【医学　生命倫理】クローン研究の卵子入手経路で謝罪・辞任　ソウル大教授

ソウル――再生医療への応用が期待される胚性幹細胞（ＥＳ細胞）を、世界で初めて人間の
クローン胚（はい）からつくることに成功した韓国ソウル大学の黄禹錫（ファン・ウソク）教授は２４日、
女性研究者２人が卵子を提供していたことと、かつては卵子提供者に金銭を支払っていたことについて、
記者会見を開いて謝罪し、先月開設されたばかりの世界初の細胞バンク「世界幹細胞ハブ」
（本部・ソウル大）の所長をはじめ政府・民間における役職を辞任すると発表した。

記者会見した黄教授は「あまりにも恥ずべでひどい、こんなことを世間の皆さんにお伝えしなくては
ならないことを、心から残念に思う。私は本来こういう場では研究の成果をご報告するべきなのに、
かわりに今日は謝罪しなくてはならない。申し訳ない」と謝罪した。

黄教授は「倫理と科学は、人類の文明を前進させる両輪だ。科学研究は倫理の範囲内で行われるべきだが、
実際には、急速に発展する科学を裏打ちする倫理基準が欠けていたケースもあった」「世界基準にかなう、
慎重で落ち着いた姿勢で研究しなくてはならないのだという教訓を、辛い形で学ぶことになった」と述べた。

研究に卵子を提供した女性研究者２人は、自発的に提供したと報告されている。しかし人間や人体の一部を
研究に使う場合、仮に提供が自発的だったとしても、主任教授と若い研究者のように何らかの力関係の
強弱が発生している間柄では提供を避けるべきだというのが、研究者の倫理基準として国際的に慣例化している。

黄教授は、卵子を提供した研究者の１人も自分も、この倫理基準のことを知らなかったと話している。

黄教授はソウル大での研究は続けるつもりだとして、「研究を止めてしまいたい気持ちもあるが、
不治の病に苦しむ人たちや国民の皆さんのこれまでの支援に応えるため、純粋に科学者としての道を歩いていく」
と話した。

黄教授が率いる研究チームの卵子入手経路については、共同研究者のジェラルド・シャッテン米ピッツバーグ大
教授が今月１１日、経路が不透明だと批判し、共同研究を解消すると発表。２１日には、研究チームと協力していた
病院理事長が、卵子を提供した女性１６人に１人あたり１５０万ウォン（約１６万５０００円）を支払っていたと
明らかにしていた。

これについて韓国保健福祉省は２４日、
（１）女性研究員の卵子提供は自発的な行為だった　
（２）卵子提供への金銭授受は、法律で禁止される以前のことだった――として、倫理的な問題はないと
調査結果を発表していた。

http://www.cnn.co.jp/science/CNN200511240008.html

関連

【医学　細胞学　生命倫理】米韓共同のクローン胚研究で韓国の倫理違反行為に米国が強烈に反発
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1132041823/

そうやってなんでもウリたちのせいにしてればいいニダ

> 黄教授は、卵子を提供した研究者の１人も自分も、この倫理基準のことを知らなかったと話している。

ありえねー

韓国人に倫理を求めてもな

>>1
もうもうしいとはこのことだな。
ばれなきゃ、そのまま続けてたんだろ。
つうか、今頃辞任wwww遅すぎ。

何ナノこの国？　恥ずかしいから地球上から消滅してね

<丶｀∀´>らしい倫理観

まだタイラーズも霜Pーズも辞任していない恥ずかしい国が残っていますが？

マジで日本の論文の信頼性が下がってるんだよなぁ、いま。

>8は生物板に(・∀・)ｶｴﾚ!!

これでノーベル賞は無理って事？

TIMEはまだ世紀の発明と宣伝しているね
でもいつのまにか犬にかわっているけど
TIMEも世界に辱をさらしてしまった。

よく考えなよ！こういう南北チョン国のような人権や倫理のない国にしかこういう
研究は出来ないんだよ！科学者の本音は皆人体実験がしたいんだ！だってそうだろ！
マウス使ったって所詮はマウス！ヒトとマウスでは必ずしも同じ現象が起こるとは
限らない！だからこういう発展途上国に期待するしかないんだよ！

ネイチャーが号外メールまで出した
ttp://ep.blog12.fc2.com/blog-entry-147.html

俺はここは科学ニュース板なのだから
程度の低いレスは勘弁してほしいと思うのだった。

勘違いされるかもしれないが別に悪いとは思わない。
ただし世間の概念からすれば問題があるやり方であり
卵子売買はソウ簡単に理解はされないだろう。ただし科学者というものは医者や宗教関係者とは違うのである。
常に前を向き前進する事が必要だと思われる。常に既成概念を守っていくのも必要だが、時には倫理を逸脱しても何かを主張する事は大事ではないか？と独り言。

ソウル大教授、事実と異なる画像発表…クローン胚問題
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20051206i416.htm?from=main4

世界初の人クローン胚（はい）を使った胚性幹（ＥＳ）細胞作りに成功した韓国ソウル大の
黄禹錫（ファン・ウソク）教授らが米科学誌サイエンスに発表した研究成果の中に、事実と
異なる画像が含まれていたことが５日、明らかになった。

米ニューヨーク・タイムズ紙（電子版）が報じた。

同紙によると、問題の画像は、今年６月１７日付の論文に関連する電子版用の補足資料。
患者１１人から採取した培養細胞がそれぞれ生育していることを示した複数の写真が、
実は同じ培養細胞を撮影したものだった。黄教授はサイエンス誌の問い合わせに対し、
電子メールの回答で事実関係を認め、「コピー・ミス」と釈明しているという。

黄教授は、卵子提供者に対する金銭授受などの倫理問題で国際的な批判にさらされている。
同誌は近く、最初にクローン胚からのＥＳ細胞作りを発表した昨年２月の論文に「提供者に
金銭が支払われた」とする修正を行う。