コンピュータビジョンによる人および動作の認識方式で世界最高性能を達成=産総研

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 ◆KzI.AmWAVE @Hφ=Eφ ★

 独立行政法人 産業技術総合研究所のフェロー大津 展之は、防犯カメラなどで
自動監視・認識するうえで、最も重要な鍵である「モニター映像から人およびその
動作の認識を自動的に行う」新方式を開発した。これは、これまでに、2次元静止
画像に対して開発した高次局所自己相関特徴抽出法(以下「HLAC」という)を用
いた適応学習型認識方式を、さらに動画像に拡張し、立体HLAC(以下「CHLAC」
という)に基づき、「対象の動作」の特徴を抽出する方法であり、非常に汎用的で
かつ高速・高精度であることが特徴である(一部、兼任先の東京大学大学院
情報理工学系研究科での学生指導で実施)。

 新方式CHLACはモニター動画像から個人を識別し、異常行動を直ちに検出する
ことができる。本方式を、米国のHumanIDプログラムの一環として米国立標準技術
研究所(NIST)が取り纏めている国際的なgait認識のコンペティションのためのテスト
データ(HumanID Gait Challenge Dataset)に対して適用した結果、従来手法を大幅に
上回る世界最高の認識性能であることが実証された。

 新方式CHLACは、人の認識のみならず、異常行動の検出や、特定した人を追跡
する移動体追跡にも適用できるため、ニーズの高い知的防犯カメラなど、セキュリティ
分野における自動(無人)ビデオサーベイランスの研究開発を始め、ロボット視覚など、
コンピュータビジョンの研究開発にも大きく貢献すると期待される。

 今後は、文部科学省の「都市エリア産学官連携促進事業(高度ビデオサーベイランス)」、
「科学技術振興調整費・重要課題解決型研究等の推進(交通事故対策技術)」、
「21世紀COEプログラム(情報科学技術戦略コア(東京大学大学院情報理工学系研究科
の採択テーマ))」に適用し、本方式の実用化に向けた研究開発や、対話システム、
ロボットなどの「実世界情報システム」分野における視覚への応用を行っていく予定である。

 なお、本研究成果の詳細については、MVA2005(IAPR Conference on Machine
Vision Applications(2005年5月16〜18日、茨城県つくば市))で発表された他、ICCV2005
(Tenth IEEE International Conference on Computer Vision(2005年10月15〜21日、
中国北京))において発表される予定である。
(以下ソースにて)

引用元:産総研プレスリリース
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2005/pr20050524/pr20050524.html
2オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2005/05/25(水) 01:27:09 ID:kuaA10mT
2GET
3名無しのひみつ:2005/05/25(水) 01:33:11 ID:RHrmyyyQ
ドラえもんが出来る日も近いな。
4名無しのひみつ:2005/05/25(水) 01:41:53 ID:lBHX0TKk
カセットビジョンがどうしたって?
5名無しのひみつ:2005/05/25(水) 01:46:08 ID:0WAjBJTj
いよいよ監視社会が現実のものとなる
6名無しのひみつ:2005/05/25(水) 01:51:11 ID:Oo7vcRDQ
これはすごい!
この分野好きなんだよ俺。
7名無しのひみつ:2005/05/25(水) 01:57:45 ID:EU5r0fG3
>(Tenth IEEE International Conference on Computer Vision(2005年10月15〜21日、
中国北京))において発表される


発表後、中共に奪われたりしてな。
8名無しのひみつ:2005/05/25(水) 03:57:03 ID:QY80qHTb
人とか顔とかの形状的特徴の認識と
「異常」などという論理的知的認識とでは月とスッポンポンの差があるはずだが。
何気に安易に同じ文脈で語らないで欲しいな。
自称学者さん達のこういう無神経さや浅はかさって大嫌い。
9名無しのひみつ:2005/05/25(水) 05:07:38 ID:8wb379rW
無人殺戮兵器が出来ちゃった あーあ 
10名無しのひみつ
手話で会話できるロボットとかできそうだね。