【技術】家庭向け燃料電池用 水素製造装置を小型化 東北大

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1 ◆KAGE/ppV6U @青影 φ ★
 東北大大学院工学研究科の高村仁・助教授らのグループは、家庭向け
燃料電池用として、電池の燃料となる水素を毎分10リットル製造できる新
型改質器を開発した。メタンと酸素を反応させて水素を取り出す「部分酸化
法」を導入。メタンと水蒸気を反応させる従来型に比べ、10分の1程度の大
きさで、起動も速いという。21日、東京で開かれた科学技術振興機構のシ
ンポジウムで発表した。

 改質器はメタンなどから水素を分離し取り出す装置。研究グループは、セリ
ウム酸化物が主原料の「酸素透過膜」をステンレスの枠で囲んだ部品を20
枚重ねて6センチ角の立方体にし、水素などを通す管を取り付けた。

 1本の管から空気を供給すると、イオン化した酸素だけが膜を通過。別の管
から供給されるメタンと化学反応を起こし、水素と一酸化炭素ができる。出力
1キロワットの燃料電池に必要な水素10リットルを毎分つくれるという。

 首都圏の一部で使われている家庭用燃料電池は、メタンと水蒸気を700
度で反応させ、水素を取り出している。しかし、温度を上げるのに20分以上
かかることなどがネックとなり、普及が進んでいない。

 「部分酸化法」は、熱エネルギーも得られるため起動性に優れる。一方で、
効率確保に純度の高い酸素が必要なため、高村助教授らのグループは2003
年、空気中の酸素を分離する酸素透過膜を開発。熱膨張による破損などを
避けるため、外枠との一体化に取り組んでいた。グループは今後、製品化を
目指し、一酸化炭素を取り除くシステムを付ける提携メーカーを探す考えだ。

(河北新報) - 10月22日7時6分更新

ソース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051022-00000004-khk-toh
2名無しのひみつ:2005/10/22(土) 14:34:33 ID:oju9LH6K
素晴らしいお仕事でつね
3名無しのひみつ:2005/10/22(土) 15:12:37 ID:o9r68QWK
うむ。
4名無しのひみつ:2005/10/22(土) 16:10:17 ID:dQz+U+F+
発生した一酸化炭素も自殺に使えるね。
5[´Д`]エンジン全壊 ◆BrEAKNeQmw :2005/10/22(土) 17:12:41 ID:52n6yfXi BE:402864678-##
>>4
スタン、一酸化炭素、部屋一杯。
6名無しのひみつ:2005/10/23(日) 08:02:57 ID:Isd9saXW
こんなのもあったな、と。

【技術】燃料電池の「有害物質」からエネルギー 新触媒で一酸化炭素を効率良く利用
http://news16.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1093741995/l50
7名無しのひみつ:2005/10/23(日) 13:54:43 ID:SPmU6aUd
まあマジで災害時の
冷蔵庫用電源を考え
ておく時期だよな。
8名無しのひみつ
血液での発電間近 ―高効率で安全なバイオ燃料電池開発―
http://www.eng.tohoku.ac.jp/php/eng/press/press-20050512.php
東北大学大学院工学研究科の西澤松彦教授の研究グループは新たな電子メディエーター化合物を合成し、
グルコース(血液中の糖成分)から発電する人体に安全なバイオ燃料電池を開発、血液を模擬した血清入り培養液(中性、37度)を用いた実験で実用化に繋がる発電量を立証した。