【医療】ＷＴ１がんワクチン臨床研究、全国展開へ

★ＷＴ１がんワクチン臨床研究、全国展開へ　阪大グループ

大阪大グループが進める「ＷＴ１がんワクチン」の臨床研究が、年内にも全国２０医療機関に
広がる見通しになった。がんワクチンでは過去最大規模だ。肺がんや脳腫瘍（しゅよう）などを
対象にした安全性試験で、現在まで目立った副作用がなく、がん縮小などの効果が見られて
いるためで、今後効果が確認されれば、実用化に向け大きく前進する。

ＷＴ１は、細胞増殖にかかわり、様々な種類のがん細胞に多く現れるたんぱく質。杉山治夫・
大阪大教授（機能診断科学）らのグループはＷＴ１の特定の断片（ペプチド）が、免疫反応の
目印になることを発見。がん細胞にＷＴ１が見つかった患者であれば、人工的に合成したこの
ペプチドを注射することで、患者の免疫系にがん細胞を攻撃させることができると考えた。

大阪大病院で０１〜０４年に、主に安全性確認の目的で実施した２０人（白血病１０人、
乳がん２人、肺がん８人）では、３人でがん組織が小さくなったり、進行が止まったりしたほか、
９人でがん細胞の指標とされる腫瘍マーカーの値が下がった。

その後、対象のがんを拡大。０４年に始めた脳腫瘍でもがん組織が小さくなったり、進行が
止まったりする例が確認された。白血病の一部で白血球や血小板が減る症状が認められ
たが、それ以外に目立った副作用は確認されていない。

拡大臨床研究には東北から九州までの２０医療機関が参加予定で、大阪大病院、高知
大病院、愛媛大病院、広島赤十字原爆病院、大阪府立母子保健総合医療センターでは
すでに始めている。

2006年05月03日　朝日新聞
http://www.asahi.com/science/news/TKY200605030001.html

2！

↑>>2
これだけ時間があるんだから、内容に添った 書き込みしろよ。
増えている大腸癌もできればなあ、
効くという噂の大腸癌の抗がん剤は、
高くて、一般人は使えないからねぇ。
(まだ、保険きかないよね？)

＞安全性確認の目的
ものは言い様だな。
これは治療目的ではなく毒性の確認という意味。
どのくらい投与したら患者が死ぬかを調べるのだ

患者さんは、危険を承知で、受けるわけですか？

今使われている（あるいは没になった）抗ガン剤やあらゆる医薬品はすべて
その「毒性の確認」を経てきたわけだが。

>>5
そのまま死ぬか、もしかしたらに賭けるか

まあ毒性の無い物は、薬の効きも悪いってことだな

>>4
ガンの治療薬関係で死者が（表向きにでも）出てないのは凄い事だと思うぞ
すでに承認されたイレッサなんかも、１００人単位で死人が出てる訳だし

ワクチンだからそう簡単には死なない

抗体医薬というキーワードは廃れたんですか？

丸山ワクチンと違うの？

>>12
丸山ワクチンはかなり昔から使われているけど、癌を治すくらいの効果は得られない。
抗癌剤もそうです。
今研究されているものは、いずれ癌撲滅につながるかもしれません。

>>13
そりゃー凄いね。
今後も続報を注目ですね。

阪大クオリティーだからなー
HGFの時の宣伝の凄さと「良く効いた」と発表し儲けきった後
2年で「効果認められず」でベンチャーの逃げを打つ所だし・・・
「抗がん」ワクチンなら、5年は「中間発表」で嘘を出しても咎め
られないから時間はたっぷり。

>>15
そりゃー駄目だね。
今後も期待できそうもないですね。

転移患者にとっては数か月で結果がでなければ意味がないから１年くらいで結果がでるのではないかと思います。
今必要なのは転移患者の完治薬。

将来飲み薬だけで全ての癌を治せる薬ができるらしいね
何十年も先の話らしいが

そうか。やっぱり期待できるのかな？どっちやねん！！

まだ治験中ではっきりと治せる抗癌剤はないから、微妙な時代です。
ヘルペスHF10が一番手。

ヘルペスHF10の名大での治験は科学者の研究段階。
今後、アメリカで薬としての治験が開始されるとのこと。
http://www.m-sci.com/solutions/pipeline.htm

WT1ワクチンは、全国20医療機関が治験に参加。
19の医療機関をだますことは難しいのでは？

今晩、筑紫哲也で、IT産業の藤田社長が取り上げられる。
WT1ワクチンの話がでるかも。

ごめん。治験に参加できなかったようです。