【医学】紫外線で傷ついた遺伝子を修復する2種類のタンパク質=理研

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 ◆KzI.AmWAVE @Hφ=Eφ ★

 紫外線による遺伝子の損傷を、2種類のたんぱく質が協力して探し出し、
修復に結びつけるメカニズムを、理化学研究所などの研究チームが解明した。

 皮膚ガンの予防薬開発などにつながる成果で、6日付の米科学誌「セル」に発表した。

 日光に当たると、紫外線で遺伝子を構成するDNAの一部が傷つく。皮膚の細胞には
DNAの傷を元通りに修復する機能があるが、修復しきれないと皮膚がんにつながる。

 研究チームは、修復機能に関係している遺伝子が作る2つのたんぱく質について
調べた。その結果、まず傷の探知能力が高い第1のたんぱく質が傷に取り付き、
その後、第2のたんぱく質を呼び寄せる役割を果たしていることがわかった。

 第2のたんぱく質が到着すると、第1のたんぱく質は席を譲り、第2のたんぱく質が
修復役のたんぱく質を呼んで実際の修復作業が始まる。こうした仕組みを利用すれば、
皮膚ガンの予防作用がある日焼け止めクリームなどが開発できる可能性があるという。

引用元:読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050506i202.htm

UV-Induced Ubiquitylation of XPC Protein Mediated by UV-DDB-Ubiquitin Ligase Complex
Cell, Vol 121, 387-400, 6 May 2005
http://www.cell.com/content/article/abstract?uid=PIIS0092867405002382
2 ◆KzI.AmWAVE :2005/05/06(金) 18:34:02 ID:MJ8o00e3 BE:93141893-
JSTプレス発表
紫外線による遺伝子の傷を修復するために働く新たなメカニズムを発見
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20050506/index.html
3名無しのひみつ:2005/05/06(金) 19:05:09 ID:mzG7mrgy
>皮膚ガンの予防作用がある日焼け止めクリームなどが開発できる可能性がある
ハンドクリームで遺伝子組み換えができる可能性はどんくらい?
4名無しのひみつ:2005/05/06(金) 19:32:18 ID:igOO3pFv
サンダーバード1号と2号の連携プレーは画期的だったんだなあと今更ながら感心する
5名無しのひみつ:2005/05/06(金) 20:06:37 ID:DTZJivLC
紫外線で傷ついたふえるわかめちゃんの遺伝子
6名無しのひみつ:2005/05/06(金) 22:13:17 ID:VKBF0gm9
んじゃ、これで安心して日焼けサロンに通えるのでつね。
7名無しのひみつ:2005/05/06(金) 22:43:05 ID:ocO8pW8u
>  第2のたんぱく質が到着すると、第1のたんぱく質は席を譲り、第2のたんぱく質が
> 修復役のたんぱく質を呼んで実際の修復作業が始まる。こうした仕組みを利用すれば、
> 皮膚ガンの予防作用がある日焼け止めクリームなどが開発できる可能性があるという。

いや、皮膚がん予防効果が必要なのは日焼けクリームの方だと思うが。
8名無しのひみつ:2005/05/06(金) 23:08:56 ID:cJz+JNWH
顔グロって何だったんだろうな。
9名無しのひみつ:2005/05/07(土) 01:04:01 ID:6WiHN1t1
なんだったんだろうねぇ。汚ギャルとかいう言葉も思い出したよ。

>7
そうだな。それさえあれば安心して黒くなれる。
関係無いけど、某日焼け止めのCMを見るたびに「この白ブタが」と呟く俺ガイル。
10名無しのひみつ:2005/05/15(日) 21:17:16 ID:1lFioeJO
日焼け止めクリームは言い過ぎだな。
11名無しのひみつ
>>10
この位風呂敷を広げて研究の重要性を述べないとCellには受からない。
Nature、Scienceでも同様。