【医療】難病ＡＬＳ患者の意思伝達に「心語り」開発

全身の運動機能がまひする難病「筋委縮性側索硬化症（ＡＬＳ）」の症状が進行し、
体が全く動かせない患者向けに、脳内の血液量の変化でイエス、ノーを判定する
意思伝達装置「心語り」が開発され、年内の製品化が決まった。

社が持つ光による脳血液量の測定技術に注目した。脳は考えごとをすると活性化され、
酸素を必要とするため血液量が増える。　これを利用して、意思を伝達する方法だ。
「イエス」の時は暗算などで脳を活性化させ、「ノー」の時は田園風景を思い浮かべるなどして
リラックスしてもらう。

２０００年末、日立製作所と機器メーカー「エクセル・オブ・メカトロニクス」（東京・練馬）による
試作機が完成した。脳血液量の変化をおでこにつけたセンサーでキャッチ、パソコンでイエス、ノーを判定する。


改良を重ね、昨年末、正答率が平均８０％にまで向上した。まだ、回答を判定するのに１回３６秒かかる。

全身を動かせない重度の患者は、国内のＡＬＳ患者約６６００人のうち約１％と推定され、
市場は狭いが、患者と家族の強い要望が製品化につながった。

http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/science/20050926/20050926i507-yol.html

2

母親がこの病気になったんでALSの患者の会で実演デモを見た事があるよ。
本当に製品になるんだ。

うーん、非侵襲の方法には、まだまだ限界があるなあ。
やっぱり脳に直接針を刺して、信号を取り出すのがベストなのか……

ALSって、眼球やまぶたも動かんのか？
洒落にならんな。

>体が全く動かせない患者向けに、脳内の血液量の変化でイエス、ノーを判定する

「もう死にたいですか？」

「・・・・(はい)」('A｀)

>>6
私の祖母がこの難病で亡くなりましたｏｒｚ
意思の疎通が出来たとしても、それはそれで苦しいのは事実。
最終的には自発呼吸が困難になってしまう為、人工呼吸装置をつけるか選択がある。
しかし、時既に遅かった。もう既に本人の意思の確認が出来にくい状態にあり、酸素
マスクを装着するのみとなった。
酸素濃度が高いので意識ははっきりしない状態がしばらくつづいた。

終末には呼吸困難で亡くなったのだが、見取っていた父は最期はやはり意識はあった
為に、苦しんで亡くなったとの事。
この病気は本人も周囲もとてもつらい。

これって事前にだいぶ訓練しなきゃいけないんと違うのか
少なくともしゃべれなくなる前には習得しておかなきゃ
あまり時間無いよ

>>8
そうでもないみたい。
ＡＬＳの患者さんって体は動かせなくても耳は聞こえてる事が多く脳の理解
力も失われないので、こちらから話をすれば理解できる。
「イエスなら○○して下さい」とか「ノーならリラックスして下さい」とか
言えばそのうちコツをつかめるらしい。
以前見たデモで「１００から７ずつ引き算する」というのが脳の血流を増加
させるのに有効とか言ってた。

なるほど　自分の脳の働きがフィードバックできるのはすごいかも
緊張とリラックスの状態が目でみてわかれば練習してるうちに
意識してリラックス状態を作れるということだ
一般の人向けにも安くつくってほしい