【宇宙】X線天文衛星「すざく」、液体ヘリウム喪失の原因は設計ミス
5 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 20:17:19 ID:BPcNqWtd
しかし、何で日本の宇宙関係の事業はことごとく失敗し続けているんだ?
そんなに無能集団なの?
6 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 20:17:55 ID:YIyACuXY
排気ガスで姿勢が崩れないようにって配慮だったんじゃね?
7 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 20:20:12 ID:CraoENAA
日本の宇宙事業はショボイな。頭悪いやつしかおらんのだろうな。
8 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 20:20:24 ID:C182mAl8
ヒント:失敗した
答え :予算不足
責任 ;次頑張る
以上
9 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 20:20:47 ID:aSjpzK1p
よく原因がわかったもんだ。
俺は機器の破損か故障だと思っていたぞ。
10 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 20:20:47 ID:vK2kgZTK
ヒント 合理化
11 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 20:21:51 ID:vK2kgZTK
合理的に検査回数を減らし、設計人員を減らし、開発時間も減らす。
じつに合理的だ。
12 :
名無しさん@恐縮です:2006/01/25(水) 20:25:35 ID:GKoXHg/y
H2A8号機打ち上げ成功。
13 :
タツオイトウ:2006/01/25(水) 20:36:53 ID:wHTqteKn
要するに液体ヘリウムを飲んだらゲップが出る
14 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 20:44:25 ID:vK2kgZTK
信用しろ。次回は100%成功するはずだ。(管理部)
開発担当者:次回ですか?
開発担当者:成功率は1%ぐらいじゃないでしょうか?
15 :
タツオイトウ:2006/01/25(水) 20:46:08 ID:wHTqteKn
オレの処女喪失は中2だった。。。
16 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 20:46:35 ID:r4cXWLdf
アリエナーーイ
その辺の3流設計者に任せたほうがもっとマシなのが出来そうだ
17 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 20:52:53 ID:83yJYKxZ
衛星の設計の下請けも引き受けます
実績は陸自のミサイルで実証済。ご連絡お待ちしてます
by 総連傘下企業
18 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 20:54:17 ID:rtVOL4gG
19 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 21:09:38 ID:I023z/NN
>>5 トップに無茶が好きな人がいる。
地道に技術を積み上げるのは民間の仕事で
国は多少無茶なチャレンジで一気に飛躍させるのがつとめ、とか言ってる。
実績ゼロで高コストの技術をポンと投入できるのは国しかないし
当たればでかいのだが、はっきり言って単なる博打。
20 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 21:12:00 ID:I1UdZy1V
JAXAから大切なお知らせとお願いです。
JAXAが開発した旧型のX線天文衛星を探しています。
内部に冷却ガスの排気弁があるタイプで、製品の引き取りや、点検修理を行っています。
未点検のままご使用になりますと、液体ヘリウムガスが内部に漏れ出し、万一の場合
ガスが蒸発する恐れがあります。
この製品をお持ちのお客様では、直ちに使用を中止していただきご連絡願います。
何卒、ご理解とご協力をお願いいたします。
皆様には多大なるご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。
21 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 21:13:36 ID:X8UHmj7O
>冷却ガスの排気弁を衛星内部に付けたため
その方法でいいんだ、と強硬に説いたヤツがいるんじゃないか?
22 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 21:37:15 ID:oQaUaQSI
なんでも「設計ミス」って事にするのね。
てか、当時は「デュワー壁の中にヘリウムが入ったのが原因」って言ってなかったっけ?
