【情報】ECPglobal、家電向けRFIDタグ仕様検討へ 日立の5円響タグの成果視察
1 :
アナルァイザφ ★:2006/10/06(金) 10:05:11 ID:???
2006年10月4日
商品バーコードの置き換えで期待されるRFIDタグの標準化作業が活発化してきた。
参加企業1000社を超える世界最大のRFID標準化団体、
EPCglobalは、4日に都内で開かれた記者会見で、新たに“家電ディスカッショングループ”を発足し、
5〜6日の2日間の予定で第1回会合を行なうことを明らかにした。
日本の家電メーカー11社、カメラメーカー3社、物流関連4社などを中心に、
家電業界でのRFID標準化のメリットや今後の課題を検討する。
現在、流通経路でのアイテム追跡に使われているRFIDだが、
今後は製品開発から消費のプロセス全般にわたる情報管理を目指し、
製造・デザインから使用・廃棄にいたるまでの“ライフサイクル・マネジメント”の枠組みについても検討するという。
アジアで初の開催となる今回のEPCglobalの会合には、
P&G、ソニー、ロッキード・マーチン、ウォルマート、米国国防省、DHL、シスコ、ジョンソン・アンド・ジョンソンなど、
製造、流通、小売りの大手グローバル企業の代表らが集まり、最新動向の情報交換や今後の標準化の課題について検討する。
理事メンバーの1社、ウォルマート情報システム担当副社長のキャロライン・ウォルトン氏は
同社の取り組みについて紹介。すでに全世界6000店舗のうち500ヵ所でRFIDを導入し、
「欠品率を16%改善。空になった棚の補填速度も3倍になった」と自社の調査データを報告した。
ウォルトン氏は「われわれのようなグローバル企業では全世界で通用する標準規格は重要だ。
どこでも容易に使え、異なる業者とも共通のものが利用でき、コスト削減につながる」と話し、
来年には現在の倍の1000ヵ所でRFIDの導入を進める意向を明かした。
合わせて、サプライヤー側も現在、EPCglobal準拠のRFIDを採用するのは約500社だが、来年には1000社程度になるという。
今回の東京会合開催で各国の代表が訪日した目的の1つは、2006年7月末に完了した
日本の響プロジェクトの成果視察だ。経済産業省が2年間で約18億円の予算を付け1個5円のタグを作るという、
(株)日立製作所が進めたプロジェクトだ。会見前日に日立の担当者からブリーフィングを受けた理事メンバーの1人、
DHL取締役のクラウス・ガービッシュ氏は、EPCglobal規格準拠である点や価格面を高く評価。
EPCglobalで響のタグが特別な地位を占めることはないが、
「EPCglobalの第2世代標準に準拠していることが重要だ。われわれは製造メーカーがどこであるかは問わない。
標準準拠であれば、安価なものを選ぶのは当然」と暗に日本のRFIDハードウェアの競争力優位を認めた形だ。
http://ascii24.com/news/i/topi/article/2006/10/04/664996-000.html
2 :
アナルァイザφ ★:2006/10/06(金) 10:10:33 ID:???
