■絶滅危惧1類・ヒヌマイトトンボが生息−相馬・松川浦/福島(02/28/05)
相馬市の松川浦の動植物について県が実施した総合調査の結果が27日まとまった。
環境省指定の絶滅危惧1類に指定されているヒヌマイトトンボの生息が確認されたほか、
新種と見られる巻貝が見つかったり、全国2位の17種の絶滅危惧(きぐ)類指定植物が確認されるなど、
松川浦が貴重な自然遺産であることが証明された。
(中略)
報告会では専門家が部門別に報告。県農業試験場梁川支場の三田村敏正委員は579種の昆虫類を確認し、
2カ所のヨシ原でヒヌマイトトンボの生息地を発見したと報告した。ヒヌマイトトンボは体長3センチほどで、
86年には県内4カ所で確認されていたが、その後は原町市にだけ生息するとされていた。
また県の絶滅危惧1類のタイリクアカネというトンボが見つかったほか、ヒウラカメムシなど2種も県内で
初めて発見された。
また東北大大学院の狩野圭市委員は、干潟で新種と見られる巻き貝(殻の長さ2ミリ)が見つかり、
暫定的に「マツカワウラカワザンショウ」と名付けたと発表した。植物を担当した福島大助教授の黒沢高秀委員は、
環境省と県の絶滅危惧類指定の植物の確認数が17種類に上り、尾瀬・燧ケ岳(29種類)に次いで
全国2位だと報告した。
(後略)
( ´`ω´)つ
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