【宇宙】火星の氷海と最近の地質学的活動 500万年前に氷河

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1pureφ ★
宇宙 : 火星の氷海と最近の地質学的活動

 Nature2005年3月17日号に掲載されている3編の研究成果によると、火星表面の地形は、
流水や溶岩、氷によって、わずか数百万年前にできたらしい。

 E Hauberたちは、3億5千万年前の爆発的噴火によってヘカテス・トロス火山の側面に陥没
が生じたことを報告している。この陥没の側面に氷河堆積物が形成されたのは、ほんの500
万年前のことだ。

 J Headたちは、地質学的な尺度で最近繰り返し起こった氷河活動の痕跡が、現在では火
星の熱帯地域と中緯度地域に相当する場所に残っていることを明らかにしている。

 最後に、J Murrayたちは、最近500万年以内に形成された北極海ほどの規模に相当する
水の氷塊について報告している。この地域は、ケルベルス・フォッサと呼ばれる火星表面の
長く狭い2本の窪地に付随する亀裂系から火山噴火により流出した水が、氾濫を起こした
場所と考えられている。

 「これら3編の論文により、火星で最近起きた地質学的活動について今後新しい考え方を
せざるを得ないだろう」と、V BakerはNews and Viewsでコメントしている。

Nature Highlight March 17, 2005
http://natureasia.com/japan/nature/updates/index.php?id=953&issue=7031

宇宙:火星の熱帯から中緯度にかけての雪と氷の堆積、流出と氷河作用
J. W. Head, G. Neukum, R. Jaumann, H. Hiesinger, E. Hauber, M. Carr, P. Masson, B. Foing, H. Hoffmann, M. Kreslavsky,
S. Werner, S. Milkovich, S. van Gasselt & The HRSC Co-Investigator Team
Nature 434, 346 - 351 (17 March 2005); doi:10.1038/nature03359
http://www.nature.com/cgi-taf/DynaPage.taf?file=/nature/journal/v434/n7031/abs/nature03359_fs.html

宇宙:火星のヘカテス・トロスの側面カルデラと非常に若い氷河活動の発見
Ernst Hauber, Stephan van Gasselt, Boris Ivanov, Stephanie Werner, James W. Head, Gerhard Neukum, Ralf Jaumann,
Ronald Greeley, Karl L. Mitchell, Peter Muller & The HRSC Co-Investigator Team
Nature 434, 356 - 361 (17 March 2005); doi:10.1038/nature03423
http://www.nature.com/cgi-taf/DynaPage.taf?file=/nature/journal/v434/n7031/abs/nature03423_fs.html

宇宙:マーズ・エクスプレス高解像度ステレオカメラによる火星の赤道付近の凍結した海の証拠
John B. Murray, Jan-Peter Muller, Gerhard Neukum, Stephanie C. Werner, Stephan van Gasselt, Ernst Hauber, Wojciech J.
Markiewicz, James W. Head III, Bernard H. Foing, David Page, Karl L. Mitchell, Ganna Portyankina & The HRSC Co-Investigator Team
Nature 434, 352 - 356 (17 March 2005); doi:10.1038/nature03379
http://www.nature.com/cgi-taf/DynaPage.taf?file=/nature/journal/v434/n7031/abs/nature03379_fs.html

News and Views
惑星科学:最近まで活動的だったことを示す火星の画像
Victor R. Baker
http://www.nature.com/cgi-taf/DynaPage.taf?file=/nature/journal/v434/n7031/abs/434280a_fs.html

関連スレ:
【惑星】火星の赤道付近に“流氷原”、生物期待できる?
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1109111934/
【宇宙】火星に生物やっぱりいた!? …NASAなど大気分析
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1108769636/
【火星】液体の水が存在していたとしても、ほんの短い期間だけだった? DAT落ち
http://news16.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1097983044/
【火星】弱酸性だった火星の海 炭酸抜ける DAT落ち
http://news16.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1096235591/l50
火星に「河川の痕跡」 DAT落ち
http://news16.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1090249386/l50
2名無しのひみつ:2005/03/24(木) 00:43:19 ID:qMh3wUet
人面岩はどうなった?
3名無しのひみつ:2005/03/24(木) 00:44:19 ID:hpfu3Pqv
そういや火星探査車はどうなったんだろう
大成功したから追加予算とかやってたが
4名無しのひみつ:2005/03/24(木) 00:46:34 ID:mjaT24q0
500万年というと地質学的には一瞬だな。
地質学者なんて、「こっちの岩は古いもので40億年前のもの。
こっちは最近のものでつい2億年前のもの」とかいう時間感覚だから。
500万年なんて「まばたきするほどの時間」とか表現するから。
5名有りのひみつ:2005/03/24(木) 00:53:24 ID:zW7HWqzj
>>2
それはもうかなり昔に解決したのでは…?

>>3
火星探査車、2機とも順調に探査中!

