【感染症】シアル酸により鳥インフルエンザウイルスの人への感染が究明/鳥取大
1 :
京都deニート φ ★:
鳥インフル 人への感染原因を鳥大助教授が究明
アジアや欧州などで猛威を振るっている鳥インフルエンザについて、
細気管支や肺にある物質「シアル酸」のために人にもウイルス感染し、
増殖する恐れがあることが十二日、鳥取大学農学部の新矢恭子助教授の研究で分かった。
新矢助教授は科学雑誌「ネイチャー」で成果を紹介。人体での発生メカニズムの解明は世界で初めてという。
鳥取大学に昨年四月開設された鳥インフル研究センターの伊藤寿啓センター長(鳥取大農学部教授)は
「なぜ人に感染し、多数の死亡例を出しているかという疑問を解決する世界的な発見だ。
(鳥インフルエンザウイルスが)新型ウイルスに変化することを予測する上でも貴重な研究となった」としている。
新矢助教授は同日、鳥取市湖山町南四丁目の鳥取大学で開かれた
「第二回動物由来感染症に関する研究会」(鳥取県主催)で発表。
鳥取大の鳥インフル研究センターに所属し、東北大や東京大と共同研究した。
研究会では、人の気管支の末端部分と肺胞内に、
鳥インフルエンザウイルスを吸着する受容体(レセプター)のシアル酸が多く存在することを確認したと報告。
「気管支終末部分と肺胞でウイルスの感染と増殖が広がる恐れがある」と強調した。
また、新矢助教授は
「人が鳥インフルエンザにかかれば、重篤(じゅうとく)な肺炎を引き起こす恐れもある。
鳥から人に感染する機会、接触する機会を根絶することが大切だ」と訴えた。
二〇〇三年末から現在にかけて、国外で二百七人が鳥インフルエンザに感染し、このうち百十五人が死亡している。
http://www.nnn.co.jp/news/060513/20060513011.html 関連情報
シアル酸(sialic acid)は、唾液(sialo)ムチンから酸水解によって得られる、酸性のアミノ糖として発見された。
シアル酸は、NeuAc(N-アセチルノイラミン酸:N-acetylneuraminic acid、Neu5Ac)が最も多く、
次いで、NeuGc(N-グリコリルノイラミン酸:N-glycolylneuraminic acid、Neu5Gc)が占めている。
CMP-NeuAc水酸化酵素(cytidine monophospho-N-acetylneuraminic acid hydroxylase)により、
NeuAcから、NeuGcが生成される。ヒトでは、CMP-NeuAc水酸化酵素が欠損していて、
正常組織の糖脂質や糖蛋白質には、NeuGcは、存在しない。
ヒトでは、NeuGcを含む糖鎖を、免疫系は異質な糖鎖として認識し、抗体産生が起こるとされる。
また、NeuGcは、神経系で見い出されない。
インフルエンザウイルスA、ロタウイルス、大腸菌(K99株)などは、レクチンを介して、細胞のNeuGcと結合すると言う。
ttp://hobab.fc2web.com/sub4-sialic_acid.htm 関連スレ
【薬学】鳥インフルエンザウイルスに有効な抗ウイルス剤を開発−富山化学工業
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1143192768/
2 :
名無しのひみつ:2006/05/14(日) 19:57:47 ID:bhribzkY
2なら内定ゲット
3 :
名無しのひみつ:2006/05/14(日) 19:58:44 ID:OhL/jrON
だが心配のしすぎ
4 :
名無しのひみつ:2006/05/14(日) 20:00:25 ID:TCjluH2v
鳥取だけに鳥には詳しいな
5 :
名無しのひみつ:2006/05/14(日) 20:15:36 ID:8h0UAyt9
とっとりってよむなら鳥取じゃなくて取鳥
がただしいんでないの?
そんなに基本的なことがまちがっているのに
本当に鳥インフルエンザみたいな学術的なことが理解できるの?
6 :
名無しのひみつ:2006/05/14(日) 20:15:41 ID:NtWgoxoc
これは従前から周知されている事実だと思うが、なぜ今さらこんなレヴェルの発表を???
