【遺伝子】母性遺伝の仕組みを解明 ミトコンドリアのDNA (01/24/2006)

このエントリーをはてなブックマークに追加
1( ´`ω´) φ ★

■母性遺伝の仕組みを解明 ミトコンドリアのDNA (01/24/2006)

 細胞が必要とするエネルギーをつくり、生命にとって重要な細胞内の小器官であるミトコンドリアのDNAが、
母方からのみ遺伝するのは、受精直後に精子のミトコンドリアが分解され消えてしまうためであることを、
米コーネル大の西村芳樹研究員と東京大のグループがメダカの細胞で突き止めた。
23日付の米科学アカデミー紀要に発表した。

 これまで、ミトコンドリアDNAが母性遺伝するのは、卵子に比べて小さい精子はミトコンドリアも少ししか持たないため
などの理由が考えられてきたが、よく分かっていなかった。

 グループは「精子のミトコンドリアDNAはストレスにさらされダメージを受けていることが多いと考えられ、
子供に悪い遺伝子を伝えないために破壊されるのではないか」と推測している。

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060124&j=0047&k=200601249493 (引用元配信記事)

北海道新聞社
http://www.hokkaido-np.co.jp/ (01/24/2006) 配信

Proceedings of the National Academy of Sciences
http://www.pnas.org/

Abstract
Published online before print January 23, 2006
Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 10.1073/pnas.0506911103
『Active digestion of sperm mitochondrial DNA in single living sperm revealed by optical tweezers 』
Yoshiki Nishimura *, Tomoya Yoshinari, Kiyoshi Naruse, Takeshi Yamada, Kazuyoshi Sumi, Hiroshi Mitani ,
Tetsuya Higashiyama, and Tsuneyoshi Kuroiwa
http://www.pnas.org/cgi/content/abstract/0506911103v1?maxtoshow=&HITS=10&hits=10&RESULTFORMAT=&fulltext=nishimura&searchid=1138077258538_10800&FIRSTINDEX=0&journalcode=pnas

2名無しのひみつ:2006/01/24(火) 13:57:55 ID:95ZygBu5
受精直後だったんだ。へー。
3名無しのひみつ:2006/01/24(火) 13:58:45 ID:yMuWwWRM
オレはひそかにそうだろうと思ってたよ
4名無しのひみつ:2006/01/24(火) 14:11:20 ID:BL2DRVif
漏れも精子の時に気付いたよ
5名無しのひみつ:2006/01/24(火) 14:28:49 ID:zQ8rcnvb
つまり「核の遺伝子さえ貰えればお前なんかに用は無いんだよ」と消されるわけだ。
父親の悲哀を感じるな。
6名無しのひみつ:2006/01/24(火) 14:36:27 ID:PM2pXd4D
本当にありがとうございました。
7名無しのひみつ:2006/01/24(火) 14:39:46 ID:95ZygBu5
大好きなお母さんのmtDNAをもらえる私は、きっと特別な存在だと思いました。
今では私がお母さん。娘にあげるのはもちろんmtDNA。
なぜなら彼女もまた特別な存在だからです。
8名無しのひみつ:2006/01/24(火) 14:47:33 ID:XRcy7I44
似たようなニュースを最近見たような気がするのだが記憶が定かでない。

ところでスレタイに日付があるのはありがたいのだが、
MM/DD/YYYYという形は妥当なんだろうか。
9名無しのひみつ:2006/01/24(火) 14:53:41 ID:95ZygBu5
>>8
そういう表記もある。
英式と米式で違うんだっけ?そこまでkwskはしらんけど
10名無しのひみつ:2006/01/24(火) 15:03:36 ID:mJqy4QwI
そんなこったから

娘とは洗濯物を別にされるわけだ。

別に俺自身のせいというわけでも無さそうだな。

さぁ、仕事探しに行こっと。
11名無しのひみつ:2006/01/24(火) 16:23:03 ID:ueSajPFG
平たく言えば母親の作ったドリアのほうがおいしいってことでしょ?
12名無しのひみつ:2006/01/24(火) 18:17:32 ID:PuVVM0P8
>>8
欧州 DD/MM/YYYY
米国 MM/DD/YYYY

ところでPNAS、ダウンロード有料になったのか?
13名無しのひみつ:2006/01/24(火) 18:21:37 ID:e0bTXB5h
男は運ぶためだけに生まれてきたのか・・
14名無しのひみつ:2006/01/25(水) 00:35:53 ID:8i0giQrK
>13
運ぶことに専念した男が生き残ったのだ
15名無しのひみつ:2006/01/25(水) 08:48:01 ID:MrwYLHgH
そういう仕組みになった、というよりも、そういう仕組みを持つ人類が生き残った
っていう話じゃないのかな。微妙にスレ違いだけども。

