1 :
◆KzI.AmWAVE @Hφ=Eφ ★:
葉や茎の伸長などに関与している植物ホルモンの働きを抑えてイネの葉を直立させ、
密集状態で栽培すると、通常の植え方をした場合に比べて収量を約3割増やせるとの
研究結果を坂本知昭・東京大助手らのチームがまとめ、19日付の米科学誌ネイチャー
バイオテクノロジー(電子版)に発表した。
植物は、葉が広がっていると上部の葉に遮られて下部の葉が十分に光を受けられな
いが、葉が直立すれば下部まで光が届き光合成ができる。葉が直立したイネは密集して
植えることができるため、収量アップにつながるという。
この植物ホルモンは「ブラシノステロイド」と呼ばれ、イネでは葉の角度を制御している。
チームはイネの品種「日本晴」で、葉が直立して草丈が通常より少し低いが、米粒が
小さくなるなどの異常がない個体について、こうした変異が起きる原因を解析。このホル
モンを作る酵素のうちの1つが機能していないことを突き止めた。〔共同〕
引用元
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20051219AT3K1800B18122005.html Erect leaves caused by brassinosteroid deficiency increase biomass production and grain yield in rice
Published online: 20 December 2005; | doi:10.1038/nbt1173
http://www.nature.com/nbt/journal/vaop/ncurrent/abs/nbt1173.html
2 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 00:35:24 ID:a12ev5me
パクられないようにしろよ。
3 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 00:41:46 ID:lyDCpWl/
何気に凄い。これでコストUPで自給率も上がるかも
4 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 00:43:41 ID:1jDOYQS+
密集状態で風通しが悪いとハエ天国
5 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 00:49:29 ID:lUToWa6T
本物のミステリーサークルでは収量が増える話を思い出した
6 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 00:59:44 ID:8qF88TRs
漏れのティムポも直立しますか?
7 :
(,,゚д゚)さん 頭スカスカ:2005/12/24(土) 01:47:13 ID:HrEFeGDn
植物の多くが、必要以上に葉を広げて、自分の下に日光を回さない
ようにして、他の草や木を邪魔しようとする成長のしかたをするが
光合成だけ考えると余計なエネルギーを使ってるのね
8 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 01:50:19 ID:iK38Rntj
>3
米の自給率をいまさら上げてなんになるんだ。
9 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 02:23:10 ID:/NdkL32M
鎖国しても大丈夫だお
10 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 02:31:09 ID:l9PF/Z5h
他の穀物でも収量アップにならんのかな。
しかし革命的な技術だな。
11 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 04:56:19 ID:1S7wV2ZX
>葉が広がっていると上部の葉に遮られて下部の葉が十分に光を受けられな
>いが、葉が直立すれば下部まで光が届き光合成ができる。
質問。上部の葉に遮られた分は上の葉が光合成するんじゃないの?
12 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 05:19:17 ID:d5biETuQ
米は余ってるしほかの作物にしたって収穫量アップしても採れすぎたら
トラクターでひき潰すだけだし
農業の形態を変えない限り国内においては使えないのでは
13 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 05:31:40 ID:iK38Rntj
まあ、アフリカとかで使えばいいだろ。
14 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 06:01:50 ID:S7JD+v1L
稲の上を歩くには何割増が必要でつか?
15 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 09:54:10 ID:qGP6Ezco
>>11 下の葉っぱをつくるエネルギーと生体資源が無駄になります。
16 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 09:57:12 ID:B9QSp/Fl
赤いですか?
17 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 12:01:15 ID:swgL/C3V
今まで発表されたこの手の研究結果で得られる効果を単純に足していったら、
米の収穫率10倍くらいになってそうだな。
18 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 12:44:18 ID:QRAtM69m
これで大躍進政策も主体農法も完成するという訳か。
19 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 13:34:48 ID:BYdpd25y
20 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 13:42:05 ID:3zLWEU95
米だけもりもり食って、一億総脚気に
21 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 13:57:03 ID:q9Qn++WU
なんか北朝鮮であった主体農法とかいうのを思いだした。
第一代目の金さんが、
「作物を離して植えるのではなく、隙間までビッシリ詰めて植えれば生産量が3倍になる!!」
と言って、国内でその農法に邁進した結果、
→作物がそだたない→畑全滅→大飢餓→あぼーん
22 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 14:08:56 ID:hw3pIdq2
思想と科学の融合・・・
さすが神秘の国、北朝鮮
23 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 14:25:59 ID:qGP6Ezco
農業に無知な偉い人の言葉をそのまま実行→大墓穴、ってやつですな。
確か中国でもありませんでした?
24 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 15:09:50 ID:nbwM9dRw
25 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 15:55:47 ID:Hh0tw7jw
>21
同じ発送で同じ事を日本がすると、こうもスマートになるという良い見本。
26 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 16:39:31 ID:Ap8qYY09
西東京(火山灰土壌?)の1.5ha水田でやった実験が、
実際の生産現場(北陸・東北の日本海側)の15ha水田でもうまく行くのだろうか。
収量3割増を強調するなら、実際の農家に複数年栽培させて統計的な有意差をとらないと、
信憑性がないと思われるが。
27 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 17:27:58 ID:Q6JKmRaK
味が落ちそうな気がするが
28 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 20:12:37 ID:jnVdk2aW
遺伝子組み換えかどうかが問題?
