【宇宙/天文】第3のタイプ発見? ガンマ線バーストの謎は尽きていなかった
1 :
まぁいいかφ ★ :
2006/12/22(金) 23:26:30 ID:??? 【2006年12月22日 Swift Mission / ESO Science Release】
宇宙最大の爆発とされる「ガンマ線バースト(GRB)」。かつては謎に包まれた現象だったが、
ここ数年の間に研究がめざましい進歩を遂げた。GRBには2つのタイプがあり、それぞれの正体も
判明した―はずだった。しかし、どちらのタイプにも当てはまらないGRBが相次いで2つ見つかり、
研究者たちの議論は再び活発になってきた。
宇宙のどこかから大量のガンマ線が放出される現象、GRB。10年前には、宇宙のどこで起きて
いるのかさえもわからなかったが、その後貴重な発見が相次ぎ、2006年が始まるころには
次のような定説が広く受け入れられていたと言ってよい。
・ GRBは2つのタイプに分けられる。継続時間が数秒から数分の「ロング・バースト」と、
2秒にも満たない「ショート・バースト」である。
・ ロング・バーストの正体は「極超新星」。ひじょうに質量の大きな恒星が一生を終えるときの
大爆発で、通常の超新星に比べて10倍以上のエネルギーを放出する。
・ ガンマ線が放出される方向の関係で、極超新星爆発が起きてもGRBが観測されないケースがある。
しかし、逆はありえない。
・ 巨大質量星が多い、すなわち若くて星形成が活発な銀河で発生する。
・ ショート・バーストの正体は、2つの中性子星または中性子星とブラックホールの合体。
・ こうした天体どうしの衝突には時間がかかる。そのため比較的年老いた銀河で見られることが多い。
・ どちらのタイプも、結果としてブラックホールが誕生する点、数十億光年先という遠い銀河で
起きている点では同じ。
とくにショート・バーストはミリ秒単位で終わってしまう現象とあって、研究は難しかった。
決着をつけたのは、NASAのGRB観測衛星スウィフトで、2005年の5月と7月に相次いで
ショート・バーストをとらえ、正体について確固たる証拠を得たのだ。
(
>>2 以降に続く、画像等の詳細はソースを御参照下さい)
ソース:AstroArts
http://www.astroarts.co.jp/news/2006/12/22new_grb/index-j.shtml
しかし、GRBをめぐる謎は尽きていなかった。天文学者たちに議論を再開させたのは またもスウィフトで、2006年の5月と6月に見つかった2つのGRB、「GRB 060505」と 「GRB 060614」が問題になっている。 GRB 060505は、みなみのうお座の方向10億光年の距離にある銀河で発生し、4秒間続いた。 一方、GRB 060614はインディアン座の方向16億光年の距離にある銀河で発生し、102秒間続いた。 どちらも継続時間から言えば「ロング・バースト」だ。しかし、「ロング・バースト」に続くはずの 超新星が見つかっていない。 GRB 060505の「跡地」は、ケック天文台の10メートル望遠鏡などによって捜索された。 GRB 060614に伴う超新星探しには、NASAのハッブル宇宙望遠鏡までもが向けられた。 通常の10倍以上のエネルギーが放出される「極超新星」はおろか、人類が見たことのある もっとも暗い超新星でさえ検出できるほどの観測だったが、輝きは見つからなかった。 光がチリなどに遮られた可能性もないという。 「ふつう、新しい天体が見つかることで天文現象に関する理解が進むものです。 しかし今回の場合は、何も見つからないことがかえって私たちをわくわくさせてくれましたよ」 と、GRB 060505に伴う超新星を探した米バークリー大学の大学院生Daniel Perleyは語っている。 もうひとつ興味深いのは、ハッブル宇宙望遠鏡の観測によればGRB 060614が発生した銀河は 小さな銀河で、超新星を起こすような巨大質量星がほとんど存在しないことだ。 GRB 060505やGRB 060614に似たGRBは過去にも起きたとする研究者もいて、この2つが まったくの異端児というわけでもなさそうだ。しかし、ロング・バーストに分類するとすれば、 巨大な恒星がその生涯を終えてブラックホールになる過程で超新星爆発を起こさないような メカニズムを考えなければいけない。ショート・バーストと見なすには、2つの超高密度天体が 合体するモデルについて、大幅な計算の見直しが必要になる。さまざまな仮説が提案されているが、 「ロング・バースト」でも「ショート・バースト」でもない、第3のGRBが研究者の「定説」に加わる 可能性がある。ただし、その正体を知るにはまだまだ発見が足りない。
