長野県林業総合センター(塩尻市)が、松くい虫被害に強いアカマツの研究に取り組んでいる。
西日本など被害が深刻な地域で病原虫に抵抗性のある木の存在が知られていることから、
県内産アカマツから同様の木を見つけて増やす計画だ。現在は、病原虫を運ぶ虫の駆除か、
被害木の伐採で防除しているが、同センターは「対症療法ではない根本的な対策」を確立したい考えだ。
抵抗性のある木の研究は1970年代、松くい虫被害を受けてほぼ全滅した松林に、枯れないで
残る木があることに注目した西日本の自治体などが始めた。なぜ抵抗性があるのかは
判明していないが、枯れなかった木の種子から育てた苗木の多くに抵抗性があることが
確認されている。西日本では、90年代半ばに抵抗性のある木の苗木が市販された。
ただ、西日本の苗木を県内に持ち込むことは、両地域の気候の差などを理由に林業種苗法で
禁止されている。このため、同センターは2004年度に県内産アカマツで抵抗性の研究に着手。
初年度は、2年生のアカマツの苗木130本に、病原虫のマツノザイセンチュウ約1万匹が入った
液体を注入したところ、5本が枯れずに残った。
2年目の本年度は、初年度に購入した生産者の180本と、別の生産者2人の90本ずつの
計360本で調査。ハウス内を高温にするなど栽培条件を厳しくして、同量の線虫を注入した結果、
枯れなかった木が2本あった。
ただ、初年度に枯れなかった5本に2年目も線虫を注入したところ、すべて枯れた。同センター
育林部の小山泰弘研究員(38)は「県内産アカマツにも松くい虫に強い木が存在する可能性がある」
としながらも、栽培環境の差など多面的に研究を進める必要があるとする。
来年度は苗を県内全域の生産者から購入し、抵抗性の有無と地域性の関係も調べる。苗の特定後も
市販化まで10−15年はかかる見通しで、小山さんは「農薬を使わない防除法への期待は大きい。
息の長い取り組みだが、ぜひ結果を出したい」と話している。
http://www.shinmai.co.jp/news/20060301/KT060220FUI090011000022.htm 世界の豚田が通りますよ
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