【訃報】江橋節郎氏 東大名誉教授 筋収縮のメカニズムを解明
1 :
◆KzI.AmWAVE @Hφ=Eφ ★:
世界的な筋肉研究の権威で、文化勲章受章者の東大名誉教授、江橋節郎(えばし・せつろう)さんが
17日午前2時29分、心不全のため愛知県岡崎市の病院で死去した。83歳だった。
(中略)
東京都出身。44年、東大医学部を卒業、米ロックフェラー研究所客員研究員などを経て、
59年、東大医学部教授(薬理学)。74年、米ハーバード大医学部客員教授に就任。
83年から岡崎国立共同研究機構(現自然科学研究機構)に移り、91年から2年間、同機構長を務めた。
東大教授時代の60年、筋肉の収縮・弛緩(しかん)の調節にカルシウムイオンが関与していることを
世界で初めて発見。さらに筋収縮のメカニズムの中で、カルシウムと反応する新たなたんぱく質が
存在することを見つけ、トロポニンと名付けた。また、臨床分野でも貢献し、筋ジストロフィーの診断で、
最も重要な血清中の成分の測定法を確立した。
68年に朝日賞、72年に学士院賞恩賜賞、75年に文化勲章。ノーベル賞の医学生理学賞の候補にも
挙げられていた。
朝日新聞
http://www.asahi.com/obituaries/update/0717/002.html
2 :
名無しのひみつ:2006/07/20(木) 22:03:05 ID:zLBVWDBT
あくちんみおしん
3 :
名無しのひみつ:2006/07/20(木) 22:03:10 ID:VoLP0NMH
封鎖したら
必死だなぁ 笑
4 :
名無しのひみつ:2006/07/20(木) 22:07:55 ID:sIhEmDz/
スライディング
5 :
名無しのひみつ:2006/07/20(木) 22:26:07 ID:nFF0qicr
日本医学界の大御所(基礎では)
杉村とか伊藤も危ない
6 :
名無しのひみつ:2006/07/20(木) 23:18:45 ID:kFRNxfZ4
>>5 免疫系の大御所はしぶとそうですなあ。
あっ、多田先生が・・以下略
ノベル賞が来ない理由を、
「カルシュームの如き無機質が
生命有機体を支配してはいかんがや」
と云ふ西欧の研究者に蔓延るドグマと
自ら説明されてゐた。
貢献が在り杉て、結局何をされたのか
不明瞭になつたのも一因だらう。
屡々云はれる事だが、アイソシユタイソが
「相対性原理」や「ブラウソ運動」ではなく
「光電効果」で貰つたやうに、江橋タソも
カルシュームではなく「キレート剤EGTAの開発」でも
よかつた筈だがや。
講演会でスライド係の光栄を拝した事がある。
一切の虚飾を廃したシソプルなスライドで
実によく分かる(分かつた気になる)見事な
講演であつた。
禿頭も見事であつた。
8 :
名無しのひみつ:2006/07/21(金) 03:39:10 ID:D+CXEIWO
アレは「EDRF」が先行概念として在つたなや。
10 :
名無しのひみつ:2006/07/21(金) 04:25:19 ID:2dFVnB2d
>>7 EGTAはEDTAより先だったのでしょうか
11 :
名無しのひみつ:2006/07/21(金) 21:23:43 ID:sOGNV9PU
カルシウムでノーヘル賞を虎視眈々と狙ってる人がいまっせ。
禿頭も見事だ
12 :
名無しのひみつ:2006/07/21(金) 21:44:07 ID:CuJ0Ylyr
>>7 その人の講演会見てみたかったなぁ、、、
しかし筋収縮のメカニズムは本で読んだが、日本人が発見者とは知らなかったよ。
ご冥福をお祈りいたします(−人−)
13 :
名無しのひみつ:2006/07/21(金) 22:20:36 ID:isqviuke
>>12 それは言いすぎ
筋収縮の基本はセント・ジョルジュの功績だし,アクチンーミオシン
スライディングはホジキンとハクスレーの発見
江橋さんの業績はその制御因子としてのカルシウムイオンの存在と
結合タンパクとしてのトロポニンの解明に限定される.
ちなみに広義のCa結合タンパクとしてはカルモジュリン発見者の垣内さん
のほうが有名かも?
注)これは江橋先生の功績を卑しめるものでは決してありません
14 :
名無しのひみつ:2006/07/21(金) 23:54:24 ID:GEZVofXa
>>7 脊椎動物の基本=カルシウムの支配的枠組にくっついた肉皮臓器
15 :
名無しのひみつ:2006/07/22(土) 10:53:42 ID:oYkgjmR3
16 :
名無しのひみつ:2006/07/22(土) 11:07:53 ID:yIS67bNa
カルシウムと私
http://www.brh.co.jp/s_library/j_site/scientistweb/no12/ これ読むとカルシウムによる筋収縮の発見がなぜ江橋さんになっているのか分からないんだが
1883年、蛙の心臓を取り出して食塩水中に吊して、その収縮を見ていたリンゲル先生は、
ある日小使いが休んだので自分で食塩水を作る羽目になった。
ところが、調べたところ、いつもは収縮してくれる筋がその日に限って、ちっとも縮まない。
小使いが蒸留水のかわりに水道水を使っていたのだとわかる。
そこでリンゲル先生、水道水を分析したところ、カルシウムを含んでいた。
蒸留水にはカルシウムを加えると筋はちゃんと動いた
(この話は昔の人は知っているが、今は生理学が不評で、誰も言わなくなった)。
その後、1940年代になってハイルブランが蛙の筋肉を切断し、
カルシウムの液に入れたところ、どんどん縮んで1分足らずのうちに数分の1の長さになった。
17 :
名無しのひみつ:2006/07/22(土) 12:24:18 ID:cG3gwvZl
カルシウムによる筋収縮の現象
↓
それの鍵となる分子の発見
一般に、現象の発見自体はあまり評価されず、
その実体やメカニズム、モデル、考え方に
高い評価がされる傾向がある
18 :
16:2006/07/23(日) 10:05:35 ID:IZr1JBCP
>>17 どうも。
でもリンゲルの実験でメカニズムはともかく、
十分カルシウムが関与していると分かると思うんだけど。
水道水の何が影響しているか同定できてなかったら駄目だけど。
19 :
名無しのひみつ:2006/08/21(月) 21:48:36 ID:m4CKb1YI
そっかぁ!
20 :
名無しのひみつ:2006/10/10(火) 09:56:43 ID:Aopfh2ts
21 :
名無しのひみつ:2006/11/07(火) 08:26:41 ID:sWLAnqFO
22 :
名無しのひみつ:2006/12/15(金) 08:06:44 ID:AVUO0Bi5
(゚д゚)ウマー
23 :
名無しのひみつ:2006/12/15(金) 08:27:56 ID:NQJOpO+B
なんだかんだいって、ノーベル賞候補になってもロビー活動が必要ですからな。
研究業績はすごくても、日本人はロビー活動下手くそだし。
24 :
名無しのひみつ:2006/12/17(日) 15:33:28 ID:/4sIzhK8
>>23 島津の田中さんは、ロビー活動の賜物ですがな。
ほんとによー見つけてきたもんだ
25 :
名無しのひみつ:
、、、、
ミ・д・ミ<ほっしゅ
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