【宇宙】ブラックホールのX線観測 天文衛星すざくが成功

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1未来の首都φ ★:2005/08/26(金) 20:04:55 ID:???
宇宙航空研究開発機構は26日、7月に打ち上げたエックス線天文衛星すざくの硬エックス線検出器が、
楕円(だえん)銀河「ケンタウルス座A」の中心にある巨大ブラックホール近くからのエックス線やガンマ線を
とらえたと発表した。
 
同検出器は宇宙機構、埼玉大、金沢大、大阪大、広島大などが共同で開発。波長の短い硬エックス線から、
より波長が短いガンマ線に至る幅広い領域でブラックホール周辺を観測したのは、世界で初めてという。
 
このブラックホールは太陽の数千万倍の質量を持つと考えられ、宇宙機構の井上一教授は
「硬エックス線はブラックホールにごく近い場所から飛んできているとみられ、その付近での
現象の解明に役立つと期待している」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050826-00000186-kyodo-soci
2名無しのひみつ:2005/08/26(金) 20:07:13 ID:VAKHpwGS
2かな
3名無しのひみつ:2005/08/26(金) 20:09:55 ID:5oP2tUVp
オレの股間はブラックホール
4名無しのひみつ:2005/08/26(金) 20:37:19 ID:s6vQxQDk
ブラックボールだろ?
5名無しのひみつ:2005/08/26(金) 21:28:52 ID:b0QwLvI2
すざくって壊れたんじゃねーのかよ
6名無しのひみつ:2005/08/27(土) 02:04:06 ID:3NOppvQy
3つある観測機器のうち、目玉の一つが壊れた。
残り二つで所期性能の40%しか性能発揮できないらしいけど、
やはり最新機器ということで、期待できるっぽいね。

っていうか、ニュース漁って自分で調べろよ>>5
7名無しのひみつ:2005/08/27(土) 02:08:41 ID:oAlJE5jZ
責任者が責任取るなら後継衛星の予算化してやると言われたら、ちゃんと責任とるかな
8名無しのひみつ:2005/08/27(土) 17:05:16 ID:K+sXB0RR
朱雀は鳥だから鳥目になって当たり前
9名無しのひみつ:2005/08/27(土) 19:37:49 ID:WSJB0Hi2
でも中核の装置が壊れてるんだよねえ.
何を言っても遠吠えに聞こえてしまうのは俺だけですか?
10名無しのひみつ:2005/08/28(日) 11:02:43 ID:x+7/RIqu
ケンタウルス座AからのX線って、ケンタウルス座Xー3 っていっている
ものと同じもの?
11名無しのひみつ:2005/08/28(日) 11:29:28 ID:V1nh/9RL
こわれた原因ってなんなのかな?
やっぱ個体ロケットの振動のせいかな?
小型でいいから液体ロケット作らんといけんのかなあ?
12名無しのひみつ:2005/08/28(日) 11:42:07 ID:Uao8vaXZ
>>9
「それがなきゃ全部ダメになる」という意味での中核ではないかと。
一番のウリだったのは確か。でも、他の観測機器もかなり野心的なもの
ばかり...らしいです。
13名無しのひみつ:2005/08/28(日) 12:50:36 ID:BQwKV0DX
失敗しても誰も責任取らないのか?
14名無しのひみつ:2005/08/28(日) 12:56:11 ID:tg5NSCVo
>>13
責任というよりきっちり評価ってことにしてほしいな。
いくら巨額だからといってもいちいち責任といっていたら最先端分野を触れる人はいなくなる。
かといって野放しでも困るし。
やっぱりきっちり分析と公開?がベターかと。
15名無しのひみつ:2005/08/31(水) 15:00:47 ID:yhnVlG+w
>>11
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1123589132/

259 名前:名無しのひみつ:2005/08/19(金) 12:43:19 ID:xXN0C8Pz
訳した。
http://legacy.gsfc.nasa.gov/docs/astroe/news/xrsend.html

XRS の喪失

「すざく」ステータスリポート 2005/08/10

2005年7月10日の「すざく」(Astro-E2) 打ち上げ成功後、X線分光器 (XRS) が稼動し、
約3週間にわたって所期の性能を達成していた。較正用X線源を用いたテストでは
7eV の分解能を記録していた。7月29日、デュワーメインシェルの排気バルブを
開いてから3日後に異常が発生した。デュワーのいくつかの部品で突然の温度変化が
観測され、ヘリウムガスがデュワーの真空領域内に瞬間的に漏れ出したという明らかな
兆候が見られた。漏れたガスがヘリウム・クライオスタットや検出器系の冷たい表面に
急速に吸収されたため、この事象の後すぐに全ての温度は正常値に戻ったが、
この事象によって分光アレイのスペクトル分解能はかなり低下した。検出器系を
6K 以上まで加温することで、分光アレイから実質的にガスは抜け、当初の 7eV の
分解能を回復した。その後の数日にわたってさらに事象が発生し、発生頻度も増えて
いった。再度ガス抜きを行い、当初のスペクトル分解能を回復した。8月8日、さらに2回の
事象が発生し、2回目の事象でデュワーの真空が失われた。これによってヘリウムと
ネオンタンクの間が熱的に短絡し、液体ヘリウムが沸騰して完全に宇宙空間に放散した。

ヘリウム冷却材なしでは XRS 装置は計画されていた科学研究を行なうことはできない。
このミッションで計画されていた AO1 一般観測プログラムはもはや遂行できなくなった。
これに関連する NASA の研究補助金はおそらく交付されない。現在、事故調査委員会が
組織され、今回の不具合の原因を理解して将来のミッションへの提言とすべく活動中である。

XIS と HXD と呼ばれる別の2つの観測装置は現在でも機能しており、科学研究で
新たな素晴らしい性能を発揮すると期待される。そこでこれらの機器に最適な新しい
観測プログラムを計画する必要がある。この来たる新たな観測プログラムへの参加機会や、
これに関連する NASA の補助金交付についての情報は、今後数週間のうちに用意されるだろう。

今回、重要な科学的機会を失ったことは残念である。しかし今回の技術は挑戦的な
ものであり、この装置が宇宙空間でほぼ3週間にわたって完璧に動作したことはこれ自体で
驚嘆すべき技術的成果である。このことは、この技術が宇宙で正しく働くことを実証する
ものであり、いつか新たなフライトの機会が得られれば XRS への科学的展望は必ず
実現するであろうことを示している。

16名無しのひみつ
>>10
Cen X-3はパルサーで中性子星(連星系)、
Cen Aはもともとは電波源としての名称で、ホスト銀河がNGC5128、
と別物ですた。