【eTRON】大日本印刷、eTRON仕様の高速セキュリティモジュール「SECURETRON32-B」を開発
1 :
CTRONφ ★:2005/09/13(火) 16:22:40 ID:???
大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、
eTRON仕様に準拠した高速処理可能なセキュリティモジュール
『SECURETRON(セキュアトロン)32−B』を開発し、10月からサンプル出荷を開始します。
【開発の背景】
eTRONはYRPユビキタスネットワーキング研究所の坂村健所長(東京大学大学院教授)
が提唱するセキュリティモジュールユニットで、携帯情報端末や情報家電に組み込む
SIM(*1)サイズの小型ICカードです。
機器同士の相互認証を行い不正な制御を排除したり、
有料コンテンツ利用時のセキュリティを担うほか、
異なるeTRON間で、電子マネーや電子チケットなどの価値データを
安全・確実に移動させる機能も担っています。
現在はeTRON/16Dualという接触、非接触双方のインタフェースを持つものが利用されており、
ルネサステクノロジ社の16bitCPU「AE45X1チップ」が使用されています。
当社はこのチップを使ったカードやUIM(*2)を製造しています。
今回当社は、より高速な32bitCPU「AE57Cチップ」を使い、
モジュール内での生体認証が可能な『SECURETRON32−B』を
YRPユビキタスネットワーキング研究所の協力を得て自社開発しました。
処理速度向上、大容量化、通信高速化、生体認証機能搭載によって、
YRPユビキタスネットワーキング研究所が開発した
ユビキタスコミュニケータ(以下:UC)などの小型携帯端末機や
情報家電などのセキュリティモジュールとして、その実用化に拍車がかかります。
>>2-5 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=110252&lindID=1
2 :
CTRONφ ★:2005/09/13(火) 16:22:54 ID:???
【特長】
・高速処理
ルネサステクノロジ社の耐タンパー性(*3)の高い32bitCPU「AE57Cチップ」を採用。
従来のeTRON/16Dualに比べて約3倍の高速処理が可能。
・大容量
ファイルなどを格納できるデータ容量がeTRON/16Dualに比べて約3倍の132KBに増加。
・高速通信
eTRON仕様のeTPプロトコル(T=14)だけでなく、ISO7816(*4)のT=1プロトコルもサポート。
T=1プロトコルでは、9600bps、38400bps、76800bpsの
3通りの通信速度を選択可能で、より高速化を実現。
(従来のeTRON/16Dualは38400bpsまで)
・2種類の生体認証に対応
オプションとして、指紋認証と音声認証の2種類の生体認証を追加できます。
2つの生体認証機能を同時に搭載することも可能です。
指紋認証はテクノイマジア株式会社、音声認証は株式会社アニモから技術供与を受けています。
・eTRON/16Dualと互換
『SECURETRON32−B』は現行のeTRON/16Dualと互換性があり、
eTRON/16DualのSIM形状のセキュリティモジュールを利用している機器では、
ソフトウェアの変更なく利用可能です。
(接触インターフェイスのみ)
3 :
CTRONφ ★:2005/09/13(火) 16:23:08 ID:???
【今後の展開】
当社は、『SECURETRON32−B』を機器組み込みセキュリティモジュール製品として、
T−Engineフォーラム参加のハードメーカーに拡販していくとともに、
UCやT−Engine、μT−Engine応用製品の携帯端末機器、情報家電など
今後ネットワークに繋がり、セキュリティを要求されるシステムへの利用、展開を
提唱していきます。本製品はYRPユビキタスネットワーキング研究所もしくは
同研究所指定の販売会社経由でサンプル供給および販売します。
なお、9月14日から16日まで東京ビッグサイトで開催される
「第7回自動認識総合展」のテーマコーナー・自動認識セキュリティ体験ゾーンにおいて、
株式会社アニモと共同で「オンカードマッチング音声認証システム」として
『SECURETRON32−B』を出展します。
− 以上 −
4 :
名無しのひみつ:2005/09/13(火) 16:24:38 ID:sR5ar+rK
TRONに敵はいるのか?
5 :
名無しのひみつ:2005/09/13(火) 16:34:32 ID:NLYLb3nJ
>SECURETRON32−B
これはロボットに変形したりしますか?
6 :
名無しのひみつ:
トロン屋けんちゃんが死んだら終わりだな。