【分子生物】わずかな構造変化でタンパク質が獲得する機能のメカニズムを解明=理研など

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1 ◆KzI.AmWAVE @Hφ=Eφ ★

 多くのタンパク質は、何らかの外的刺激を受けて構造変化を起こし、その構造変化に
よって各々のタンパク質に特有の機能を発揮します。この構造変化と機能との因果関係を
明らかにすることは、構造生物学の中心命題の1つですが、結晶構造解析などで観測され
るタンパク質の構造変化は必ずしも大きいものではなく、今までは明白な構造変化を引き
起こすものしか議論の対象になっていませんでした。
 そこで研究チームでは、タンパク質の微小な構造変化と機能との因果関係を調べることを
可能にするため、新しい構造評価方法を導入しました。具体的には、構造変化を剛体変化と
局所変化という2つの成分に分類し、タンパク質の微小な構造変化を精密に調べ、データ化
して比較するという手法を確立したものです。対象としたタンパク質は、生分解性プラスチック
の分解に関与することで知られている酵素「アシルコエンザイムAチオエステラーゼPaaI」で、
今回、SPring-8を用いて構造決定し、今まで実在が証明されていなかったHalf-of-the-sites
reactivityと呼ばれる現象を初めて捉えました。その結果を解析し、この現象が非対称誘導
適合機構と名づけた微小な多量体構造変化によって引き起こされることが示され、その生物
学的意味を解明することに世界で初めて成功しました。
 この技術は、生物学的に重要で、しかも微小な構造変化しか引き起こさないタンパク質に
今後適用され、多くの重要な成果を生むことが期待されます。例えば、今回解明されたPaaI
タンパク質の新しい酵素反応メカニズムは、HIVの感染に関与するある種のタンパク質の
活性化に関与している可能性があり、それに応用することにより新しいAIDS治療薬の開発に
つながることが期待されます。
(以下略)

引用元:Spring8プレスリリース
http://www.spring8.or.jp/j/press/050720/half-of-the-sites.html

A Novel Induced-fit Reaction Mechanism of Asymmetric Hot Dog Thioesterase PaaI
Journal of Molecular Biology doi:10.1016/j.jmb.2005.07.008
2名無しのひみつ:2005/07/24(日) 19:23:28 ID:+vCnW85s
こういうことは結果だけ発表してくれ。
ところでBSEにも適用できるのか?
3名無しのひみつ:2005/07/24(日) 19:26:38 ID:n0FYwgpW
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4名無しのひみつ:2005/07/24(日) 20:33:34 ID:xMTq/ngb
>>2
結果だけってオマエ「Half-of-the-sites reactivityの再現に成功した」とだけいわれて面白いのか?
5名無しのひみつ:2005/07/24(日) 20:51:25 ID:LBfLIh+S
物理を学んだ人間からすると・・・


これは解明とは言わないんじゃなかろうか
6名無しのひみつ:2005/07/25(月) 02:17:12 ID:btbmTmBs



  わからん・・・。 これがワカメスープ作るのとどう関係あるのだ?






7名無しのひみつ:2005/07/25(月) 02:19:48 ID:jO72MSa9
。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン
わかんないよ〜
8名無しのひみつ:2005/07/25(月) 02:50:43 ID:SQTQrkaO
>>5
最新の固体物理も似たようなもんで・・・
9名無しのひみつ
J Mol. Biol. くらいでいちいちニュースにするなよ。