アブラナ科の植物でカドミウム土壌汚染の減少確認

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1( ^ω^)ノおいーす φ ★
カドミウム汚染土壌でアブラナ科の植物を育てて、土壌中のカドミウムの減少を
確認したと、農村工学研究所(茨城県つくば市)らの研究グループが12日、発表した。
広範囲に及ぶ比較的低濃度の汚染を、低コストで浄化できるという。

 使ったのはアブラナ科の多年草、ハクサンハタザオ。国内に広く分布する野草で、
山地の日当たりのよい場所に生える。高さは10〜30センチ程度に成長し、
4月から6月に白い花を咲かせる。

 研究グループは、表層15センチで1キロ当たり4.7ミリグラムのカドミウムを含んだ屋外の
土壌で栽培。1年でカドミウムは同2.6ミリグラムに減った。5回繰り返して容器で栽培すると、
カドミウム含有量は5分の1程度まで減少した。

 また、収穫したハクサンハタザオを乾燥後、400〜500度で焼却処理するとカドミウムが
揮発せず、再利用できる形で回収できたという。

 研究グループによると、従来は汚染土壌を入れ替える「客土」という方法で浄化していた。
今回の方法は、鉱山の廃水などに含まれるカドミウムが洪水などで下流付近の田畑に
流れ込んだような場合に効果を発揮するという。

 同研究所の谷茂・防災研究調整役は「工場などの局部的に高濃度で汚染された部分は、
植物では対応できない。田やため池などの薄く広く汚染された地域では、客土の半分以下の
コストで浄化できる」と話している。

http://www.mainichi-msn.co.jp/science/news/20070313k0000m040129000c.html
2名無しのひみつ:2007/03/12(月) 21:28:00 ID:pMxicQsT
2
3名無しのひみつ:2007/03/12(月) 21:31:05 ID:KqC+wfmK
そんな物より放射能を生物濃縮する雑草作れや
4名無しのひみつ:2007/03/12(月) 21:41:30 ID:KIHmU8jj
>>3
で、臨界密度まで濃縮される・・・
5名無しのひみつ:2007/03/12(月) 21:45:11 ID:9QiW0ECa
>>4
ちょwwwやりすぎwwww
6名無しのひみつ:2007/03/12(月) 21:45:11 ID:mCurTamt
で、そのカドミウムを吸収したハクサンハタザオはどう処分するんだ?
7名無しのひみつ:2007/03/12(月) 21:45:21 ID:tg/R3NhE
>4 その話のったw
8名無しのひみつ:2007/03/12(月) 21:46:11 ID:+If/HJ1S
イタイ いたい ばあちゃんの毒はぬけるんかい?って言えば
とっても失礼なはなしで、
人間ってこんな地道な努力をしてくれる人もいれば、
わかっていながら 生殺しの行政やってる馬鹿もいるんだよな。
タミフルと中外製薬の談合。狂牛病と米国の談合。
薬害エイズの隠匿関係、、、、
この国の10数年後は先進国なんて語るに落ちたぼろぼろ国家やで、まったく。

9名無しのひみつ:2007/03/12(月) 21:59:38 ID:17cAVcNW
アブラナ科の植物と言われても、普通の人は
アブラナ(菜の花)、ワサビ、大根、からし菜
白菜くらいしか知らんだろうが
10名無しのひみつ:2007/03/12(月) 22:00:51 ID:p9QYY0dZ
>>6
おれもおなじこと思った。
そのまま廃棄したらいみなしだよな。
11名無しのひみつ:2007/03/12(月) 22:05:43 ID:bxaCU98Q
>>3
チェルノブイリ関連で随分前にやはりアブラナみたいななんだかを植えてセシウム137を
吸収させるという話を読んだような気がする。尤も臨界濃度となるとこれの1京倍みたいな
オーダーだから全く考える必要もないというか心配も要らないというかネタとしてもあまり
面白くないね。あ、そもそもセシウム137は臨界しないが。>>4