16名無しのひみつ:2006/01/26(木) 02:19:19 ID:Zf3mT8YG
ミトコンドリアって人間以外の生物も持ってなかったっけ?
17名無しのひみつ:2006/01/26(木) 18:07:30 ID:rmrIiGTu
女系天皇制の方が生物的には妥当って事かいな
社会的には男系天皇制じゃないと国が滅びると思うが
18名無しのひみつ:2006/01/26(木) 20:40:06 ID:VHlSeESd
ミトコンドリアかあちゃんがこの特性(父の遺伝子だけを採用する)を持ち、
その覇権があまりにも大きかったのでその後の人類史を決定したのですね。

で、ミトコンドリアがここから人類と共生した最初の微生物というのは本当か?
19名無しのひみつ:2006/01/26(木) 20:55:38 ID:ca4c2XDu
なんでミトコンドリアと聞くと電波飛ばす奴がいるんだ?
20名無しのひみつ:2006/01/26(木) 21:48:21 ID:Pin1FLDY
これはフェミファシズムの陰謀である!
21名無しのひみつ:2006/01/26(木) 22:00:13 ID:Gnn/OlD/
フェミとか言い出す電波もわくしな。
22名無しのひみつ:2006/01/26(木) 22:05:18 ID:OIsgrkla
アスリートは母方の方が重要なのか
父親が優秀なアスリートでも・・・
23名無しのひみつ:2006/03/09(木) 05:44:05 ID:sZHStuiE
すまそ、まだ誰かここ読んでるんだったら、専門外でしかも論文原著をたどれない漏れに、

1. どのような仕掛けで精子側のミトコンドリアが分解されてるのか。
2. もし、1. が、卵子側ミトコンドリア DNA (もしくは元来のヒト DNA) において、
受精した直後に発現して精子側ミトコンドリア分解蛋白を合成する仕掛けであるなら、
その分解蛋白は、なんらかの仕組みで精子側と卵子側のミトコンドリアを
見分けていることになると思うのだけど、門外漢の質問で申し訳ないのだが、
そもそもミトコンドリアそのものの外膜に、性差があるってことなの?

なんで外膜って言っているかと言うと、もし分解の仕掛けが、精子側の
ミトコンドリア DNA に対する攻撃であった場合、同じミトコンドリア
DNA を持つ精子と卵子において、精子側のみが分解されることに説明が
つかないから。(あ、ヒト DNA 上において、ミトコンドリア生成用コード
の発現位置が雄雌で違えば、区別ができるのか?)

を、教えてください _o_
24名無しのひみつ:2006/03/11(土) 07:34:48 ID:KzecYe/f
>携帯電話の普及によりその発射する電波が人体に悪影響を与えるという報告が各国で相次いでいる。
>特にスエーデンノ王立生科学研究所は携帯電話の電波が眼球に異常を起こさせることを始めて科学
>的に証明してみせた。
>これを機にスエーデンでは2010年までに携帯電話の出力を今の1/20ー1/50にしようと
>いう法律ができた。 この研究結果はEUによっても承認されヨーロッパではNOKIAが既に第
>三世代の携帯電話システムを開発している。
>高圧電線から発射される電磁波についても人体への影響が懸念されている。
>携帯電話のような波長の短い電磁波と中波ラジオのような波長の長い電磁波は人体への影響において
>も異なっている。 統計で見てみれば変電所、送信所に従事する人ならびにその周辺に居住する人に
>おいての出産統計では女性対男性が3:1から11:1となっている。 さらに問題にされるべきは
>その地域での奇形児の多さである。 これは染色体に何らかのエネルギーが作用してその遺伝子に異
>常を起こさせたものではないかという推測がある。だた、未だにその因果関係は正しく証明されてい
>ない。 統計学上で見ればなんらかの影響があることは想像できる。
>このように、電磁波というものはそれが目視できないことやその影響が生理学、物理学上での証明が
>難しく確立した答えは出ていない。また、経済上の観点からこれを証明することが国家にてって有益
>とは言えないという判断から真正面から取り組む環境には無いようだ。
>市民運動もいくつか起こされているがいかんせん科学的根拠に乏しいというところがその障害になっ
>ている。 さて、我々市民がこの電磁波の影響をできるだけ受けない環境を求めていくことは当然の
>権利でありそれを強く求めていきたい。我々は職場と自宅が最も生活時間の長い場所である。特に自
>宅は生活時間の約2/3を占める場所である。 この場所においてその電磁波の影響をできるだけ少
>なくしていくことに努力を惜しんではいけない。
25名無しのひみつ:2006/03/11(土) 07:35:28 ID:KzecYe/f
>最近は住宅地にも携帯電話の中継装置が林立しその影響が問題になっている。我々もこの設置につい
>ては周囲に影響が及ぼさないようにすべきとの主張を続け最近は中継設備の発射電力を下げるという
>合意が成立した。
>さて、最近気がついたのが住宅地において巨大なアンテナを設置しているアマチュア無線局の存在だ。
>アマチュア無線とは個人が行う無線通信のことで、調べてみたら意外な事実が浮かびだされてきた。
>アマチュア無線には国家資格が必要で資格の範囲で運用が許可されている。 この件について某新聞
>社の社会部にお邪魔してその実態を伺った。 日本には約100万局という膨大な数のアマチュア無線
>が存在しその最高出力は1000Wだという。 さらに高性能アンテナを使うことによりその数千倍に
>までエネルギーを一方向に集中させて放射させるがあるそうだ。 今までもアマチュア無線による市
>民に対する影響はあったようで、TVやラジオから音声が聞こえてきたり雑音が混入するものだ。 
>これはアマチュア無線が発射する電波がTVやラジオに直接飛び込んでくることで勿論法律に違反
>する行為だそうだ。
>先ほども述べたが我々の生活時間の2/3が自宅で営まれているのだからこのよう放送局に匹敵する
>巨大なエネルギーを放射するようなアマチュア無線が住宅地で行われていることが市民にとって何ら
>かの影響を受けると理解して当然だろう。
>さて、所管するのは総務省ということであり、当方としてもこのような安全が確立されていない電磁
>波それも信じられないような電力を扱う無線局が住宅地に規制無く存在することについて正式に何ら
>かの規制をするように求める方針を決めることにした。そして近く科学的、社会的見地からの検討を
>始めることとした。住宅地からの電磁波の追放は市民の願いでありきっと行政も何らかの対応をして
>くれることだろう。
26名無しのひみつ:2006/03/12(日) 11:12:18 ID:KXCZ5E7r
これって男女機会均等法違反じゃねえ?
27名無しのひみつ:2006/03/15(水) 03:54:43 ID:swWUEXRg
これって、次世代に受け継ぐミトコンドリアが、オス由来とか、
メス由来とか実は関係なくて、単に卵子に含まれているミトコンドリアの量と、
精子に含まれているミトコンドリアの量との差が、圧倒的に違うって事から生じる結果じゃないのかなぁ。

