【宇宙】謎のガス雲、銀河に変身 専修大助教授ら「再現」

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1未来科学へむちょりん記者φ ★
地球から100億光年以上離れた遠い宇宙で紫外線を出して輝いている謎のガス雲は、
爆発した星々が作り上げたもので、やがて楕円(だえん)銀河に成長することを、
専修大の森正夫・助教授らがスーパーコンピューターを使った分析から示した。

このガス雲は水素原子が放つ紫外線で輝いている「ライマンアルファ放射天体」。
宇宙誕生の初期にできたとされる。膨らんだ泡状や繊維状の不規則な構造で、
なぜ紫外線を出すのか謎だった。

森助教授らは寿命が短い多くの星が超新星爆発を起こし、吹き飛んだガス雲が衝突、
合体したものと仮定。海洋研究開発機構のスーパーコンピューター「地球シミュレータ」で、
約30億年間のガス雲の変化を解析した。

その結果、実際に観測されている天体とよく似たガス雲の生成や、
衝撃に伴う紫外線の発生などを再現することに成功した。
さらに拡散したガス雲の中では星が生まれ続け、楕円銀河に成長することもわかった。


ソース 2006年03月31日
http://www.asahi.com/science/news/TKY200603290503.html
すばる望遠鏡で観測された「ライマンアルファ放射天体」(左)と、シミュレーションで再現したもの
http://www.asahi.com/science/news/image/TKY200603290509.jpg

2名無しのひみつ:2006/03/31(金) 15:30:12 ID:LpUBPxWY

これはダークマターの一種?
3名無しのひみつ:2006/03/31(金) 15:31:28 ID:3PCQfRy6
この謎のガス雲俺んだから。
4名無しのひみつ:2006/03/31(金) 15:36:54 ID:d/LEaYS2
ガスかぁ  屁だったら最悪
5名無しのひみつ:2006/03/31(金) 15:43:49 ID:o39KlBRK
>拡散したガス雲の中では星が生まれ続け、楕円銀河に成長する・・
渦状銀河は? 謎だな。
6名無しのひみつ:2006/03/31(金) 16:21:05 ID:3D4xdKck
昨日やたら銀河が出そうになって授業中困った。すかし銀河じゃ追いつか
なくてトイレへと授業残り5分で退席。徹夜明けはこれだから困る。
7名無しのひみつ:2006/03/31(金) 16:26:12 ID:TzHAGYgf
へー専大でもまともにがんばってる教授は居るんだなー
8名無しのひみつ:2006/03/31(金) 16:31:12 ID:5TW48aXe
>>2
9名無しのひみつ:2006/03/31(金) 17:17:58 ID:Y0x9G1Bd
>>5

>渦状銀河は? 謎だな。

渦状銀河は、周囲を公転する随伴銀河の重力の影響によって、ああいう形になるのだね。
地球シュミレーターは、ガス天体自体の進化だけ考えて、周囲の銀河の影響までは、計算していなかったのでは。
10名無しのひみつ:2006/03/32(土) 01:05:40 ID:V7sOHHyu
グレて今まで見たこともない形に成長して欲しいものであります。
11名無しのひみつ:2006/03/32(土) 01:14:34 ID:Bm5jiIOo
>>9
”周囲の銀河の影響までは、計算していなかったのでは。”って
この時代 今より密度高かったんだから それはあれでこれで

(;´ω`)/先生!・・・
12名無しのひみつ:2006/03/32(土) 02:15:04 ID:OMmai8uf
【2ちゃん】(*‘ω‘*)ちんぽっぽ(><;)わからないんです!【絵本バカ売れ、愛子さまも愛読】
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/editorial/1142731497/l50
13pureφ ★:2006/04/02(日) 02:24:19 ID:???
Cover Story : 銀河の旅路:銀河形成の高分解能モデル

銀河は、ガスと星の塊が次々に集まって形成され、超新星爆発によって重元素の増加が繰り
返し起こることにより進化すると考えられている。遠方にあって高い赤方偏移を示し、130億年
前の状態がみられている不規則銀河と、現在の銀河との関係は明らかではない。しかし今回、
超高分解能の数値シミュレーションで、初期の不規則銀河の形成と楕円銀河への進化をモデ
ル化することに成功した。このモデルでは、10億年後にはこの銀河が「ライマンブレイク」銀河
に似るようになり、重元素の存在比が既に太陽のものと同程度になっていることが示されている。
そして、100億年にわたって無衝突過程が続いた後に楕円銀河へと進化する。表紙は銀河進
化の初期段階で、形成後3億年後の姿である。ほぼこの時期に、たび重なる超新星爆発が
星形成を誘発し、ガスの一部が宇宙空間に放出される。

Nature Highlight March 30, 2006
http://www.natureasia.com/japan/nature/updates/index.php?id=1292&issue=7084

宇宙:原始の不規則銀河から現在の楕円銀河への進化
Masao Mori and Masayuki Umemura
Nature 440, 644-647 (30 March 2006) | doi:10.1038/nature04553
http://www.nature.com/nature/journal/v440/n7084/abs/nature04553.html
14名無しのひみつ:2006/04/14(金) 15:27:21 ID:Aa5vrSV/
へー
15名無しのひみつ:2006/04/16(日) 00:15:09 ID:Pg3z65Mp
>>9
渦巻銀河の渦巻は伴銀河の有無とは全く関係ない

ガス雲時代の角運動量とか星形成率の大小とかの初期条件の違いで
楕円銀河になるか渦巻銀河になるかが決まる

あと、銀河団の中心部は楕円銀河が多いので、銀河同士が衝突・合体
してガス成分を失って大きな楕円銀河になる、という後天的進化も
あるだろう、と思われている
16名無しのひみつ:2006/04/16(日) 00:36:17 ID:QGe59UJi
>>15
でも、渦パターンを維持するには伴銀河か何かを使って
銀河を揺らしてあげる必要があるんじゃないの?

磁場とか、密度波以外の機構なら違うのかも知れんが。
17名無しのひみつ