【科学と宗教】故ヨハネパウロ2世による和解への努力(04/06/2005)

■科学と宗教〜故ヨハネパウロ2世による和解への努力(04/06/2005)

　ミュンヘン−カトリック研究者と生命倫理学者は、信仰と科学の和解を成し遂げた彼の努力に対する賛辞をもって、
ヨハネパウロ２世法王の死に答えた。そして学者の一部は彼の後継者が同じ方針を継続するだろうと楽観的だ。

　ポーランドのローマ法王は、科学に強い個人的関心を持っていた。そして科学的なコミュニティとローマカトリック
教会の間での対立解消のために働いた。それでもなお、妊娠中絶、初期の幹細胞研究と避妊（エイズ防止に
役立つコンドームの配布を含む）における彼の完全な拒絶は、一部の科学者と争いにならざるを得なかった。
　世界中のエイズ活動家のグループは、まだコンドームの使用を拒絶するヨハネパウロを非難する。
「数百万人がこの神学的厳格さの結果としてアフリカで死んだことを忘れられてはなりません」と、
Independent 紙は社説で伝えていた。

　しかし、ヨハネパウロはしばしば科学的な問題についてホーキング-科学司教の学校の80人のメンバーの
うちの1人-のような先覚者と話し合った。そして、バチカンは定期的な科学的なアドバイスを受け入れた。
(see Nature 432, 666; 2004).

「我々の多くは、ローマ法王と科学者の間での特別な感覚を目撃しました」と、Giuseppe　Tanzella-Nitti
（神聖十字ローマの司教大学の神学者・天体物理学者）は言う。

　1980年、ケルン大聖堂（ドイツ）においてヨハネパウロは信仰と科学の間には「矛盾はない」と宣言した。
彼は、ビッグバンとdarwinianの進化の概念が単なる仮説以上であるとさまざまな機会において発言していた。
　1992年に、彼は公式にガリレオガリレイを回復させ、教会が彼を逮捕したのは間違っていたと認めた。
最近では、バチカンは最新の技術（例えば動物の器官移植と遺伝子の修正）に反対するとの立場を変えた。

　Ludger Honnefelder-ボンの科学・倫理学研究所のカトリック神学者と哲学者-はヨハネパウロは科学と
宗教の共存に力を注いだと主張する。彼は、次のローマ法王がヒト遺伝子の修正の意味する問題等に
対処しなければならない点に触れている。「我々は、新しい倫理的挑戦にバランスのとれた答えを教会に期待している」
「我々が科学をオールマイティのシステムと考えない、と期待しているのと同じように。」

Nature
Published online: 6 April 2005; | doi:10.1038/434684a
『Pope praised for partial conciliation of science and religion』
〜Scientists pay their respects to John Paul II.
(　´`ω´)つhttp://www.nature.com/news/2005/050404/pf/434684a_pf.html#top

news @ nature.com
http://www.nature.com/news/index.html

♪

別に科学はオールマイティになろうとなどしていないよな。
科学は宗教の領域まで手を出そうとした途端に科学じゃなくなるが、宗教は科学の領域まで手を出しているからな。
倫理や美徳を説くのに格段宗教が必要ってわけでもない。

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　 " 'ｌｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉ／ｉリｉｉｉｉハ/ ｌｉｌ　　ｉｌ　　ｌｉｉｉ／ｌｉｉｉｉトｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｌ　　 しつこいんだよー！！
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じゃあ科学のチカラでヨハネたんを蘇らせればいいじゃない。

宗教と科学が対立したというより、カトリックと科学者が対立した事があるだけ

てか、冷静に考えると、いわゆる「科学的」な論理で何となく納得すれば
それが正しいと素朴に思える、信仰のない人間はある意味しあわせなのかいね？
うかつに信仰とか持っちまうと、熱心な信者ならそれだけ経典と科学とのの
「矛盾」に直面する機会は多い訳で、しかし例えば進化論何てぶっちゃけ
キリスト教徒や科学者以外の人にとっては、人がサルだろうが神の創造物だろうが
どっちと捉えても、日々の仕事とか生活にはさし当たって問題ない訳だし
これまで信じていたものより納得のいく理屈があれば、あっさりと乗り換えられる。

果たしてどっちが幸せなのやら…。

http://tmp4.2ch.net/test/read.cgi/tubo/1112768943/89 より
http://ccfa.info/cgi-bin/up/src/up11011.jpg
http://ccfa.info/cgi-bin/up/src/up11012.jpg
http://ccfa.info/cgi-bin/up/src/up11013.jpg

本来は、そこまで教義と科学は対立するもんでもないんだが。
単に後の人間が色々と解釈とか別のものを加えてるだけで。

つーか、科学と宗教が結びついたのがオームじゃなかったのか？

韓国型精神分裂病の遺伝的要素を発見
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1106466435/

>>10
いや、オウムは擬似宗教と疑似科学を結びつけたカルト。

>>7
信仰を持ち宗教と科学の矛盾を感じることも、はなから宗教を信じないことも
それをどう捉えるかは人によって異なるから、どちらが幸・不幸という話ではない気がするが。
そもそも絶対的な幸せって何さ？

脳内麻薬出まくりの状態

>>13
>そもそも絶対的な幸せって何さ？

全能の神であれ科学的真理であれ、絶対的な存在を信じきること

キリスト教徒の科学者もたくさんいるんだから、そこまで矛盾は無いだろう。
（ブッシュみたいな保守派は、そういないと思うが）

>13
宗教を利用して未成年とセックルすることではないか？

そもそも幸せは個々の人間によって違うからねえ。
周りから見れば幸せそうでも本人がそう感じなければ
幸せじゃないんだし。

人殺しや強姦をしまくった靖国神社の「英霊」も、
戦争に負けなければ幸せだったろうしな

靖国は本人とか遺族の意思は関係なく祀ってるからキリスト教徒も勝手に合祀されてる
遺族は抗議してるが、靖国は無視

科学がどうこうなんかどうでも良い
一番人殺しに貢献した宗教がキリスト教って事が大事

>>20
スレ違い

根拠の無い事を信じる事が許されない科学
根拠の無い事を信じる事が美徳とされる宗教

どうやったら和解できるのか。
結局表面上の相互理解、和解に過ぎないんじゃないかな？