>>6
焼いて回収するって書いてあるやん。しかし高品位なカドミウム鉱石ほどに
なるとはとても思えないね。まぁ公害除去したついでにいくらかは、、、てなもんか。


12名無しのひみつ:2007/03/12(月) 22:13:36 ID:YgCpAZd7
焼くだけで環境に再放出させずに回収出来るところに意味があるかと。
13名無しのひみつ:2007/03/12(月) 22:24:50 ID:KAjbblyP
はっぱはおひたし、種は菜種油かな。
14名無しのひみつ:2007/03/12(月) 22:31:36 ID:LC/LHby5
これをphytoremediationと言う
15名無しのひみつ:2007/03/12(月) 22:31:55 ID:Wta06PEO
何年か前に地雷に反応して赤くなるアラビの話は感動した。
16名無しのひみつ:2007/03/12(月) 22:51:34 ID:xAuj7OAd
>>6
気化しない温度で焼却してサイズを小さくし濃度によっては再利用
普通の高度汚染廃棄物と同じ場所に捨てる。
有機物質化した金属化合物では毒性が現れず自然界で分解されないものは
そのまま捨てられるものもある。
砒素とか海草類とかに入っているが普通にたべるよな?
17名無しのひみつ:2007/03/12(月) 22:55:31 ID:pNyV2MRJ
>>3,4で一つSFが書けそうじゃないか
18名無しのひみつ:2007/03/12(月) 23:03:14 ID:pqgTUdjy
>>17
汚染物質を無害化する植物の森とそこに住む巨大昆虫のSFとかかな。
主人公は青い服を着た少女が良いと思う。
19名無しのひみつ:2007/03/12(月) 23:04:19 ID:1Vl3aiwu
間違えて食ったりすると終
20名無しのひみつ:2007/03/12(月) 23:09:02 ID:7Jz3MvhL
うんこが真っ黄色
21名無しのひみつ:2007/03/12(月) 23:11:13 ID:mCurTamt
>>11,16
おー、よく読んだら焼いて処理するって書いてあるな。

しかし再利用価値がどれほどあるのかねえ
22名無しのひみつ:2007/03/12(月) 23:11:29 ID:qqHDbhka
うん? カドミウムは確か極微量ながらも生命の必須栄養素の一つだから、
どんな植物でも多少は土壌のカドミウムを吸収するはず。
どんな植物を育てても土壌のカドミウムは減少しているはず。


この研究は他の植物と比べてアブラナ科の植物はより多くのカドミウムを吸収しますよという比較実験に基づくものなのか?
どうにも新聞のニュースは内容を端折りすぎてるな
23名無しのひみつ:2007/03/13(火) 00:00:58 ID:iVDGr3ZQ
>>3,4
ウラン魚を思い出す
24名無しのひみつ:2007/03/13(火) 00:12:53 ID:7NkPj9G6
勝手に菜の花とって食べるヤツが必ずいるな。
まあそんで死んでもそいつが悪いんだが、、、
今の日本人なら管理責任をといそうだな。
25名無しのひみつ:2007/03/13(火) 00:51:10 ID:O6WlUsTe
ここまでファイトレメディエーションという単語が一回しか出てないことに驚愕した。
科学ニュース+には植物や環境学やってる奴はほとんどいないのか…
26名無しのひみつ:2007/03/13(火) 01:10:27 ID:tYdNFK2C
>>25
2ちゃんねるに何を期待してるんだw
27名無しのひみつ:2007/03/13(火) 01:16:27 ID:W8c/rrtL
ファイトレメディエーション
http://www.mls.sci.hiroshima-u.ac.jp/mpb/Phytoremediation.html

>>25 じゃぁ。教えていけよと。
28名無しのひみつ:2007/03/13(火) 01:35:26 ID:xZH0FgeX
地味な感じがするけど、結構凄い。
米もカドミが好きで、土壌にあれば、吸収するはずだな。
日本は火山が多いので、カドミが土壌に多いはずだ。

