【環境】間伐材＋超音波＝バイオ燃料　軽油代替、２年後実用化へ　大阪府大教授ら

　間伐材などのバイオマスからエタノールを精製し、パーム油や使用済み天ぷら油など
安い植物油と混ぜてバイオディーゼル燃料（ＢＤＦ）を製造する新しい方法の開発に、
大阪府立大（大阪府堺市）の坂東博教授らが本格的に乗り出した。

　ＢＤＦは硫黄酸化物などをほとんど排出せず、軽油に代わる環境に優しい燃料として期待される。
新方法は超音波を利用するのが特徴で、製造過程で廃棄物は出ず、コストも安いという。

　坂東教授らは、間伐材やおがくずから無水エタノールを精製すると想定。
セルロース（多糖）成分の抽出、加水分解、微生物の活性化、濃縮−の４段階で超音波を利用し、
１トンの木からエタノール２００リットルをつくる。それからエタノールに油１００リットルを混ぜ、
触媒を加えて超音波を当てると、ＢＤＦとグリセリンがそれぞれ１００リットルできる。
グリセリンも純度が高いものが得られ、医薬品などに使えるのではないかという。

　この方法は製造設備が簡単で、コストは下がるという。平成１８年度に燃料製造プラントを建設し、
堺市と協力し１９年度にごみ収集車で使いたいとしている。

　超音波は周波数を変えることで、常温で圧力を加えなくても物質を粉砕するなどさまざまな作用があり、
これを応用した方法を考案した。坂東教授は「ＢＤＦは国内で生産でき、この方法でコストを下げ、
環境問題に役立てられるのではないか」としている。

◇
　■バイオディーゼル燃料（ＢＤＦ）　植物油とアルコールに触媒として水酸化ナトリウムなどを
加えて反応させ人工的につくる新燃料。有害な排出物が少なく、軽油の代替となる可能性がある。
坂東教授らがディーゼル車燃料として使った実験では、硫黄酸化物の排出はほぼゼロ、
粒子状物質（ＰＭ）は軽油の半分、一酸化炭素は２割減ったという。従来は油とエタノールを
高温で攪拌（かくはん）していたが、設備費が高く、副産物として純度が低いグリセリンができるなど
課題があった。
【2005/07/30 大阪夕刊から】

Sankei Web
07/30 15:32
http://www.sankei.co.jp/news/050730/sha071.htmより

>>2
君死ぬの？

あまり反応ないけど実用化＋普及したら
結構すごいことだろ。
間伐材とかホテイアオイとか植物って結構余って困ってるしね。

無為徒食が出来なくなった、と言う事。

全国的に使用済み天ぷら油の回収システム作るべきだ

すばらしいアイディアだとは思うが・・・。

伐採した間伐材を工場まで運ぶためには、重機を動かすので、
結果的には地球環境に優しくないのかな？

>>6
精製した燃料で重機動かせばいいじゃん。

コストはどれくらい？

日本は人口減少するからエネルギー消費も今がピークであとは減るだけだろう。

だから代替エネルギーの計画も立てやすいのでは？

もうね、エコロジー必死すぎ。

色々、間伐材の利用方法が発明されているけど
肝心なのは、間伐材の搬出費用
一番安い杉パルプ材でさえ6000円/?G
これでも搬出は赤字、最低1万円/?Gは欲しい
間伐材の利用方法を考えるよりも、画期的な搬出方法を編出すほうが
間伐材は利用される。
日本人が木材を買わなくなったのは、杉材が高いから
売る方では1万円でも安いけど、買う方にとっては高過ぎて買えない。
杉の建築材が5000円/?Gになれば、黙っていても需要が増える。

超音波の利用効率はどの程度なんだろ？

とりあえず中国バブルがはじけて世界同時デフレに陥ったら投機マネーが原油先物に流れ込む
可能性は高い。
原油バブルでエネルギー枯渇に陥る前に代替燃料の量産体制を整えておかないとな

４０年間土地を不法占拠した在日朝鮮人に１世帯当たり２７００万円
やるんだから。ニートの俺にも月３万くらいくれたっていいだろ？

別に不法占拠の犯罪者に大金あげるくらいなんだしさｗ
http://blog.livedoor.jp/lancer1/archives/28666610.html

なぜ使用済み食用油だけじゃいけないのかな。木を切り出して運ぶ費用はいらないし、
「セルロース（多糖）成分の抽出、加水分解、微生物の活性化、濃縮−の４段階で超音波を利用し、
１トンの木からエタノール２００リットルをつくる」必要もない。

>>13
すげーな、それ
寄生虫犯罪者に大金支給かよ

日本人は生きているだけで途上国よりも大量のエネルギーを消費するので、
この作業をやった日本人が給料で車を買い電気を使いいろいろ消費するわけだ
トータルではどうやったって採算取れないでしょう
ふだんから石油エネルギーを消費しないアフリカの土人にやらせない限り意味がない