【医学】リウマチ原因、新たな遺伝子FCRL3　理研などのグループ発見

　関節リウマチなど自己免疫疾患の原因遺伝子の一つを、理化学研究所の山田亮・遺伝子多型研究センター
上級研究員たちのグループが見つけた。１７日付の米科学誌ネイチャー・ジェネティクス（電子版）で発表する。
自己免疫疾患が起こる仕組みの解明や治療法の開発につながる成果だ。

　自己免疫疾患とは、体に入った細菌やウイルスなどをやっつける免疫システムが、逆に自分の体を攻撃して
起こる病気の総称だ。

　グループは、関節リウマチの患者８３０人と健康な人６５８人で、遺伝子レベルの個人差を調べた。その結果、
ＦＣＲＬ３という遺伝子が病気の発症に強く関係し、症状が出やすいタイプと出にくいタイプに分かれることを
突き止めた。

　この遺伝子が他の自己免疫疾患にかかわることもわかった。日本人の３５％は出やすいタイプの遺伝子を
持つと推定できた。そうした人は出にくいタイプの人に比べて、２倍ほど自己免疫疾患になりやすいようだ。

　主な自己免疫疾患の原因遺伝子の特定は、これで約１０個となる。発症には症状の出やすいタイプの
遺伝子を複数持つといった遺伝的要因のほかに、環境条件もかかわる。グループは「発症過程は複雑だが、
原因遺伝子を一つずつ明らかにすることが病気の解明につながる」と説明している。

http://www.asahi.com/health/news/TKY200504170149.html

あ、間違えた。

このグループは、いくつも原因遺伝子を発見しているが、あくまで統計的解析
の結果を発表しているだけだ。単なる多数決の論理だ。もちろん必発な異常では
ない。分子的にもその役割が、リウマチの病態を説明しているものでは全然
ない。少し rheumatoid factor 産生とFc receptor がからむ可能性あるかな。

>>3
そうか。なんかさー癌の要因が発見されたとか何とか、良く発表されるけど、
実用化されたツー話しは１つも聞いたことが無いんだよね。
無意味に希望を持たせるぐらいなら発表しなきゃいいのに。学者馬鹿だよね。

自己免疫疾患患者だから言わせてもらうけど、
原因だの要因などの発見話はいいです。
それも大切なことだとは分かってますが、
とにかく治す薬を早く考えてください・・。
4さんが書いてるように、実用化こそが
患者にとって重要なことなんですから・・。

>>5
ＦＫ506

原因が分からないと治せないでしょ

>>6
私はプレドニゾロン服用で、時にパルスなんですが
これにしてもFK506にしても寛解するだけであって
完治・治癒をもたらしてくれる訳じゃないですよね。
そこが切ないですよ。完治薬の早期登場願います。

>>7
そこは重々承知してるトコですw
原因が分からないと始まりませんよね。ただねぇ･･･。
伯母が同じ病気で、30年前の40代の頃に発病して60代に亡くなりました。
自分は発病して10年経つんですが、確かに伯母の頃に比べたら発見も早く
医療対処も早く良くなったと思います。
でもこれだけの時が経っても、まだこの程度の治療しか出来ないのかといった
焦りを感じてしまうのも、正直な気持ちです。
自分だけのことを考えれば、早くしてもらわないと人生終わっちゃいますからね（苦w
早く何とかならないものか？
原因を探りながら、より一層有効な薬を作り出せないものか？
原因発見のニュースより、有効薬開発のニュースのが早く聞きたいです。

リンパ球に発現する遺伝子が関節リウマチの発症に関連 - 理化学研究所の記者発表より
　　- 自己免疫性疾患の治療につながる大きな一歩 -
ttp://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2005/050418/index.html

◎HLA遺伝子 B52-DR15（B52-DR2）の頻度



本土日本人　８，６％、 沖縄人　１，５％、　アイヌ人　１，０％、
韓国人　１，４％、　中国朝鮮族　２，２％、 モンゴル人 　５，９％



日本人最多であり、且つ、北九州、山陽、近畿で更に高頻度である
朝鮮人≠西日本人≒モンゴル人≠朝鮮人≠西日本人≒モンゴル人
日本人最多であり、且つ、北九州、山陽、近畿で更に高頻度である
朝鮮人≠西日本人≒モンゴル人≠朝鮮人≠西日本人≒モンゴル人