【遺伝学・生化学・医療】DNA鎖の特定配列の繰り返しで乳がん患者は4・5倍に

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1 ◆NAO/2MXDEk @NAOφ ★
 乳がん、大腸がんの患者では、DNAの特定部位の「塩基」(化学物質)の繰り返し配列が、
がんを発症していない集団に比べて多いことが、東大医科学研究所の中村祐輔教授らの研
究でわかった。11日付英科学誌ネイチャー・ジェネティクス電子版に発表される。
 中村教授らは昨年、大腸がんや肝臓がんなどで「SMYD3」と呼ばれる酵素が活発に作用
していることを発見。正常な細胞では作用せず、がん細胞増殖に深くかかわっていることを確
認した。
 さらにSMYD3を活発にさせるスイッチと考えられるDNAの領域で、ある一部の塩基配列
「CCGCC」(Cはシトシン、Gはグアニン)に着目。大腸がん、肝臓がん、乳がんの患者(それ
ぞれ約170人)と、がんを発症していない集団の繰り返し配列の回数について比べた。繰り
返しの回数は2回と3回で、がん患者では3回が多い。繰り返しが3回は乳がん患者で未発症
集団の4・5倍、大腸がんで2・6倍、肝臓がんで3・5倍だった。胃がんでは大きな差はなかっ
た。
                                  (2005年9月12日3時37分 読売新聞)

ソース:読売online
(´・ω・)つ【http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050911ik21.htm
2 ◆NAO/2MXDEk @NAOφ ★:2005/09/12(月) 22:48:02 ID:???
SMYD3は細胞増殖をコードしていて、SMYD3 タンパクは細胞周期依存性に細胞内局在が変化し、
RNA helicaseや RNA polymerase II と結合して転写複合体を形成しており、このタンパクは
methyltransferase 活性を有し、ヒストンの H3 のメチル化を促進する。
さらに、siRNA を用いて SMYD3 を抑制すると、がん細胞にアポトーシスが誘導されることが分
かっている・・・らしい。

(´・ω・)つ【http://www-user.yokohama-cu.ac.jp/ ~igaku/seminar/seminar990410191.pdf】
古川 洋一特任教授の講義紹介より。
3名無しのひみつ:2005/09/12(月) 23:01:39 ID:zC+bnFhk
なんか「2ちゃんの某板の某スレでこんなレスがありますた!!」のようにしか見えない報告ですなw
なるほどなぁー。
部品が多いと故障しやすいと言うことですね・・・・ プログラムも。
5 ◆NAO/2MXDEk @NAOφ ★:2005/09/12(月) 23:32:35 ID:???
(A・ω・) 説明不足だったのだろうか・・・
6名無しのひみつ:2005/09/12(月) 23:45:46 ID:03eKarcy
あんたは癌になりやすい、とか言われてもなー。家系で分かってるだろうし。
7名無しのひみつ:2005/09/13(火) 01:34:54 ID:hbGoUvRR
これは後天的にそうなるって話なの?
8名無しのひみつ
癌の部位によって違いがあるという事は、癌といっても遺伝子レベルで違いがあるという事か?