7 :
名無しのひみつ:2006/05/14(日) 20:57:56 ID:cC8Wx5+V
w
8 :
名無しのひみつ:2006/05/14(日) 20:59:24 ID:Cn0ngoIh
ヒトの肺にシリコン−アルミニウム層があるとは思わなかった。
9 :
名無しのひみつ:2006/05/14(日) 21:11:43 ID:PnAITvHx
>>4 俺が言おうとしたことを先に言うんじゃない。
10 :
名無しのひみつ:2006/05/14(日) 21:29:58 ID:6zhl2cQh
11 :
名無しのひみつ:2006/05/14(日) 21:57:13 ID:2TT2SRwc
シアルロン酸も危険でつか!
12 :
名無しのひみつ:2006/05/14(日) 22:54:20 ID:rIz4C7XX
>>6 natureはわかりきったことをセンセーショナルに取り上げることが
あるから要注意
13 :
誰か教えて:2006/05/15(月) 03:04:00 ID:U1M1J9wj
>>1 ヒトでは、CMP-NeuAc水酸化酵素が欠損していて、
正常組織の糖脂質や糖蛋白質には、NeuGcは、存在しない。とありますが、
文脈から判断してそれなら、人の細胞にNeuGc はないわけだから、レクチンを介しても、
インフルエンザウイルスA、ロタウイルス、大腸菌(K99株)は、細胞に
結合できないので、人では感染しないことになりませんか。
また、NeuGcは、神経系で見い出されないなら、それを介した、
インフルエンザ脳炎は、おこらないはずですが、これはA型は
脳炎をおこさないか、あるいはNeu5Ac を介して、おこすという
ことでつか。
14 :
名無しのひみつ:2006/05/15(月) 03:24:02 ID:57CeEguu
とっとりのとりのとりいんふるえんざ
15 :
名無しのひみつ:2006/06/14(水) 23:18:14 ID:s5iESAIa
しりある
16 :
名無しのひみつ:2006/06/23(金) 02:44:19 ID:abDhkObF
17 :
名無しのひみつ:2006/06/23(金) 04:59:23 ID:bJj9ZmWc
スレタイが意味不明
18 :
名無しのひみつ:2006/06/23(金) 10:30:37 ID:1u+FXLVA
>>1の元記事を書いたやつへ
日本語をちゃんと勉強してこい
19 :
名無しのひみつ:
http://blog.moura.jp/influenza/2006/06/113__664d.html#comment-545673 岡田晴恵氏は立派な啓蒙のプロです。私が言うまでもないですが、
プロフィールに書かれている著作は、すべて啓蒙書として十分ハイ
レベルな著作です。最新作の「感染症は世界史を動かす」は学術書
としても十分な内容ですが、啓蒙書であるべく新書という値段の安
い媒体で発表されている。
さらにそれ以外にも
岩波の「世界」に3篇、これは感染症の政策を動かすために書かれた
ものだと思います。「世界」に2年の内に3編も論文を書かれたという
ことは、岩波の中でいかに岡田晴恵氏と田代眞人氏(共著者)が評価
されているか、また彼らの書かれる記事が政策に対する啓発になると
考えられているか、ということの証です。
ヤクルトの広報誌であるヘルシストには、「病と癒しの人間史」とい
う文化性の高い連載を続けておられる。新聞にも5月14日に毎日新聞の
「21世紀を読む」への投稿記事、6月16日に読売新聞の「論点」への投
稿記事。これらを啓蒙と呼ばずして何が啓蒙でしょうか?
この新型インフルエンザの問題は、いわゆる”啓蒙のプロ”、つまり
職責として国民への啓発活動をしなければいけない人が職責をまっと
うしていないことなんです。
岡田晴恵氏の職責は本来、感染症学の研究であろうと思われます。そ
の点でも、岩波の「科学」への連載記事や医学書院など専門性の高い
雑誌への投稿記事など非常に質の高いものです。しかし、新型インフ
ルエンザに関して、十分情報が出回っていない現状を問題視して、最
近は啓発活動を中心にしてくれているのだろうと思います。感染症の
啓蒙のプロとして岡田晴恵氏の右に出る者は、日本に居るのでしょうか?