【医学】マウスを使った原因不明のクローン病の研究――Nod遺伝子と感染性の関係
1 :
pureφ ★ :
05/02/07 14:04:26 ID:??? マウスを使ったクローン病の研究
クローン病とは主として腸で炎症が起こり、これに伴い疼痛や下痢といった症状が現れ
る炎症性腸疾患である。今回、2件の研究により、ヒトクローン病と深いつながりを持つ機
能的蛋白質を欠損したマウスはウイルスに感染しやすいことが報告された。クローン病の
原因は未だ解明されていないものの、今回の発見は、同疾患に罹患した患者の体内で何が
狂ってしまったのかを解明するヒントとなろう。
Nod2遺伝子は免疫系に腸内のバクテリアを認識させる役割を果たしているが、同遺伝子
の突然変異がクローン病への感受性を増大させることは既に確認されている。Shin Maeda
らは、ヒトクローン病で見られるNod2遺伝子の突然変異に相当するマウスのNod遺伝子の突
然変異により、実験的腸炎に対するマウスの感受性が高くなることを観察した。これらの
結果から、Nod2蛋白質が炎症に関与する2つの重要なシグナル分子、NF-kappa-BとIL-1を制
御していると考えられる。
Koichi S. Kobayashiらによるもう一方の研究では、Nod2欠損マウスは口腔内のバクテリ
アに対して感受性が高く、この感受性は、Nod2に結合することで知られている分子への
Nod2欠損細胞の異常な反応に対応していたという。突然変異を起こした動物では、特に、
胃の中に本来持っている抗菌性ペプチドをエンコードする遺伝子のグループがなくなって
おり、このことからヒトの場合でも同様の欠損が炎症性腸疾患の原因となっている可能性
が示唆された。
Science Highlight 2004年 2月 4日(金)
http://sciencemag.jp/highlights/highlight.html#2 Nod2 Mutation in Crohn's Disease Potentiates NF-κB Activity and IL-1β Processing
Shin Maeda, Li-Chung Hsu, Hongjun Liu, Laurie A. Bankston, Mitsutoshi Iimura, Martin F. Kagnoff,
Lars Eckmann, and Michael Karin
Science 4 February 2005: 734-738.
http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/307/5710/734 Nod2-Dependent Regulation of Innate and Adaptive Immunity in the Intestinal Tract
Koichi S. Kobayashi, Mathias Chamaillard, Yasunori Ogura, Octavian Henegariu, Naohiro Inohara,
Gabriel Nunez, and Richard A. Flavell
Science 4 February 2005: 731-734.
http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/307/5710/731 関連スレ:
【免疫】ビタミン由来成分「鍵」 炎症性腸疾患のT細胞侵入解明 (04/11/02)
http://news16.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1099338809/ http://news.hauu.net/read.php?a=1099338809.10 【医療】クローン病の原因菌を発見(04/09/24)
http://news16.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1096385510/ http://news.hauu.net/read.php?a=1096385510.10 【医学】クローン病の原因菌がMAPであることを裏付ける新しい証拠
http://news16.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1096055956/ http://news.hauu.net/read.php?a=1096055956.10 【医療】寄生虫で腸の病気を治す…アイオワ大学研究チーム
http://news16.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1086333139/ http://news.hauu.net/read.php?a=1086333139.10
2 :
名無しのひみつ :05/02/07 14:11:31 ID:VZzjuVrK
2クローン
3 :
名無しのひみつ :05/02/07 14:22:59 ID:/lN/dUBl
3けねこーん
4 :
名無しのひみつ :05/02/07 14:39:48 ID:WwOCJNFo
俺はCDじゃなくでUCなんだが以前入院していた部屋の隣の病床に同じ年齢(30) ぐらいのCDの人が入ってきた。大量下血+腸閉塞で高熱、嘔吐、激痛で苦しんでたよ。 そんな俺もステロイド抵抗性で手術適応orz
5 :
名無しのひみつ :05/02/07 15:14:50 ID:CYJfjDfl
結局、病原体がいるんじゃなくて、遺伝病だってことか?
6 :
名無しのひみつ :05/02/07 18:21:02 ID:FZcOivg3
遺伝性疾患+感染症 → クローン病の原因? という理解でいいのかな。
7 :
名無しのひみつ :05/02/07 18:46:41 ID:WwOCJNFo
過剰な免疫応答の原因が遺伝子にあったとなれば家系内発生も 説明がつくな。 遺伝子に異常があってかつ、特定の細菌やウイルスの感染によって 発病するってことだろうけどまだまだ謎が多いな。 自己免疫疾患ってのは人に説明してもなかなか理解してくれないし (とにかく免疫力を高めて病気を治せってよく言われるし) 腸の病気だから食生活が悪かったんだろ、怠慢だな、、、と周りから 見られることも多いからこの手のニュースが最近続いてるのはいいことだ。 が、しかし俺の大腸は、、、、もう存在しない(´・ω・`)
8 :
名無しのひみつ :05/02/07 21:23:45 ID:acs252U2
>>7 お気持ち察します
私は医学部3年ですが、今までクローン病は食生活が原因だと信じておりました・・・
不勉強です
9 :
名無しのひみつ :05/02/07 21:29:38 ID:PAikfRbF
免疫系に原因があることは大昔から分かってたことでしょ?