23 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 21:37:19 ID:dYBcnL2H
一通り報告書読んだけど、単なる設計ミスでは片づけられない問題な気がする
24 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 21:52:35 ID:YR9xWMGw
まぁ、実物のテストが出来ない装置の設計ってのは難しいわな…
この経験が次に生かせばそれで良いよ。
25 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 21:54:28 ID:dYBcnL2H
ようやく意味が分かった
衛星内部にヘリウム排気弁を設けたため、蒸発したヘリウムが衛星の筐体内に残留してしまった
真空断熱容器排気弁を開けた途端、残留したヘリウムが弁を通って真空断熱容器に
入り込んでしまったと言うわけだな
26 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 21:57:03 ID:dYBcnL2H
報告書から転載
日米の製作分担
サブシステム内にインタフェースを設けて日米分担で開発。
日本側:ネオンタンクより外側
米国側:ネオンタンク-ヘリウムタンクインターフェース部より内側(=主にヘリウムタンク)
ASTRO-E開発初期(1994-96年)の段階の検討
ネオン寿命→ヘリウム圧力<10-6 torr [日米XRSチーム]
ヘリウム寿命→ヘリウム圧力<10-9 torr [米国XRS極低温担当者]
の必要性認識。
しかし、米国側担当のヘリウム寿命からの要求が日本側に伝達されず、日本側もその重要性に気付いていない。
衛星設計の初期であり、設計要求設定が時期尚早という判断がNASA側にあった可能性がある。
NASA側のインタフェース担当者が途中で極低温の専門家から電気の専門家にかわり、
真空度に対する要求の重要性認識が継続され
なかった。
ヘリウム寿命からの要求は日米間のインタフェース管理文書(ICD)に明文化されず、設計に反映されていない。
ネオン寿命からの要求値もXRSと衛星間のICDに明文化されなかったため、後のチェック項目から漏れている。
27 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 21:58:56 ID:dYBcnL2H
個人的な疑問としてはなぜIRTSの設計がすざくにフィードバックされなかったんだろ
ASTRO-Fとすざくの違い
ヘリウムガスを宇宙に直接排気
1995年に打ち上げられたSFU衛星搭載の赤外線望遠鏡IRTSで実績のある構造
ASTRO-Fではすざくと同じ問題は発生しない。
28 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 22:07:59 ID:tXjtA6gu
こんなんテストすればすぐわかりそうなのに・・・・予算ないのね?
29 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 22:16:47 ID:r80FtrTk
NASAがちゃんとしたことをしているなんて考えてたら, まず壊れる. JAXA側で
も確かめるべきだった.
30 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 22:19:34 ID:dYBcnL2H
報告書から抜き書きしてみる
>>28 軌道上でのヘリウム排気を模擬できるような排気量の大きなポンプは世界中に存在せず、
end-to-end試験を行なうことは技術的に不可能。
ヘリウム排気環境の重要性に対する認識がなかったため、end-to-end試験に代わる対処策は
講じられていない。
>>29 スペースでの極低温技術は極めて高度なものであるが、ASTRO-E開始の時点で
日本側に十分な経験を持った専門家が育っていなかった。
NASAの極低温技術に経験の深いエンジニアの支援の下、XRSを設計。
しかし、米国側は衛星システムとのインタフェースには関与しなかった。
31 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 22:24:34 ID:Ld2KWuKB
かぜのなかのぉ〜すぅ〜ざ〜くぅ〜♪
32 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 22:50:37 ID:CiVw00g5
やはり、彼のクオリティなのか
33 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 23:11:21 ID:0aZf0y/D
高くついたが貴重な教訓だ。宇宙開発は失敗無しには前進しない。
34 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 23:39:08 ID:OudatEHe
同じ失敗はしないが、違う失敗で打ち上げ損なうに500ウォン
35 :
名無しのひみつ:2006/01/25(水) 23:57:37 ID:oSUZ4JNE
日本人て実際に試すことができないようなことは苦手なのかな?
