【医療】変異遺伝子手軽に発見 電流活用し新手法 - 富山医薬大グループ
1 :
( `ー´)φ ★ :
2005/08/09(火) 06:36:59 ID:??? BE:11075876-# 富山医薬大薬学部の井上将彦教授らの研究グループは八日までに、人によって
塩基配列 が異なる一塩基型(SNP)の遺伝子を電流の流れ方の違いで、高精度で
簡便に検出する 新手法を開発した。成果は、米国科学アカデミー紀要(電子版)に
発表したほか、十六日 発行の同誌に掲載される。
SNPは病気のかかりやすさや薬の効き目に関係するとされ、患者個人の遺伝情報に
合わせた「オーダーメイド」医療実現に向け、研究が進んでいる。全人口の1%以上に
存在するが、どの病気に関連するかなど未解明な要素が多く、容易な検出技術の
開発が望まれ ていた。
研究には、井上教授のほか、独立行政法人科学技術振興機構(JST)の千葉順哉博士
研究員(33)、富山医薬大大学院修士課程二年の池田怜男奈さん(23)らが携わった。
井上教授らはフェロセンという有機金属分子を含んだユニットを連結し人工DNAを合成、
電極に固定した。正常な二重らせん構造のDNAでは電流が強く流れるのに対し、
SNPがある遺伝子には、ほとんど電流が流れないことを突き止めた。
薬を使って遺伝子に特別な処理をする従来法より精度が高く、DNAチップへの応用も
簡単だという。井上教授らは、JSTを通じて同手法の特許を申請中で、今後は人工DN
A合成に対する費用削減を図り、より実用度を高める。井上教授は「がんや高血圧などの
遺伝的なかかり易さを推定したり、体質に合った薬を個別に調べる上で、臨床への使用が
期待される」と話している。
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20050809004.htm
2 :
名無しのひみつ :2005/08/09(火) 06:37:23 ID:i+9m2rua
2
3 :
名無しのひみつ :2005/08/09(火) 07:40:22 ID:uKxxcPQj
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4 :
名無しのひみつ :2005/08/09(火) 09:05:18 ID:taVhaYOg
4
5 :
名無しのひみつ :2005/08/09(火) 09:38:49 ID:ZXb4pL6x
誰か内容にレスしてやれよ
6 :
名無しのひみつ :2005/08/09(火) 10:04:01 ID:7TEXEoCl
7 :
名無しのひみつ :2005/08/09(火) 10:36:47 ID:5qZF9xnl
これSNPのせいじゃなくて、単に塩基がミスマッチしてるから 立体構造が変化してて、電流が流れないんじゃないの?とか 思ったり。元論文読んでないから適当なレスだけど。エロイ人、 解説お願いしまつ。
8 :
名無しのひみつ :2005/08/09(火) 10:53:21 ID:aoxdZUYi
2ゲット時に「2」としか書かない人がいますが、それはあまりよくないことだと思います。
9 :
名無しのひみつ :2005/08/09(火) 12:06:37 ID:01w+ydQG
科捜研の女が先週やってた方法:(想像) 猫の尿をサンプリング ->PCR ->電気泳動等 ->犯行現場にいた猫を特定。 SNPの検出はどうやってたのんか興味ありんす。
10 :
名無しのひみつ :2005/08/09(火) 14:30:40 ID:iGoP1fFi
折れの大学キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
11 :
名無しのひみつ :2005/08/09(火) 15:06:14 ID:rCWujRJ5
つうかこんな過疎板で2取ってどうすんだ?
12 :
名無しのひみつ :2005/08/09(火) 16:27:29 ID:94Jtm33g
>SNPは、同種個体間で最も多く観察される遺伝子多型です(その他、遺伝子の欠失、付加、反復などの遺伝子型の違いが存在)。 >SNPは、DNAのある特定部位に観察される一塩基対の相違であり、その同定には一般的にDNA シーケンサが使用され・・・ 「一塩基対」が異なる変異ではないの
14 :
名無しのひみつ :2005/08/10(水) 10:27:04 ID:d3F4dD4D
>7 この論文、Open Access Article だから、 PNAS 行って自分でダウンロードして読みなはれ。 俺もダウンロードして読んだけど、 エロくないからよくわからんかった。 でも、すごそうな気はする。
15 :
名無しのひみつ :2005/08/11(木) 05:54:55 ID:oxXZ0P/t
電気の流れ具合でミスマッチを検出できるプローブを作ったってことか。
>>1 の新聞記事じゃ意味不明だな・・・
16 :
名無しのひみつ :2005/08/17(水) 10:54:29 ID:C3Ih+Zqg
InoueじゃなくInouyeとなっていたから見つけるのに苦労したよ。
Masahiko Inouye, Reona Ikeda, Masayoshi Takase, Takashi Tsuri, and Junya Chiba
Single-nucleotide polymorphism detection with "wire-like" DNA probes that
display quasi "on?off" digital action
PNAS 2005 102: 11606-11610; published online before print August 8 2005, 10.1073/pnas.0502078102
ttp://www.pnas.org/cgi/reprint/102/33/11606.pdf
17 :
名無しのひみつ :2005/08/17(水) 19:27:42 ID:vQXG8rmi
>>16 ありがとさん。ヲレも見つけられずに苦労してました。 あの5’末端につけた合成分子が簡単に作れるなら、かなりすごい結果のような気がする。 でも、なんで0.3Vで見えるんだろ?DNAって完全な導体で考えるの? エロい人、教えてくださいませ。
18 :
名無しのひみつ :2005/08/18(木) 02:27:01 ID:50nXug8e
>>16 教授がファーストなんだ。
これは画期的な実験だと判断したな。
19 :
名無しのひみつ :2005/08/18(木) 14:12:16 ID:iqabi3fV
>17 5'末端につけた合成分子を作るのめんどくさいらしいよ。 そこの解決策はあるとかなんとか… 0.3Vってのは今のトコ完全な導体で考えてるらしいよ。 それも今後証明していくつもりらしい。 >18 実験手法としてはBarton J. K.が数年前にやってるはず。 ただ検出精度がかなり低かった。 ほとんどON/OFF的に検出できてるんがすごいのでは?
20 :
名無しのひみつ :2005/08/19(金) 16:40:09 ID:6BiRsrPn
>>19 よく知ってるけど、研究室のかたでふか?
バートンのって、インターカレーター加えて触媒反応と組み合わせるってやつだよね。
なんか後から加えるって、チップにした時問題が起きそうなんだけど。
実用化されてるのかな?
21 :
名無しのひみつ :
2005/08/20(土) 11:07:02 ID:wqYM8a17 >20 この話を学会発表してるの聞いたことあるから知ってる。 まぁ触媒反応やった時点でチップ化は難儀そうやね。