米カリフォルニア大学バークリー校は、iTunes/iPodを使った授業配信システムiTunes Uを使い、
同大学の講義を4月25日から一般公開した。「UC Berkeley on iTunes U」からのリンクをたどると、
同大学の授業の一部をポッドキャスト形式で聴くことができる。
公開されている授業は、コンピュータサイエンス、芸術、生物科学、化学、工学、資源、物理科学、
社会科学の8分野。このほかに、「ブッシュ科学:政策決定における科学の利用と悪用」
「ワイヤレスセンサーの商業利用」など13コマの特別講義を無料で聴くことができる。
iTunes Uはスタンフォード大学、ミシガン大学などが活用している。iTunes Uを外部に公開するか、
学内だけに制限するかは大学の方針により異なる。スタンフォード大学は、学生バンド、
オーケストラの音楽をiTunesでダウンロードできるサービスも提供している。
バークリー校は、講義を公開する理由を
「公立大学として、われわれはオープンな伝統を持っている。これはわが校のモットーである
『光あれ』と合致する」(プロダクトマネジャーのオバディア・グリーンバーグ氏)と説明している。
iTunes Uの利用は、AppleのWebページから申請できる。
iTunes UのホスティングサービスはAppleが無料で提供する。
ソース:ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0604/26/news025.html