まあ、休耕田に菜の花化を栽培すれば
カドミが少なくなるなら、美観も良いし、良いことだらけだな。
29名無しのひみつ:2007/03/13(火) 01:40:15 ID:xZH0FgeX
>>22
カドミって必須元素だったか?
30名無しのひみつ:2007/03/13(火) 08:49:18 ID:05ZPUcM4
この手の研究、80年代から90年ごろワンサとやられたが、
結局のところ実用にはならんかった。なにをいまさら‥‥
31名無しのひみつ:2007/03/13(火) 09:08:25 ID:LxlhK1QH
おうおう、俺カドミウム。最近、Rohsとかなんとかで
悪者扱いさ。俺を友好活用してくれや。
32名無しのひみつ:2007/03/13(火) 10:49:17 ID:8T/go+Iv
>>29
カドミウムは必須にはなってないみたいだなぁ
ttp://www.nittech.co.jp/E03/E0310.html
33名無しのひみつ:2007/03/13(火) 11:03:17 ID:/D3O6ptj
子供のころラジコンで使えなくなったニッカドバッテリーを
田んぼに捨てて帰った俺様
ゴメンナサイ
34名無しのひみつ:2007/03/13(火) 16:46:00 ID:27ka3yaN
この植物の根が伸びる範囲しか効果がないってことは、せいぜい
地下20センチくらいまで。
35名無しのひみつ:2007/03/13(火) 18:11:51 ID:DeHIW2bu
>>33
土下座して謝りたまえ

>>34
草本だけじゃなくて木本に応用できれば2〜3mくらいいけるよな。今後に期待。
36名無しのひみつ:2007/03/13(火) 19:49:38 ID:8T/go+Iv
タンポポとかゴボウに応用すればええ
37名無しのひみつ:2007/03/13(火) 20:17:58 ID:aBI5Seub
>>32
一応、動物実験では欠乏症が確認されているみたい。
人間では確認されてないとの事だけど。
手元の栄養学の本と下記のURLには書かれてある。

http://www.pwblog.com/user/kudo/051101/category_3918.html

でもカドミウムが必要って本当かなぁ...
38名無しのひみつ:2007/03/13(火) 20:56:00 ID:1gvL34iN
>>37
こっちのが少しだけ詳しい
http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/5f/cd.html

なにせ地球上のどこにでも普遍的にあるものだから、常に少量を摂っている状態が「普通」なのだろう。
39名無しのひみつ:2007/03/13(火) 21:55:37 ID:8T/go+Iv
砒素やコバルトだって必要なんじゃからのう
40名無しのひみつ:2007/03/14(水) 01:54:02 ID:qrEZTfkA
>>37
カドミに欠乏症があるなら必須だな。
日本人は米を食うようになってカドミを多く摂取してると思う。
それよりも、もし稲科の稗にもカドミ吸収効果があるなら
米以前(弥生時代以前)の縄文時代から
体内にカドミを取り込んできたことになるんだけど。
41名無しのひみつ:2007/03/14(水) 03:57:41 ID:vgle9+80
金属イオン状態で入ってくれば普通は毒になるものが多いよ。
植物経由で植物の体内に濃縮して食べる場合は、何かと化合して
有機物として摂取すると考えるが妥当と思う。


42名無しのひみつ:2007/03/16(金) 22:32:02 ID:TDb+JnZF
43名無しのひみつ:2007/03/20(火) 08:57:24 ID:PGqLrKV+
カドミウム光線!
44名無しのひみつ:2007/03/20(火) 09:10:58 ID:8+kMUPb0
>>22
ハクサンハタザオはかの有名なアラビドプシスと近縁。
分子の話と結び付けやすいとか、研究費が取りやすいとか考えたんだろう
45名無しのひみつ
他の金属も集められないのかねぇ。