タンパク動力に光合成促進 イネ収量増加の可能性も

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1暗黒男爵φ ★:2005/11/01(火) 06:57:37 ID:???
 トウモロコシやサトウキビは日光が強く高温の環境でイネに比べ効率的に光合成を
するが、光合成を促進する“エンジン”に、葉緑体にあるタンパク質がエネルギーを供給
していることを京都大の遠藤剛講師(植物生理学)と大学院生の高林厚史さんらが解明
、米科学アカデミー紀要(電子版)に1日発表した。
 イネ科のトウモロコシにあるこの仕組みの解明で、イネの収量増加の研究や光合成
の進化解明に役立つ可能性があるという。
 イネは葉の葉肉細胞だけで光合成をする。一方、トウモロコシなどは葉肉細胞で二酸
化炭素を効率よく取り込んで維管束鞘細胞に大量に送り、協調して効率的に光合成を
している。だが、二酸化炭素取り込みの際に使うエネルギー(ATP)の供給源が不明
だった。
 高林さんらは葉緑体にあるNDHというタンパク質がエネルギー源ではないかとみて
、イネと同じ方法で光合成するシロイヌナズナとトウモロコシを比較。


http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2005110101000058
2名無しのひみつ:2005/11/01(火) 07:03:40 ID:mIAb9qPw
THC
3名無しのひみつ:2005/11/01(火) 08:48:43 ID:PekDLLiL
C4回路の解明?
4 ◆KzI.AmWAVE
変な終わり方の記事ですね。この書き方では何がわかったのかさっぱり、、、
別ソースではこんな感じ。

「C4植物」でターボ加速 京大グループ、酵素確認
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005110100127&genre=G1&area=K00
(略)
 C4植物は、外気から取り込んだ二酸化炭素を、葉肉細胞などで濃縮してから葉緑体に送り込み、
効率的に光合成を行う。濃縮のためにATP(アデノシン三リン酸)をエネルギー源として使うが、その
ATPがどのように作られているかよく分かっていない。
 遠藤講師らは、C3植物(タバコ)とC4植物(トウモロコシなど)で葉肉細胞などのタンパク質を比較。
NDHというタンパク質複合体がC4植物には10倍以上多く存在していることを解明した。NDHは、
いくつかあるATP生産システムの一つで働く酵素で、これまでは乾燥など過酷な環境になると働くと
考えられていた。C3植物ではこういった「非常用」だが、C4植物ではターボチャージャーを動かす
ために働いているらしい。
(略)