29 :
名無しのひみつ:2005/12/24(土) 23:10:19 ID:tE9rKCsc
米を食うのは日本人だけではないので海外にこれを売り込むことも可能だ。
あと突然変異は遺伝子組み換えとは違うぞ。
30 :
名無しのひみつ :2005/12/25(日) 04:43:50 ID:CgrodFKS
収量増えた分投入する肥料も増えるはずだが
収量増分の経済効果>肥料のコスト
になるんだろか・・・
31 :
名無しのひみつ:2005/12/25(日) 07:43:39 ID:M0SzHfET
>>26 何をわかりきったことをいってるんだ?
いい結果がでたから発表しただけじゃないか。
実際に使えるかどうかとは別の話。
32 :
名無しのひみつ:2005/12/25(日) 10:39:37 ID:GA8YCFb5
>30
肥料投入量と収量が比例するわけじゃあるまいし。
肥料の大量投入で収量を上げるというならともかく、
光合成の効率をよくするという話なんだから。
33 :
名無しのひみつ:2005/12/25(日) 12:28:09 ID:nJXCLVfd
>>31 使えない結果を発表するのは、姉歯レベルではないのか。
34 :
名無しのひみつ:2005/12/25(日) 12:55:18 ID:GA8YCFb5
>33
なんで姉歯の名前が出てくるか、理解に苦しむんだが。
ドクター中松あたりと比較するならまだ話はわかる。
35 :
名無しのひみつ:2005/12/25(日) 15:13:41 ID:suKyDAPm
東南アジアでも、多収穫米を乾季に灌漑した水田で植えたら
1ha辺り9tとか凄い量が取れるらしい
しかも場所によっては、採算が取れるやり方で「2年で7作」も
取っている。
昔は雨季しか収穫できなかったのに、灌漑出来るようになったら
日照量の多い乾季の方が収穫が多くなったらしい
90日未満で収穫できる早稲種を年に4回植えて、1年で1haあたり25t収穫した
実験例というのが、30年も前にある。この調子だと、今同じ実験したら
1年に32tくらい収穫できるのかな
36 :
名無しのひみつ:2005/12/25(日) 16:59:32 ID:yIsXqnGS
>11
遮られた光の大部分は反射して空に戻っていくよ。
葉が直立してたら下の方へ反射するから利用率が高まる。
37 :
名無しのひみつ :2005/12/26(月) 00:17:47 ID:cnM9i1UU
>>32 逆にいうなら、わざわざこんな技術使わなくても
間隔を離して日当たりを良くすれば同様の効果が
得られるはずだよな?単位面積あたりの収量は減るが。
この技術にプラスして密集して植えることで
単位面積あたりの収量を増やすんだろ?
当然密度が増えた分、生物体を構成する物質を
投入しないと、稲ができないぞ?質量保存の法則を無視する気か?
密度が増えた分、肥料成分の濃度も増す。
下手に肥えた土地だと巧くいかないのかも。
つうか、現在より密集させようとすると現行の田植え機、稲刈り機使えないジャン。
収量増分の経済効果>肥料のコスト+新しい農機購入維持管理費用
にしないと。効果あるのか?
いっそ稲が一列に並ばず互い違いになって光をさえぎらない田植え機も開発汁。
38 :
名無しのひみつ:2005/12/26(月) 10:22:42 ID:wzbIVnmE
>37
植物体の質量の大半は、水と二酸化炭素から作られます。
質量保存の法則とか持ち出す前に、光合成の基本ぐらい覚えようよ。
もともと肥えた土地なら肥料を投入する必要もない。
肥料ってなんだかわかってるか? 足りない成分を補ってるだけだぞ。
39 :
名無しのひみつ :2005/12/26(月) 19:28:12 ID:cnM9i1UU
>水と二酸化炭素から作られます。
「水と二酸化炭素で構成されている」と
「水と二酸化炭素で作り上げられる」の
間には越えられない壁があるわけだが。
ほほう、密集して植えると空気中の二酸化炭素濃度が増すわけですか。
ああ、そうか、二酸化炭素出しまくって温暖化促進すればいいのね。
肥料成分の濃度が濃いと雑菌雑草害虫が増えて病害食害が起こりやすいわけだが。
ああ、そうか、農薬撒きまくればいいのね。
40 :
名無しのひみつ :2005/12/26(月) 19:34:42 ID:cnM9i1UU
農薬も肥料も100%瞬時に植物体に利用される訳が無い。
利用されずに残った成分を流し去る水が植物体を構成する分にプラスで必要。
流し去った後の処理はどうするんだろ?
41 :
名無しのひみつ:2005/12/26(月) 20:52:38 ID:wzbIVnmE
君は科学+へ来る前に、真面目に中学校へ通った方がいいと思うよ。
せめて屁理屈のこき方から覚えてきなさい。
42 :
名無しのひみつ:2005/12/26(月) 23:27:56 ID:5ffnfU6s
またJAか。被服肥料は高杉。
43 :
名無しのひみつ :
ん〜?単純に植物体の表面積が問題であって
密閉空間でも無い限り二酸化炭素濃度は関係ないかな?
普段二酸化炭素濃度の調整なんてやらんから分からん。
温暖化で大陸海沿いは集中豪雨が増えるそうだから
水には困らないかもな。
>せめて屁理屈のこき方から覚えてきなさい。
科学”+”だから?おあいにく様w