【資源】海洋開発推進への重要課題を提言−大陸棚調査の着実な実施、海洋資源の開発等

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1CTRONφ ★:2005/11/17(木) 21:15:02 ID:???
日本経団連は15日、「海洋開発推進のための重要課題について」を発表した。
同提言では、
(1)自然災害による被害の軽減
(2)資源・エネルギー開発
(3)わが国の国際的なプレゼンス向上
――といった観点から海洋に注目し、海洋開発推進のための重要課題について述べている。
日本経団連では今後、同提言に基づいて、政府や与党等に働きかけを行っていくこととしている。
同提言で指摘している重要課題は以下のとおり。

1.大陸棚調査の着実な実施
国連海洋法条約においては、沿岸国の200カイリまでの海底等を大陸棚としているが、
海底の地形や地質が一定条件を満たす場合、大陸棚の外側の限界を最大350カイリまで
延伸することができる。その結果、日本の国土の1.7倍の大陸棚の主権を獲得し、
探査や資源開発の権利を主張することができるようになる。
しかしながら、大陸棚の延伸が認められるためには、裏付けとなる科学的・技術的データを
国連に報告し、勧告を受ける必要がある。政府が実施している調査が期限内に完了するよう、
必要かつ十分な予算を確保すべきである。

2.自然災害等に対する安全・安心の確保
海洋は熱輸送や水循環などの気候変動や、地震などの自然災害の発生に深く関係している。
したがって、海洋の諸現象解明のための観測・探査を行い、国民の安全・安心な生活の構築に
活用することが極めて重要である。具体的には、地球深部の観測・探査、気候変動や自然災害の
監視・予測・警戒システムの開発、CO2海底隔離の研究――などを推進すべきである。

3.海洋資源の開発
海洋は豊富な生物・エネルギー資源や鉱物資源を有している。なかでも、メタンハイドレートに
ついては、日本近海にわが国の天然ガス使用量の100年分が埋蔵されているともいわれている。
わが国は資源の多くを輸入に頼っており、海洋資源の調査・探査を継続的に行い、資源確保の
ための技術開発に力を入れることは、資源対策やエネルギー安全保障上、極めて重要である。
具体的には、メタンハイドレートからのメタン抽出技術の開発、海洋バイオ技術の開発、
海水淡水化技術の向上――などを推進すべきである。

4.海洋開発推進体制の整備
これまで述べてきたように、海洋には多様な面があり、多くの官庁が関係している。
しかしながら、海洋は国益に直結する分野であり、官庁の縦割りを廃し、政府が一体となって対応する必要がある。
また、海洋に限らず、最も重要な課題は優秀な人材の確保であり、国際的に活躍する
研究者・技術者を養成するとともに、国民全体の海洋への関心を高めるため、
小・中・高等学校における海洋教育の充実、国民への啓蒙などを実施することが重要である。

【環境・技術本部海洋担当】

http://www.keidanren.or.jp/japanese/journal/times/2005/1117/02.html
2名無しのひみつ:2005/11/17(木) 21:16:28 ID:KtHI5Er8
がんがってやれ!
3名無しのひみつ:2005/11/17(木) 21:28:30 ID:ZcL7Uua9
さっさとガス田採掘始めたまえ
4名無しのひみつ:2005/11/17(木) 21:34:32 ID:PPVWZQAW
大陸棚ってたしか支那がすっとぼけたこと抜かしてたよな。
経団連の会長は売国奴の奥田なんだから余計なことをしそうな予感・・・
5名無しのひみつ:2005/11/17(木) 21:59:58 ID:X4PnJ7yV
何を今更 遅すぎ

役人の先見の明の無さの典型的な話
6名無しのひみつ
ジャムかと思ったら違うのね