体格指数(BMI)が27以上の太りすぎ男性は、25未満の男性に比べて大腸がんの
発生率が1・4倍に上昇するという大規模疫学調査の結果を厚生労働省研究班が
8日発表した。
研究班は、岩手、長野、沖縄県など全国10地域で、40−69歳の男女約10万人を
約9年間にわたって追跡調査。肥満と大腸がん発生の関係について調べた。
この結果、追跡期間中に約1000人が大腸がんになり、BMIが27以上の男性は、
25未満の標準ややせた男性に比べて大腸がんになるリスクが1・4倍高くなることが
分かった。
また女性では肥満指数による大腸がんリスクの上昇はなかった。
太りすぎは大腸がんに注意 男性でリスク1・4倍に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050908-00000273-kyodo-soci