1 :
未来の首都φ ★ :2005/07/12(火) 18:01:57 ID:???
半世紀以上にわたる米国の科学および工学における優位が、失われようとしているのかもしれない。
これら分野における米国の学士の割合が、欧州、また中国やインドなどの開発途上国に比べると低下しているのだ。
7月8日に公表された調査報告書により明らかになった。
この報告書は全米経済研究所のリチャード・フリーマン氏が記したもので、世界的な科学・工学職市場の変化により、
米労働者の長期的な調整が必要になるかもしれないと警告している。
多国籍企業がIT、ハイテク製造、研究開発職を低賃金の開発途上国に移しているのは、
長期的な雇用調整の「前兆」にすぎないとフリーマン氏。
科学・工学における教育と研究――1990年代に米国の生産性向上と復活の塁壁となった――の低下によって、
世界経済における米国の主導的地位を損なわれることがないよう、緊急の対策が必要だと同氏は付け加えた。
米国は第二次世界大戦以降、科学技術において大きくリードしてきた。
同国の人口は世界人口のわずか5%だが、科学・工学研究者の約3分の1を雇い、
研究開発支出の40%を占め、科学・工学研究誌の35%を発行している。
世界上位ハイテク企業の多くは米国の企業であり、また米政府による防衛関連技術への支出は、
戦場における米軍の技術的な優位性を確実にしている。
しかしその優位性のルーツが衰えつつあるかもしれないとフリーマン氏は指摘する。
欧州、アジアの大学の科学・工学の学士が急増している一方で、米国では新たな学位の数が停滞し、
全体のシェアが減少している。
報告書によれば、2000年の時点では米国の学位取得者の17%が科学・工学専攻だった。
これに対して世界平均は27%、中国は52%だった。
高度な科学研究のカギとなる博士号取得者については、もっと著しい差が見られる。
2001年に欧州連合(EU)加盟国の大学が授与した科学・工学の博士号は、米国よりも40%多かった。
この差は2010年までに100%近くに拡大する見込みだという。
科学・工学分野の若い学士の就業機会と賃金が低下していることから、米国の学生がこれら分野に進む意欲を
失っているが、ほかの国で生まれた学生はそうでないと報告書には記されている。
このトレンドは、ハイテクにおいて富裕国が優位的であるという認識を弱め、いわゆる南北経済格差に挑戦している。
「研究・技術活動や生産はこれら分野の学士のいる場所へと移っている。彼らが低賃金の南の方の国にいてもだ」と
フリーマン氏は、米国の勤め口の10〜15%が「オフショア化可能」だとする調査を引き合いに出して語った。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0507/11/news040.html
2 :
名無しのひみつ :2005/07/12(火) 18:07:15 ID:g+DSHNRI
技術リーダーって まともに車も作れねーじゃん。 まあ、軍事技術は相当凄いことは認めるが。
3 :
よっちゃん :2005/07/12(火) 18:07:51 ID:rxjtpJjp
2をとっても嬉しくない
4 :
名無しのひみつ :2005/07/12(火) 18:08:00 ID:r3i+C4BU
そもそもアメリカはなんでもかんでも一位だと信じている奴は 既にアメリカナイズされた日本人ぐらいで、 一応の知識を備えた人間であれば、アメリカの技術などはたいしたことがないことを 知っている。
5 :
名無しのひみつ :2005/07/12(火) 18:09:16 ID:KuiDZp+2
アメリカの技術って中国からの留学生が支えていたりするんだろ?
