【医学】シアリルラクトースとラクトパーオキシダーゼのHIV感染防御効果＝長崎大・雪印

　雪印乳業株式会社技術研究所は、長崎大学大学院医歯薬総合研究科感染分子
病態学講座との共同研究において、母乳成分、母乳や牛乳に含まれるオリゴ糖
「シアリルラクトース」、ならびに牛乳由来のタンパク質「ラクトパーオキシダーゼ」に、
HIV-1（ヒト免疫不全ウイルス・エイズウイルス）の感染を抑えるはたらきを見出しました。
　この研究成果は、7月1日より神戸国際会議場等で開催される「第7回アジア・太平洋
地域エイズ国際会議」にて発表いたします。

　HIV-1の母子感染においては母乳が主な経路と考えられていますが、母乳中の大量の
ウイルスを毎日飲み続けることを考えると感染率が比較的低いことから、母乳中には
抗HIV-1作用を有する因子が存在すると思われます。そこで今回は、母乳に含まれる
シアリルラクトース(以下SL)およびラクトパーオキシダーゼ (以下LPO)による抗HIV-1
作用について検討しました。
　LPO は、HIV-1ウイルス粒子を不活化することで、抗HIV-1因子としてはたらくことを
確認しました。一方、SLは10〜30μg/mlの濃度でHIV- 1感染を抑制し、とくにHIV-1
感染前に添加することで、より効果的な抗HIV-1作用を発揮することを確認しました。
　SLの抗HIV-1作用についてはこれまでには報告されておらず、HIV-1ウイルス粒子か
標的細胞表面かのいずれかに結合することで、抗HIV-1作用を発揮しているものと推測
されました。
　母乳中にはSLが約600μg/ml含まれるため、消化管内で希釈されても十分に抗ウイ
ルス効果を発揮できる濃度で残存し、他の乳成分と共に母子感染阻止に寄与すると
予想されました。

引用元：雪印乳業ニュースリリース
http://www.snowbrand.co.jp/news/050629/01.htm

ぎょぴっと２げっと！

嘘くさ

雪印？？

長崎大学大学院医歯薬総合研究科感染分子病態学講座←なげー

つまりは大根おろしを食えと？