>>4
確かに。
ちょっと前に250万年前の溶岩流のニュースがあったけど、
火星の環境って本当についこの前まで今とは全く違っていたのかも
6名無しのひみつ:2005/03/24(木) 00:56:20 ID:Ah4PjqTR
よし、もっかい貼ろう。

>>2関連
http://www.msss.com/mars_images/moc/2003/05/15/
7◇d2Y8b5Xc:2005/03/24(木) 01:02:25 ID:pyRzoJAd
今でも地下では火山活動が続いていて
今後も噴火する可能性がある、
と見ていいのかな?
8pureφ ★:2005/03/24(木) 01:40:24 ID:???
関連画像
‘Hourglass’ shaped craters filled with traces of glacier
http://www.esa.int/SPECIALS/Mars_Express/SEMN3IRMD6E_0.html
9名無しのひみつ:2005/03/24(木) 01:59:50 ID:GX/cQzzT
惜しかったな 人類が科学を手にするのがもう500万年早かったらな
10名無しのひみつ:2005/03/24(木) 02:10:15 ID:Tj11wo9k
火星も最近温暖化してるからな
11名無しのひみつ:2005/03/24(木) 03:09:05 ID:tWqB7S6M
知的生命体マダー
12名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/24(木) 07:22:35 ID:XIHIYK//

火山→地熱+火山ガス+水で細菌の類なら十分生存可能
ということになるな
13名無しのひみつ:2005/03/24(木) 11:21:35 ID:+iuU7aUY
まだ内部を調査してなかったのかよ。。。

内部がマントル化という事では
衛星の朝夕力による内部摩擦はないだろうな。
衛星が小惑星ベースだという事から
巨大隕石とかが落ちたのかな?
14名無しのひみつ:2005/03/24(木) 12:00:28 ID:2AklDsEk
>>9
500年前じゃ、そもそも人類がまだ誕生しとらんで
15名無しのひみつ:2005/03/24(木) 12:01:11 ID:2AklDsEk
訂正
×500年前
○500万年前
16名無しのひみつ:2005/03/24(木) 12:45:49 ID:7gEBeHlm
やっぱり星船に乗って渡って来たのであろうか?
17名無しのひみつ:2005/03/24(木) 16:20:38 ID:mjaT24q0
>>14
最近だと500万年前頃が人類の誕生とされている。
700万年前とする説もある。
18名無しのひみつ:2005/03/24(木) 23:36:24 ID:PC5ybyMf
>17
ということは、俺達の故郷は火星だったってこと?
19名無しのひみつ:2005/05/30(月) 02:43:39 ID:Vk8hhKh0
>>18
俺たちはそうだがお前は違う。お前だけは。
20名無しのひみつ:2005/07/14(木) 22:33:09 ID:IHIamB/1
てす
21ばーきゅーφ ★:2005/07/23(土) 17:46:42 ID:???
てsy
22 ◆qlD6zow0tU :2005/08/05(金) 22:56:01 ID:mgAwjuN8
test
23名無しのひみつ:2005/08/06(土) 04:11:02 ID:d2DIVLN2
>>17
なんというタイミングの良さ
24名無しのひみつ:2005/08/06(土) 13:36:59 ID:dKj0PzZ4
火星もちょっと条件がちがえば生命があったかもしれないよね。
この小さな太陽系でも惜しい環境の星が見つかるんだから、
ほかの太陽系にも生命のいる星がけっこうゴロゴロありそう。
地球より1万年科学が進んでる星があったらどんな生活になってるんだろうか。
25名無しのひみつ:2005/08/06(土) 13:57:19 ID:d2DIVLN2
1つの種は1万年も継続できないそうだ
26名無しのひみつ:2005/08/06(土) 14:31:33 ID:H3KPYq0Y BE:44167272-##
いや、ホモサピエンスはよゆーで1万年以上続いてるんだが・・・。
「文明は」なら言いたいことはわかるが、サンプルが1つしかなく
しかも継続中なので、なにを根拠に言ってるやら。
27名無しのひみつ:2005/08/06(土) 19:49:24 ID:TZhAOu0K
ニューギニアの未開人、エジプトの古代文明、地動説が認知され始めた欧州、
産業革命の英国、宇宙開発競争の米ソ、将来宇宙殖民が始まってから、
のどの辺で宇宙的には文明と呼べる様になるのか?
NASA職員もアマゾンの原始人も地球人類という点では同種族だが
知的生命体という言葉には支障をきたさないのか?
異星人が原始農耕してる段階でも知的生命体に含むのか?
28名無しのひみつ:2005/08/06(土) 20:13:41 ID:TZhAOu0K
↑地動説が認知され始めた欧州に訂正
29名無しのひみつ:2005/08/07(日) 13:29:33 ID:jCAopGSA
>>26
蟻や蜂の生態様式は文明と見れないのだろうか。
30名無しのひみつ:2005/08/07(日) 21:33:03 ID:zb1819BD
SETI計画的には人工的に電波を発信出来る生命体が知的生命体。
時代で言うとマルコーニぐらいから文明のはじまり

受け売りだけど
31名無しのひみつ:2005/08/08(月) 03:00:39 ID:f6UfgxPH
電気的機械の発明が条件ってこと?
32名無しのひみつ:2005/08/08(月) 18:26:13 ID:tBqyt1yT
現代アフリカ人が自分たちでは発明してない自動車を運転できるみたいに
出会った瞬間こそ原始未開の生活してても文明の伝播が可能な種族は
禽獣の類に含めず知的生命体にすべきだと思う。
大航海時代アフリカ・アメリカ・オセアニア原住民に降り注いだ悲劇が繰り返されるから。
33名無しのひみつ:2005/08/08(月) 18:57:35 ID:s+rL+4PY
>>32
自動車運転するオランウータンは?
チンパンジーなんかも道具の使い方を子供に教えたりするよ。
人間から見て意思の疎通が容易に出来ないものは、
知的生命体と認識できないんじゃないだろか。
34名無しのひみつ:2005/08/08(月) 19:55:42 ID:4kQaZjKL
だからこそ電波が基準なんだろう。
電波ってのは情報を伝達する意思そのものと言っていい。
飛んできた電波さえ解析すればいい訳だ。
35名無しのひみつ
地球から電波を送るよりも系外惑星(衛星も可)を発見したら
夜の部分に文明の光が見えないか確認したほうが早いと思う。