6 :
名無しのひみつ :2005/07/12(火) 18:11:21 ID:GJVV0XPK
まあ、今までがおかしかったということかと。 どっちかというと理系離れなんだろうね。
7 :
名無しのひみつ :2005/07/12(火) 18:12:34 ID:DXCPnHZ4
宇宙・航空産業は完全に日本の負けだろ
8 :
名無しのひみつ :2005/07/12(火) 18:17:34 ID:LlKNbVJo
日本については全く言及していない 完全に埒外なのか
9 :
名無しのひみつ :2005/07/12(火) 18:43:59 ID:0GuIYSjU
アメリカは昔から外人部隊を上手く使って技術開発してきたよ。アメの予算で開発した物は、外人が開発してもアメの物。
10 :
名無しのひみつ :2005/07/12(火) 18:45:29 ID:etI0Ylce
韓国が世界一ということにやっと気づいたのかね。
11 :
名無しのひみつ :2005/07/12(火) 18:49:21 ID:95qGPUSB
かもしれないだからな。 なんだかんだいって腐っても鯛だから。 アメリカ様はアメリカ様。
12 :
ソイレントグリーンが現実になる日 :2005/07/12(火) 18:59:54 ID:/GYuFcEO
いくら科学技術が進んでいても、一方で有人宇宙船を打ち上げているのに
一方ではSARSに感染しても医者にかかることもできない人がいるという
中共のような国では困るだろう。
エリート集団が先端技術を開発し、高度な能力を持った労働者が、
先端技術を応用した製品サービスの提供を行う国家が理想的。
しかし、アメはエリート養成ばかり一生懸命で、労働者の能力を
上げる事にはあまり感心がなかった。これが70年代以降のアメリカの衰退を招いた。
>>1 のような事を言って言っているところを見ると、まだアメリカはその事に気づいていないのか。
そして日本もその轍を踏もうとしている。
20年後の日本は一部のエリートは貴族の暮らし。
大多数の貧乏人はスラムで生きる国となっているであろう。
13 :
名無しのひみつ :2005/07/12(火) 19:15:28 ID:cp+Kna3c
14 :
名無しのひみつ :2005/07/12(火) 19:16:03 ID:W657k7VU
軍事航空宇宙と医療分野はアメリカが断トツのトップ。 材料や電気工学や機械工学は日本が断トツだな。
15 :
いろおとこ :2005/07/12(火) 20:30:39 ID:SF0MBGQv
>>12 「僅きを憂えずして ひとしからざるを憂う」 北 一輝
16 :
名無しのひみつ :2005/07/12(火) 20:35:45 ID:EYv4CPWu
>>2 肝心要の技術は押さえていたりする。例えば、真空管。(もっと他にもあるが。)
核攻撃では半導体は使い物にならないからね。
17 :
認識不足 :2005/07/12(火) 21:27:22 ID:6Zultalh
米国の底力を侮ってはいけない。米国には外国人技術者を引き寄せる魅力が あるのだ。日本には残念ながらこの魅力が不足している。 それに基本的な技術はきちんと抑えていて、いざとなれば自国だけで作れる 体制になっている。米国の軍事技術の輸出管理体制を見ればよく分かること だ。
18 :
名無しのひみつ :2005/07/12(火) 22:40:53 ID:1riTTpTT
航空宇宙ではアメリカは40年以上諸外国の先を言ってると思うが・・・ 大半の国はSR-71すら作れないぞ 日本がF/A-22を作れるようになるのは30年後ぐらいだろう。
19 :
名無しのひみつ :2005/07/12(火) 22:54:41 ID:oBPWHfRg
アメリカ合衆国は 永遠に不滅です!
