【京都】 生きたまま細胞観察できる軟エックス線の顕微鏡、木津のベンチャー企業が商品化 [061024]

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1高度5000mから目玉おやつφ ★:2006/10/26(木) 07:51:23 ID:???

生きたまま細胞観察 木津のベンチャーが軟エックス線の顕微鏡開発

 光量子研究の専門家が立ち上げたベンチャー企業「アライドレーザー」(本社・京都府木津町)が、
エックス線に比べてエネルギーの低い軟エックス線を用い、生きたままの細胞の観察や
立体像を構築できる軟エックス線細胞顕微鏡の商品化に成功した。

軟エックス線を用いた細胞観察には大型放射光施設が実験的に使われているが、
小型で実用的な細胞顕微鏡は世界初という。

 開発したのは、旧日本原子力研究所光量子研究センター(木津町、現在の
日本原子力研究開発機構関西光科学研究所光量子研究センター)の
センター長だった有澤孝さん(61)=木津町=ら10人。

 細胞の透過像を得るには、電子顕微鏡による観察があるが、電子顕微鏡では
細胞の表面観察しかできず、死んだ細胞のスライスを見て透過像を作らなければならない。

 細胞は、その大部分を占める水が2・3−4・4ナノ(10億分の1)メートル以外の
波長の光を吸収してしまうため、限られたこの波長内でしか観察できない難点があった。

 同社が商品化した軟エックス線顕微鏡では、特殊な反射膜により波長が4ナノメートルの光を
選択的に取り出すことで課題を克服した。この手法では、生きた細胞の三次元構造や
細胞代謝なども観察でき、再生医学や胚(はい)性幹細胞(ES細胞)などの研究に貢献できるという。

 顕微鏡の大きさは高さ2メートル、設置面積は1平方メートル。同社は、これまでの
同開発機構の基礎研究成果をベースに、2001年の会社創立以来、
小型で簡易な装置の開発に取り組んできた。

 有澤社長は「病院などで臨床診断などに使ってもらうといい」と話している。

(京都新聞) - 10月24日22時29分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061024-00000046-kyt-l26
2名無しのひみつ:2006/10/26(木) 08:04:23 ID:prtAxM/d
これは すごい。

ノーベル賞ものかもしれん。 マジで、 組織学 病理学の教科書が変るな〜
3名無しのひみつ:2006/10/26(木) 08:10:47 ID:suS8Z4WH
え〜と
これは、細胞を生かしたまま
ミクロ世界を観察できるって事?
4名無しのひみつ:2006/10/26(木) 11:28:30 ID:x3YzLsU9
ES細胞の生産にも役立つかも
5名無しのひみつ:2006/10/26(木) 11:42:10 ID:OHrr4bka
3Dで見れる?
6名無しのひみつ
HPセンス無さ過ぎ、研究大丈夫か?
http://www.alinc.jp/