今までは何度も実験を繰り返して、失敗を洗い出していくっていうやり方で技術を磨いてきた気がする。
だから、こうゆう未知の環境で動かすような機械は難しいかも
36 :
名無しのひみつ:2006/01/26(木) 00:39:09 ID:bIk9IgOg
>35
だから、今回失敗を洗い出したじゃないか。
37 :
名無しのひみつ:2006/01/26(木) 02:40:20 ID:mpJwO1Ry
試験衛星バンバン打ち上げられる環境がありゃいいんだけどな
冷却機能だけに特化した奴とか
38 :
名無しのひみつ:2006/01/26(木) 12:22:45 ID:YWgvdk+n
すざく。
字が小さく遠くで読んだら、「ずさん」とよんでしまった。
失敗するわけだ。
39 :
名無しのひみつ:2006/01/26(木) 12:28:23 ID:XOJzPMac
ま、中国風の名前つけたあたりから、嫌な予感がしてたんだ。
アフォが作って、アフォが名前をつけたら、そりゃ失敗するよ。
このての組織には、アカ野郎がいるんじゃなかろーか
40 :
名無しのひみつ:2006/01/26(木) 12:55:34 ID:Xa234WDR
ハッブルだって最初はダメだったんだろ。
時期を置いて補正か修理したから今の成果があるんだろう。
すざくは構造に問題あるようだからどう直せるか知らんが。
直せるなら全くの無駄じゃない。直せるなら・・・
41 :
名無しのひみつ:2006/01/26(木) 13:11:31 ID:tyM5xild
>>40 直すぐらいなら打ち上げ直したほうが早い。
ただ、ほかの観測装置は十分な性能を発揮しているから、そこまですることもなかろう。
この失敗を次に生かせばいい。
42 :
名無しのひみつ:2006/01/26(木) 18:03:44 ID:411xq8st
取得したデータには満足しています。
次は失敗しません。
ご期待ください
43 :
名無しのひみつ:2006/01/26(木) 18:53:11 ID:a6wTyDn+
この観測機器、冷却を維持するためケブラーの糸で衛星内部に
フローティングした状態で固定しているらしい。
それも糸の太さまでなるべく細くて切れないものを選択する念の入れようだ。
それほどシビアな装置なのだからヘリウムの排出ホースを
べろんとつなぐのは躊躇われたのだろう。
44 :
名無しのひみつ:2006/01/26(木) 19:05:54 ID:2OXwZZfi
これが原因ってウソだろ
45 :
名無しのひみつ:2006/01/26(木) 19:39:18 ID:lPJbsVHt
>>40 まぁ、3つある装置の1つが使用不能になっただけだからな。(それが目玉装置だけど)
みどり/みどりII みたいに太陽電池がぶっ飛んで衛星損失にならないだけマシだよ。
もう次のX線天文衛星の企画書が提出されており、今年予算が付けば、2012年頃の打ち上げだよ。
まぁ、今年いきなり予算が付くとは思えないんで、2015年頃の打ち上げじゃないか。
46 :
名無しのひみつ:2006/01/26(木) 19:57:51 ID:lPJbsVHt
確か次のX線天文衛星では、液体ヘリウムを使わずに、
冷凍機だけの4段構成で、今回以上の超低温を目指すタイプだと思った。
まぁ、どの冷凍機が壊れてもそれまでだが。
47 :
名無しのひみつ:2006/01/26(木) 20:48:11 ID:Xa234WDR
へー。次はまた違う設計なんだ。
今回の失敗が活かせるならそれでいいんだけどね。
新しいもの=新しい失敗だし。
マイナス思考が続いて非常に読み苦しいが、次の打ち上げでは
血税で冷凍庫を打ち上げた宇宙機構なんてならないことを祈る・・・
48 :
名無しのひみつ:2006/01/26(木) 22:59:47 ID:lPJbsVHt
>>47 今回のXRSはアメリカ製の測定器をAstro-EIIに積んだものだからね。
ISASの科学衛星は予算と打ち上げ能力が厳しいから、衛星に冷凍機を積んで
観測能力を上げる方向に突っ走っている。すざく以降の天文衛星は
ほとんど冷凍機を積むみたいだよ。
すざく
Astro-F (赤外天文衛星)
Plnet-C (金星探査機)
VSOP-2 (将来計画 電波天文衛星) ※ここから下はまだ未承認
NEXT (将来計画 X線天文衛星)
SPICA (将来計画 赤外天文衛星)
他にもあるかもしれん。
49 :
名無しのひみつ:2006/01/26(木) 23:06:56 ID:tyM5xild
>>48 すざくのXRSをアメリカ製と言い切ってしまうのはISASに気の毒だと思う。
50 :
名無しのひみつ:2006/01/26(木) 23:55:14 ID:tpUdb5Bw
>>45 すざくが10年持つとも思えんのでもっと早くあげて欲しいもんだな
51 :
名無しのひみつ:2006/01/27(金) 02:06:51 ID:YhoiC6Wd
52 :
名無しのひみつ:2006/01/28(土) 09:27:19 ID:UzfP1oNj
「すざく」と「ずさん」ってちょっとだけ似てる。
53 :
名無しのひみつ:2006/01/28(土) 10:58:26 ID:V5HAgEhy
ASTRO-Fは全然低温じゃない。
54 :
名無しのひみつ:
舞い上がれ すざく ミラクル ラー