20 :
名無しのひみつ :2005/07/12(火) 23:08:40 ID:hJbwo0Gk
まぁ別にアメリカの研究能力が低下している訳ではなくて、 アメリカで働いてるやつがあまり自国民でなくなってきたってだけだろ。 日本とかもポスドクを大量生産してはアメリカに送り出しているからね。 今の有名ジャーナルの筆頭著者の10%位は日本人じゃないの? つまりアメリカは、安い賃金で世界の知的労働力を独り占めしてるから、 自前の国民が必死こいて研究する必要がないってわけだ。 アメリカが馬鹿なんじゃなくて、日本やその他の国が馬鹿。 知的財産、軍事、先端技術を全部アメリカ任せにしてそれを金で買っている。 でも、金で買えない技術もあるということを忘れてはいけない。
21 :
名無しのひみつ :2005/07/12(火) 23:29:18 ID:pNDyhtR4
>>20 アメリカは基本的に移民を安い値段で働かせることでもっている国だよ。
だから、移民が止まると窒息しちゃう。留学生の確保は死活問題だよ。
22 :
名無しのひみつ :2005/07/13(水) 00:17:56 ID:B6ue0jOd
>17 なんで日本にその魅力が欠けているかというと、 アジア系への偏見がかなり大きな理由の一つだわな。 一朝一夕にどうにかなるもんではないにしても。 もちろんアメリカでも南部や中西部の田舎に日本人が行くと えらい目に遭うわけだが、少なくとも都市では 留学生や移民、多民族を受け入れる文化ができている。 国策的に移民を(難民さえ)拒絶する体制は、 長期的に見て国益になるとは思えない。 で、この書き込みもくだらないコピペに攻撃されるわけだ。
23 :
名無しのひみつ :2005/07/13(水) 02:24:27 ID:aXxTOjhh
>>5 >アメリカの技術って中国からの留学生が支えていたりするんだろ?
アメリカの技術は中国からの留学生にパクられて差が縮まっているのです。
24 :
名無しのひみつ :2005/07/13(水) 03:59:59 ID:2bXDilS8
外国人を大量に入れることは必ずしもプラスばかりではない。 アメリカ人の若手研究者たちのチャンスまで奪ってしまうからだ。企業が廉価なアジア系獲得に 躍起になり、社員教育や自国の人材発掘を怠るようになる。よく、日本のプロ野球で助っ人外人を 大量に入れると若手の成長を妨げるから駄目だと批判する人がいるけど、あれと同じことです。 サッカーで、ヨーロッパの伝統国がアフリカや南米から大量に選手を発掘したが、そのせいで クラブチームが自国の人材育成を怠るようになった。逆にヨーロッパで力をつけたアフリカや南米の 選手がW杯で大活躍してヨーロッパ勢が優勝できなくなってきている。科学技術の世界でも、 それと同じことが起こってきているのだ。外国人を採用することも、日本人が考えているほど優位は 取れないということです。日本も中国人を大量に受け入れれば、大相撲と同じ状態になると思う。 >アメリカの技術って中国からの留学生が支えていたりするんだろ? アメリカで中国系研究者の名声が聞かれるようになったのは比較的最近の話だが、それと反比例する ようにアメリカの論文発表数は減少してきている。元々アメリカは社員教育をやらず即戦力志向だが、 それが自国の理系離れに拍車をかけている。
25 :
名無しのひみつ :2005/07/13(水) 04:23:44 ID:cdatH/Pi
大学を外国人に開放しすぎた結果がこれだろ チュンばかりだもんな
26 :
名無しのひみつ :2005/07/13(水) 05:04:36 ID:2bXDilS8
>>25 笑ってる奴がいるが、日本だって同じことになるよ。モチベーションがまったく違うから。
大相撲でモンゴル人力士が上位を独占してるのがいい例だ。
27 :
名無しのひみつ :2005/07/13(水) 05:05:43 ID:2bXDilS8
シリコンバレーでは、白人は5時に帰る、日本人は飲みに行く、 中国人とインド人は徹夜で仕事をするというジョークがある。
28 :
名無しのひみつ :2005/07/13(水) 11:03:53 ID:19qzmQFn
>>22 極東アジア系の場合、日本への偏見もあるね。
もともと日本を蔑視してきた長い歴史があるから一朝一夕には解決できないけどね。
とくにお隣の国なんかは江戸時代の通信使の手記でさえ日本蔑視表現で溢れてる。
近代以降の成功で日本人は自分たちの国が極東で歴史的にどう位置付けられて
来たのかをすっかり忘れてしまったようで…
日本側のそういう歴史忘却から来る意識のギャップが摩擦の種になって関係を拗らせ
冷静な距離を保った関係を維持できなくしてる。
歴史教育は重要だよね。
29 :
名無しのひみつ :2005/07/13(水) 11:06:50 ID:19qzmQFn
関連記事
ttp://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=/news/2005/07/03/wchin03.xml&sSheet=/news/2005/07/03/ixnewstop.html China aims spy network at trade secrets in Europe
By Damien McElroy (Filed: 03/07/2005)
英・テレグラフ:中国のスパイ網が欧州で商業的機密を探っている
The extent of the spying was laid bare after a leading Chinese agent "defected" in
Belgium. The agent, who has worked in European universities and companies for more than
10 years, has given the Surete de l'Etat, the Belgian equivalent of MI5, detailed
information on hundreds of Chinese spies working at various levels of European industry.