【関連記事】
1個5円の無線ICタグ量産化にめどが立った!?――“響プロジェクト”の報告会が開催
次世代電子商取引推進協議会(ECOM)は26日、東京都港区の機械振興会館にてセミナーを開催し、
RFID(無線ICタグ)の普及促進のための技術開発を行なう研究開発事業
“響プロジェクト”に関する報告会を行なった。同プロジェクトでは無線ICタグの低価格量産化の要素技術や、
読み書き技術の研究開発を行ない、7月31日に完了した。
響プロジェクトは経済産業省の委託事業として、(株)日立製作所を中心に、
無線通信技術、半導体技術、印刷技術に優れた企業からなる合同チームによって、2004年から開始されていた。
大まかな目的は、無線ICタグ低価格化のための要素技術、大量生産体制の整備、国際標準規格との相互接続性確保などを通じて、
無線ICタグの普及と発展に寄与しようというものである。特に低価格化については重要な課題と位置づけられていて、
“月産1億個でひとつ5円”を実現するという困難なハードルがあった。
会の冒頭で挨拶を述べた経済産業省 商務情報政策局 情報経済課長の藤原正彦氏は、
無線ICタグには企業の流通や物流を効率化させることで、日本の産業界の国際競争力を強化するものとして、
期待されていると述べた。またプロジェクトが7月31日に完了したこと、無線ICタグに関する国際標準規格の規格化も
、今年5〜6月に制定されるなどを報告。こうした無線ICタグを取り巻く環境が発展してきたことを踏まえて、
「無線ICタグをお使いになる企業が、自らの事業を冷静に分析して、
それぞれの企業がタグを使ってどのような改善ができるかを考えるのが重要である」と、
無線ICタグが開発段階から実用段階に進展したことで、利用する企業側の取り組みの重要性を訴えた。
プロジェクトの経過と成果の概要については、中核となって取り組んだ日立製作所から、
響プロジェクト推進センタ 担当部長の桑名利幸氏により説明が行なわれた。
プロジェクトの大まかな目的についておさらいしたうえで、桑名氏は開発された
“イントレット”(※1)の仕様やリーダー/ライターの仕様、
それらを用いた読み取り実験の成果と、試作品を用いた実証実験について簡単に説明した。
プロジェクトは2004年に2年間の予定で始まり、結果的に予定どおりで終わったものの、
途中では国際標準規格化の進展によって仕様の変更などもあり、ハラハラしたとのことだ。
3 :
アナルァイザφ ★:2006/10/06(金) 10:10:38 ID:???
響プロジェクトで開発されたICチップは、860〜960MHzのUHF帯を使用(日本では952〜954MHz)。
3mの距離で読み取り、1mで書き込みが可能で、528bitの書き換え可能なメモリーを備える(ユーザーエリアバンクは240bit)。
動作温度や湿度といった仕様は、紙ラベルの中に埋め込む使い方を想定しているという。
また同社工場のベルトコンベアーを利用した移動中の物体に付けられた無線ICタグの読み取り実験の成果や、
低コストでの大量生産を実現する生産ラインについても簡単に解説された。生産ラインについては、
同社独自の非接触型ICチップ“ミューチップ”のインレット製造技術も活用されているという。
プロトコルに最適化した実装によるチップコスト削減と、低コスト大量生産技術の開発により、
プロジェクト開始時には“月産200万個で30円”だった価格も、目標の月産1億個で5円を実現できる見通しがたったとのことだ。
そのほかには、(株)ルネサステクノロジ 汎用デバイス事業部 RF-ID開発センタの西井也寸志氏からは、
ICチップの仕様についてや低コストインレットの製造方法についての説明が行なわれた。
インレットの低コストでの加工は当初困難で、目標の5円実現は難しいかと思われたが、
家庭でも使われるアルミ箔を元に、プレス加工で打ち出し成形するという技術を開発。
低コスト化に道筋を付けたという。またこの生産ラインでは、
最終的にインレットが貼り付いたテープをロール紙状に巻くところまで自動化しているが、
ICチップをアンテナにつけたインレットができた時点で検査を行ない不良品をはじき出すため、
テープ化されて出荷したものには不良品が混在しないという利点もあるという。
このほかにも、リーダー/ライターを開発した八木アンテナ(株)による評価用リーダー/ライターについての説明や、
日立による読み取り評価試験についての説明なども行なわれた。また各実証実験についての報告も多数行なわれた。
なお響プロジェクトに関する報告書は、下記の経済産業省のウェブサイトにて公開の予定である。
経済産業省 電子タグ(ICタグ)の活用
http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/tag/index.html http://biz.ascii24.com/biz/news/article/2006/09/26/664811-000.html
4 :
名無しのひみつ:2006/10/06(金) 10:18:41 ID:2ly2+hq+
それが君の響
5 :
名無しのひみつ:2006/10/06(金) 10:18:52 ID:ft660Lwu
日立がんばれ!電機メーカーの中でお前が一番好きだ!
6 :
アナルァイザφ ★:2006/10/06(金) 10:22:46 ID:???
7 :
名無しのひみつ:2006/10/06(金) 10:59:45 ID:zOEJgmot
うーむ、疎いジャンルだったとはいえ、
スレタイを読んだ時点でまったく意味が理解出来んかった・・・orz
自分の無知具合にヘコーorz
8 :
名無しのひみつ:
NHKでやってた奴かな?