ミトコンドリアは大昔に、今のほとんどの動植物の祖先が単細胞生物の頃に共生することになって、
宿主の核にあるDNAとは別個の遺伝情報を持っているじゃない。

卵子にあるミトコンドリアにとって、卵子に飛び込んでくる精子のDNAは、
あくまでも宿主の一部なので、攻撃対象ではない。
でも、その精子の中にある精子側のミトコンドリアは、「他者」になるわけじゃん。
だから攻撃して無くすんだよ。
卵子側のミトコンドリアが勝利するのは、単に数が多いからって事じゃないのかな。

28名無しのひみつ:2006/03/15(水) 08:58:34 ID:xAye+BT9
>>27
なるほどぉ・・・そう言う考え方もあるね。
29名無しのひみつ:2006/03/19(日) 14:54:24 ID:OJ0X354t
男系天皇は、科学的にどうかなんて話は不要だべ。
伝統だから。
続けることに意義があるから、男系を維持させるのだ。
30名無しのひみつ:2006/04/18(火) 11:41:20 ID:9e6Yj7cr
>>27
卵子に免疫機能が見つかったら大発見
31名無しのひみつ:2006/04/18(火) 21:08:06 ID:be+vkvts
>>29
それがそうでもないのよ。
最初に断っておくけど自分は男尊女卑思想では無いです。

ちょっと脱線しますが…
男系で科学的に意味を持つのは父親からしか引き継がれない"Y染色体"。
X染色体は両親から受け継ぐ際に遺伝子の交換が行われてどんどん薄まっていくんだけど、
Y染色体はこの遺伝子の交換が行われない。
つまり(欠損や転写ミス以外は)まんま引き継ぐことになる。
これって、生物学的に無視できないんじゃない?

Y染色体は「ゴミ捨て場」とも「宝の山」とも言われるけど未解明な部分も多いのだから、
「性別を決定する以外に役割は無い」と証明されるまでは、維持できる限りは男系を維持した方がいいのでは?
と思ったりする。

32名無しのひみつ:2006/04/18(火) 23:44:05 ID:BHe+knpP
遺伝情報によって、どのように発現形が変わったり、生体へ影響しているのかを調べることと、
出来上がった個体がどのような考え方をして、社会的な仕組みを作るかということとの間には大きな違いがあるよ。

遺伝学者は、普通後者のことまで感知はしない。
遺伝情報により、ものの考え方に何かしらの傾向があるということがありえるでしょうか。
あるかもしれないし、無いかもしれない。
有ったとしても、その後の環境なり教育で変わる程度のことか、変わることの無いものか。
でも、そんなところまで手を伸ばしている人はまだいないんじゃないかな。

やっと遺伝子の地図が出来上がった段階で、遺伝子情報はあまりにも膨大です。

社会的に神聖と思われている背景を遺伝情報に求めたとしても、ブラックボックスからいったい何が出てくるか・・・
その方向では特に何もなさそうな気がします。


33名無しのひみつ:2006/04/20(木) 01:40:01 ID:+qfCEu4+
>>7
うまい。
34名無しのひみつ