4 :
名無しのひみつ :2006/12/22(金) 23:29:02 ID:ccl5SAdp
フォトンベルトか
5 :
名無しのひみつ :2006/12/22(金) 23:40:50 ID:qapwG7OX
二つの中性子星が亜光速で地球を目指してスパイラルしながら、こすれ合って合体したんだな。
6 :
名無しのひみつ :2006/12/22(金) 23:48:18 ID:3SeBMMvJ
合体
7 :
名無しのひみつ :2006/12/22(金) 23:51:21 ID:4ZpM8bLI
ガンマ線シャワーを浴びたら石鹸が要らないくらいきれいになるそうな
8 :
名無しのひみつ :2006/12/22(金) 23:56:15 ID:sV9Xkcf2
>>7 石鹸を塗る体自体がきれいさっぱりなくなるのとちがうか。
9 :
名無しのひみつ :2006/12/23(土) 00:42:23 ID:dD2phoqr
ガンマ線バーストって、宇宙で一番強いワザだよな。
10 :
名無しのひみつ :2006/12/23(土) 12:06:03 ID:uPc2IDNp
我沙羅の舞を舞うといいよ
11 :
名無しのひみつ :2006/12/23(土) 13:50:12 ID:4CuHI4lW
エネルギー充填120パーセント(゚Д゚#)
12 :
名無しのひみつ :2006/12/23(土) 14:16:48 ID:38qvYExO
どのくらいすごいエネルギーなのか見当もつかん。
13 :
名無しのひみつ :2006/12/23(土) 14:38:45 ID:ek2K2Aov
痕跡がみつからないバーストの正体は、異星人のワープエンジンがたまたま太陽系 の方向に向けられったって、どっかのさほど胡散臭くない学者が言ってた。
14 :
名無しのひみつ :2006/12/23(土) 17:00:56 ID:NubB4825
中性子星の合体でも質量によって見え方が変化するって考えりゃおk 公転面にドバッと中味ぶちまけるわけだし
15 :
名無しのひみつ :2006/12/23(土) 18:30:46 ID:JS/AjMvo
>>14 サイズなんて変わっても一桁の範囲内でしょ
そうすると現象のタイムスケールの変化も一桁から大きく逸脱しないはず
ブラックホール側はともかく中性子星の質量なんて
最小と最大でも理論的には3倍も違わなかったような
16 :
名無しのひみつ :2006/12/23(土) 18:36:08 ID:jHa2BzQa
17 :
名無しのひみつ :2006/12/23(土) 19:00:07 ID:eEuVSoP6
このエネルギーを転用する日が来るんですか?
18 :
名無しのひみつ :2006/12/23(土) 19:03:42 ID:4dFPWieR
19 :
名無しのひみつ :2006/12/23(土) 19:22:14 ID:FaoHimB0
太陽系の近傍で起きたら…ガクガクブルブル
20 :
名無しのひみつ :2006/12/23(土) 19:38:11 ID:32n0mh9V
デス・スターだろ。
21 :
名無しのひみつ :2006/12/23(土) 20:05:10 ID:ufpIIKzu
リンゴ・スターダスト・レビュー
22 :
名無しのひみつ :2006/12/24(日) 01:41:33 ID:xhEea8rt
なんで遠方でしか発生しないのかいまいちわからん
23 :
名無しのひみつ :
2006/12/24(日) 04:07:36 ID:H2yBWwqq