【宇宙】 火星探査車Opportunity、ビクトリアクレータを調査へ [12/15]
サンフランシスコ発--火星を調査する米航空宇宙局(NASA)の2つの探査車のうち調子がよい方のOpportunityは、
火星の水についての情報を得るため、大きなクレーターの端を調査する予定だ。また、クレーターの内側にさえ進入するかもしれない。
「Mars Exploration Rover」プログラムの主任研究者でコーネル大学の教授を務めるSteve Squyres氏によると、
Opportunityは、火星のクレータの中でかなり規模の大きいビクトリアクレータの端に到着したという。
Squyres氏やその他の人たちは、火星において遠い過去に水が存在したと考えているが、ビクトリアクレータの地質を調べることにより、
地下水の化学組成と、どの程度の量が存在したかという点について、重要な手がかりが得られる可能性がある。
Opportunityはビクトリアクレータに達するまで、起伏も多い約7kmの距離を21カ月ほどかけて走破しなければならなかった。
科学者たちは、ようやくクレータに到着したOpportunityをせり上がった端のあちこちに移動させ、
クレータ内に進入してまた出てこられるルートの発見に努める。
かつて火星に水が存在したかという議論はおおむね決着がついた、とSquyres氏は説明する。これまでに探査車が集めた鉱物は、
遠い昔、火星に水が存在したことを示唆している。科学者たちは現在、その水のpHバランスその他の問題について
調査をしているところだ。
しかし、水の大部分は地下に閉じ込められていた。探査プロジェクトのこれまでの発見によると、地表に水がたまった形跡が
ある場所は小さな部分3カ所だけだ。
「地下には非常にたくさんの水があったが、それが地表に出てくることはごくまれで、出てきたとしても場所や時期は異なっていた。
火星は主に、乾燥した環境だった」と、サンフランシスコで開催中の「American Geophysical Union」(AGU)での
プレゼンテーションで、Squyres氏は述べた。
現在でも、火星、あるいは少なくともその大気は、完全に乾燥しきっているわけではない。
探査プログラムの副主任研究者でワシントン大学教授のRay Arvidson氏は、もう1台の火星探査車Spiritが過去9カ月の間に、
氷の雲がかかっている証拠を発見したことを指摘している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061215-00000004-cnet-sci
2 :
名無しのひみつ:2006/12/15(金) 11:39:37 ID:FbXDRpbr
無人探査車がこれほど成功すると、有人探査の懐疑論が台頭しそう。
漏れは有人宇宙開発は、ローンチビークルのコストが十分に安価になってからでもいいと思ってるけど・・・。
アポロは、ありゃある意味例外プロジェクトだもん。
3 :
名無しのひみつ:2006/12/15(金) 12:00:11 ID:1bZ5nVYY
/ロロニロロ
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4 :
名無しのひみつ:2006/12/15(金) 12:38:03 ID:B8KqEcIR
そろそろ過剰労働でNASAが訴えられない?
5 :
名無しのひみつ:2006/12/15(金) 13:17:30 ID:Yu+buuIh
1万年後の歴史の教科書には、帆船も今の宇宙船もたいして変わりが無く、
ヨーロッパからアメリカ大陸に渡った勢いで火星まで行った。
みたいなくくりになるであろう
6 :
名無しのひみつ:2006/12/15(金) 16:08:58 ID:I0bY3bCY
火星から、「カァイコォクシィテクゥダサァイヨォ」と使者が来る。
7 :
名無しのひみつ:2006/12/16(土) 00:55:36 ID:xroJle2j
>>5 学会で地球起源説と火星起源説が争ってたりして……
8 :
名無しのひみつ:2006/12/18(月) 10:45:24 ID:6p5fLXFR
9 :
名無しのひみつ:
ビクトリアクレータのNASA発表の初期のPIAxxxxxxx-modestには何らかの構造物が写っており、その後
NASAの発表するビクトリアクレータは黒く縁取りされるようになった。これは拡大すると、明らかに
自然のものではないように見える。オービーターカメラですでに確認しており、NASAはかなり興味
を持っていたため、ビクトリアクレータの探査といっているのかもしれない。