12時29分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070411ik01.htm
2名無しのひみつ:2007/04/11(水) 21:47:27 ID:57Vf5m4T
>>1
試験管内やマウスでの成功報告が多い中、これはすごいニウスだ。
3名無しのひみつ:2007/04/11(水) 21:51:28 ID:IjbMt4K8
これはすごい、ついに光明が差したか?
4名無しのひみつ:2007/04/11(水) 21:56:34 ID:kcZP/yga
インスリンの売り上げダウン必至かな

2型に有効かどうかは分からんが
5名無しのひみつ:2007/04/11(水) 22:53:15 ID:h0sikpRi
>>4
2型に効いたら物凄いマーケットになるな。
6名無しのひみつ:2007/04/11(水) 23:05:20 ID:Wd+KGhI+
発症して10年とか20年でも効くのかな。
7名無しのひみつ:2007/04/11(水) 23:05:41 ID:8u3coiQq
この治療方、早くみんなまでいきわたるようにならんかな。
父ちゃんはともかく、妹のためにも。
どっちも1型なんだ。
8名無しのひみつ:2007/04/11(水) 23:37:01 ID:tDag4iRj
すごい
9名無しのひみつ:2007/04/11(水) 23:37:20 ID:LXcq0j8T
うちのヌコも1型糖尿病なんです。
もうインシュリン治療6年目になりますが
こういう治療が動物医療に降りてくるのは
うちのヌコが死んだずいぶん後になるんだろうなぁ
10名無しのひみつ:2007/04/11(水) 23:55:59 ID:TxEKcOEk
これってすげく画期的なこと。

>今回の治療に
>よって、13人は1〜35か月にわたってインスリン注入が不要の状態が続いている。
スゴイ!
100年前には1型はおろか2型ですら高血糖昏睡でみんな死んでいた

ヒョとすると膠原病の治療法のキッカケがつかめたかもな
11名無しのひみつ:2007/04/12(木) 00:52:20 ID:cgg/mUcs
Voice of Americaで聞いて記事を探したけど、
ここでも取り上げられるとは思わなかったな。
あぁでも、以前から糖尿病についてスレが立ってたな。

Researchers Use Stem Cell Therapy to Wean Diabetics From Insulin
共同研究者のRichard Burtさん
http://www.voanews.com/english/2007-04-10-voa60.cfm

>十代の若年型(1型)糖尿病のKimさん
>「私はいつも四六時中、次にいつ食べるか、何処へ行こうか、血糖測定器を
>持っていくべきか、どれくらいのインシュリンを打たないといけないかみたいなこと
>を考えないといけない。
>私の糖尿病が治ったらいいのに。」

まったく同感です。
若年型といわれてたが、私は29才でなりましたよ。
生まれつきとか子供の頃からだとか可哀相だな。
だって、自分は食いしん坊で発病するまでは腹いっぱい食ってたもの。
子供の頃から腹いっぱい食えないなんて可哀相だよ。

>the results are published in >the Journal of the American Medical Association
「the Journal of the American Medical Association」で発表されるそうです。
12名無しのひみつ:2007/04/12(木) 15:20:30 ID:dKIggLlR
免疫抑制剤を投与し続けないといけないみたいだけど、どんな抑制剤なんだろう?
13名無しのひみつ:2007/05/03(木) 05:36:47 ID:DnuMIPam
これすごいな
14名無しのひみつ:2007/05/03(木) 21:33:08 ID:h25Iy6Zn
>>10
膠原病でなら、先にやってるだろ。

>>12
JAMAで原文見てきたけど、そんなこと書いてない。そもそも自己移植だし。
15名無しのひみつ:2007/07/25(水) 16:05:15 ID:J1ZPxtKu
>>12
膵臓の細胞を破壊したのは免疫だから、
その力を多少は抑えないと、折角移植した細胞も壊されるからなー。

しかし、免疫抑制剤の副作用も馬鹿にならなかったり。
日和見感染から発ガンのリスク。
花粉アレルギーもそうだけど、免疫システムの暴走を
ダイレクトに制御できるようになれば
かなり便利だと思うんだけど。
16名無しのひみつ:2007/07/27(金) 01:59:16 ID:wtsoZIOb
すごい発見だとは思うがイマイチ理屈がわからん。

T型糖尿病って免疫疾患で、膵臓ラ氏島のβ細胞をリンパ球が攻撃することが原因だろ?
免疫抑制剤で免疫系機能を低下させて攻撃を止めるのは納得が行くけど、造血幹細胞を静注するのは何で?
造血幹細胞がβ細胞に分化するのか?

幹細胞について詳しく知らないんだが、造血幹細胞はβ細胞への分化能は持ってるのか?
造血幹細胞ってある程度分化が進んでて他の臓器の細胞への分化能は失ってそうだが…
詳しい人いたら教えてください。
17名無しのひみつ
>免疫抑制剤の一種を投与したうえで

となっているけど、インスリン投与と抑制剤投与の二者択一なんだろうか?