今年の5月の超新星2006chの発見に続いて、山形県山形市の板垣公一(いたがきこういち)さんが
今年自身3個目となる超新星2006dyを発見しました。
超新星は、7月25.54日(世界時、以下同様)に板垣さんが撮影した画像に、16.6等の明るさで発見
されました。また、2006年6月28日に 19.5等、アメリカの超新星自動検出サーベイKAIT (Katzman
Automatic Imaging Telescope)では、7月22.22日に18.5等、26.20日に16.5等と観測されています。
板垣さんは、DSS(デジタイズド・スカイ・サーベイ)では、2006dyの位置に天体は見られないことも
合わせて報告しています。
超新星の位置は以下のとおりで、母銀河であるNGC 5587銀河の中心から東に10秒角、北に9秒角
にあたります。
赤経 14時22分11.45秒
赤緯 +13度55分14.2 秒 (2000年分点)
AstroArts
http://www.astroarts.co.jp/news/2006/07/26sn2006dy/index-j.shtml