中国の亡命を希望しているスパイは、欧州の大学と企業で10年以上勤務した経験が有り、ベルギー
のMI5相当の諜報機関に欧州諸国で産業スパイとして働く数百人の中国人の詳細な情報を与えた。
「欧州には、通信、宇宙航空、軍事、化学、重工業などに関わる大規模な中国の産業スパイのネッ
トワークがある」とベルギーのアナリスト、Claude Moniqueは言っている。
"The Chinese agent has given details of hundreds of experts and their activities. As a
result national inquiries have been launched, certainly by the German, French,
Netherlands and Belgian agencies and, I believe, in Britain too.
「この亡命スパイは数百人のエキスパートと、その活動についての詳しい情報を政府に与えたが
そのため政府が調査を開始している。その対象はドイツ、フランス、オランダ、ベルギーに及ん
でイルが、当然英国も含まれるだろう」
英国のリスクマネジメント会社のコンサルタントに寄れば、中国政府の諜報機関は定期的に外国
に滞在する中国人からの情報を吸い上げており、ビジネスマンや旅行者、科学者が対象と言う。
「全ての、中国の関心を持つ分野に関与する海外の中国人が狙われる。中国政府が軍事的あるい
は経済的に有用と判断する情報を集めるように指示される」
海外の中国人は、その滞在が少なくとも5〜10年以上に及んで、中国政府がその情報価値の有用
性を判断することになるという、中国の狙っている情報の一つはアルカテル社のガリレオ衛星の
技術と言われる。(後略)
30 :
名無しのひみつ :2005/07/13(水) 11:06:52 ID:TS1poVrk
質を問題にしないで量を問題にしてもなぁ。アジアの学士様達ってそんなに質高いか?
31 :
名無しのひみつ :2005/07/13(水) 12:55:46 ID:wR2kEdLI
相対的に減退したってことじゃねーのか
32 :
名無しのひみつ :2005/07/13(水) 13:07:59 ID:h3nlJeEd
33 :
名無しのひみつ :2005/07/13(水) 13:09:35 ID:ecmR3eqm
米国は負けそうになったら爆撃するので大丈夫
34 :
名無しのひみつ :2005/07/13(水) 13:09:57 ID:h3nlJeEd
>>27 最近シリコンバレーなんて単語も聞かなくなったな。
バブル崩壊でそうとう悲惨なことになってるとか
いうのを2年くらい前にテレビで聞いたような。
35 :
名無しのひみつ :2005/07/13(水) 15:19:24 ID:ghfRbtgc
ぜったい「中国」って単語が出てくるとおもったら、 案の定。うそくせぇー
36 :
名無しのひみつ :2005/07/13(水) 15:44:08 ID:PwDSjZLZ
有能な中国人学生はアメリカに行く アメリカにいけなかった落ちこぼれ中国人学生だけが日本に来る 質が悪いのは当然
37 :
名無しのひみつ :2005/07/13(水) 18:39:21 ID:oJKsL5Tg BE:172419146-
中国人は基本的に質が悪いから何処へ逝っても質が悪いという評価なのは当然。 ハングリーであっても所詮は中国人。質の悪さは数十年の単位ではいかんとも しがたい。
38 :
名無しのひみつ :
2005/07/14(木) 03:35:47 ID:mR9+Vt7L アメリカも若年層の基礎学力低下が著しいからね。 その対策として、基礎学力の底上げをはかるよりも、 他国の有能な人材をヘッドハンティングするのに注力するのもアメリカらしいけど。