富士通は、携帯電話やカーナビ向けの組み込みソフトウェア
「Inspirium HTMLブラウザ V3.5」とDLNA対応の組み込みソフトウェア
「Inspirium PnPライブラリ V1.0」を発表した。(06/11/09)
富士通は11月9日、携帯電話やカーナビ向け組み込みソフトウェア
「Inspirium HTMLブラウザ V3.5」を11月15日より、
DLNA(Digital Living Network Alliance)ガイドラインに対応した組み込みソフトウェア
「Inspirium PnPライブラリ V1.0」を2007年3月より販売開始すると発表した。
新製品はいずれも、携帯電話やカーナビゲーションシステムなどの
各種機器に組み込むソフトウェアで、小型のLSIなどに搭載され特定の機能を提供する。
「Inspirium HTMLブラウザ V3.5」は、AjaxやRSSといったWeb2.0的な機能を盛り込んだブラウザで、
Linux、ITRON、T-Engineなどで動作する。
「Inspirium PnPライブラリ V1.0」ではDLNAガイドラインに対応した
パソコンやデジタルAV機器間の連携機能を提供し、Linuxなどで動作する。
今回の新製品提供にあわせ、富士通の組み込みソフトウェア製品および
サービスのブランドを「Inspirium(インスピリアム)」に統一することも併せて発表。
富士通では「Inspirium」全体で、今後3年間に100億円の売上を目指す。
http://www.sbbit.jp/news/3339/