※ゲーム名はR0に置き換えて以下より抜粋
ttp://www.nextftp.com/140014daiquiri/html_side/hpfiles/otaken/nhk_ro.htm MMO廃人達は、ゲームを楽しむという枠を超えた経験稼ぎを敢えてしていた
楽しいプレイを長時間続けていた結果…ではなく、高レベルになること自体が目的化した経験稼ぎをやっていた
『生活における自己実現の頓挫と、ゲーム内における自己実現の達成』
「ゲームの世界では、考えた事とかが頑張った分だけ結果になって戻ってくる。それで自己実現出来る。
ゲームの世界に熱意を注いだほうが現実の世界に熱意を注ぐよりも結果が帰ってくる」
努力と報酬が正比例し、沢山の人達から強者として認められるR0上の自己実現体験は甘露の味
傷ついた人達には、プレイ時間さえ投資すればほぼ確実に自己実現が可能なフィールドを提供するオンラインゲームは
“自己実現という夢を見せてくれる素晴らしいテーマパーク”
MMOのような“人間達が仮想空間に集まって疑似社会を営むゲーム”がプレイヤーに与える心理的影響で、
従来型の一人遊びオフラインゲームと一線を画しているのはこの点
現実社会における状況・能力・コミュニケーションスキルは全く不問
現実社会では努力したとて必ずしも得られるとは限らず、あくまで努力は必要条件に過ぎないわけだが、
R0等多くのゲームでは努力は達成の為の十分条件になっている。
つまり廃人にさえなれば、ゲームの世界で努力さえすれば、豊かな自己実現を仮想世界で体験できる
これこそがR0等の多くの“テーマパーク”が持っている特有の魔力
廃人達の多くはこのような仮想自己実現の虜になる背景を持っている可能性が想定できる
MMO依存者の要件
1.
膨大なプレイ時間をMMOに費やせる人間は、現実社会における自己実現を放棄出来るか、
そもそも放棄すべき自己実現が無い人間でなければならない
2.
MMOに時間を費やせば費やすほど現実社会における自己実現の為の資源(特に時間)は失われ、
代わりにMMO上で自己実現を達成するチャンスは増大する。
3.
現実社会と異なり、MMOの世界における自己実現は努力が十分条件となっている。
運・素養・環境に殆ど依存せず、どんなに乏しい者でも自己実現の蜜の味を貪る事ができ、
それが強烈な麻薬として作用する。