変な病気が世の中にはあるんだね。
>>8 食生活はありえるんじゃないですかね。
欧米化だとか、添加物だとか。。。
清潔になりすぎた人の免疫機能が、花粉を攻撃するように、
食べたものを攻撃してたりして。。。コワイコワイ
12 :
名無しのひみつ :05/02/08 10:27:50 ID:1M8lrSy6
__ (⊂⊃) (´\r-、 ┼  ̄ ̄ + /`/`) + ┼ (\. \! / ̄ ̄ ̄ ̄\ // ,/) * + * (ヽ、 \ +/ /フ ヽ / /) + ⊂ニ | / o´ |/ ニ⊃ * + ⊂、 ヽ| ‐ ‐ | ⊃ + * (/(/ ,‐-、 ´ 〇 ` / 、)ヽ) ┼ + (/ (^( 6 ヽー-┬┬一ナ 〈/⌒) 、)ヽ) * (/\ ̄l、 \__ ̄__ノ´ ノ /、)、)´ + + \ \_  ̄ __,,// + 〉 / * + ┼ / / + + / /\ \ * + + * / / + ) ) + / / + ( \ * * + (_/ * \_丿 ┼ +
13 :
名無しのひみつ :05/02/08 10:46:13 ID:uoR1+TG6
人類が最後に戦う病気は免疫関連だろうなあ エイズしかり、自己免疫疾患しかり
14 :
名無しのひみつ :05/02/08 19:53:06 ID:YFkT2gEu
つーか人間の免疫系性能悪すぎ。 アレルギーとか引き起こしてんじゃねーよ。アホか。
遺伝子治療のほうがエイズワクチンより100倍大切だっつうのに・・・ 子供も作れないじゃないか。
>>1 何であれこの病気がちゃんと解明されることを願うよ。
家族がこれにかかって大変だったモン。
当時国が難病研究してるから費用全額負担だったかで
経済的に追い込まれはせなんだが、
「この子死ぬの?!」って文字通りなすすべもなかったし。
もう何も食えなくなった俺にとって、 治療薬より食欲を完全に消し去る薬が欲しい。
>>14 相手が生物として先輩なんだもん。
文字通りキャリアが違うよ。
勝てない!
>>17 詳細は知らんががんばれ。
俺の家族は苺パック1個分の小腸とりさって、
数十年たった今でも生きてる。ちゃんと飯くってるし。
19 :
17 :05/03/14 11:31:19 ID:pQnKevav
>>18 励ましどうも。
でも俺の場合、取ったのは苺パックどころじゃないのよね。
...どうレスすればいいのかわからん。でも、ふんばれ。 「成功するのはx割です。」っ説明されて「移植で助けらないのか?」「できません」 手術の説明の時を思い出して半泣きでレスしとる。
21 :
名無しのひみつ :05/03/14 23:13:39 ID:LgbbB8zk
「同情するなら金をくれ!」 byみなし子すず
23 :
名有りのひみつ :05/03/15 01:05:39 ID:u9s0J1Hv
でもさ
日本人のクローン病患者ではNOD2のmutantって少ない(てかほとんど皆無)なんんでしょ
確かに欧米には多いが…
>>5 >>6 >>8 >>9 >>11 遺伝的素因がまずあって、ある種の細菌感染が免疫系をいかれさせて発症するって感じ
その遺伝的素因ってのがNOD2や恐らくその他の免疫系に関わる遺伝子のmutationで、
それだけでは何の病気も引き起こさないんだけど、
ある種の細菌がもつ抗原によって必要以上に免疫系を賦活化してしまって発症すんじゃね?
食生活…は多分腸内細菌叢に影響すんじゃね?
だから食生活の欧米化が引き金になるある種の細菌感染のリスクを高めるんだと思うんだが
>>1 >2つの重要なシグナル分子、NF-kappa-BとIL-1
NF-kBは転写因子だからいいけど、IL-1は思いっきり分泌性のサイトカインだぞな…
IL-1をシグナル分子と呼ぶのはいかがなもんかと…軽く気になってみた
24 :
名有りのひみつ :05/03/15 01:07:11 ID:u9s0J1Hv
俺 も ク ロ | ン だ ぜ !
よくわからないけど腸内のアレルギー反応みたいな感じなのか?
>>26 症状は腸の内側に潰瘍が端から進行して、
しかも栄養分を吸収する血管部分に集中するので
使えなくなった部分を切り取るしかなく
発見が遅れるとえらいことになると言ってたような気がする。
28 :
名有りのひみつ :05/03/20 12:46:34 ID:Ltvpd6Dc
>>27 >端から進行
クローン病の場合、必ずしも端から連続的に病変が拡大するわけではなく、
skip lesionといって、小腸を含めて病変が非連続的にとびとびに現れるのが特徴。
端から進行するのは潰瘍性大腸炎の話では?
>使えなくなった部分を切り取るしかなく
腸の内側が狭くなり他の治療法で治らない場合や、穴が開いた場合、肛門周囲の病変などに対してのみ外科手術が行われるよ。
病変全てを取り除いても意味はないしむしろ害が大きいから、その場合でも問題の部分に限って手術が行われるんだ。
今のところ基本は食事療法が中心で、プラス薬物療法
>発見が遅れるとえらいことに
穴があいてたりして手術が必要な場合は急がなければならないし、
早い段階から食事療法を始めるのが大切だけど、
クローン病はそれほど急激に進行する病気ではない。
それと、
>>26 は発症後の症状ではなく、発症に至る過程を問うてるのでは?
てなわけで
>>26 アレルギーとはちょっと違うよ。
特に、食べ物に含まれるタンパク抗原に対するT型アレルギー反応で発症する、いわゆる食物アレルギーとは全く違う。
食物アレルギーでは、食物に含まれるある種のタンパク抗原に対するIgEなどの抗体が体内にあって、抗原暴露によって抗原がIgEに結合。
肥満細胞表面のIgE受容体が架橋されてシグナルが入り、肥満細胞が活性化し、ヒスタミンなどのケミカルメディエーターが放出されることで炎症が起こる。
これに対してクローン病では、マクロファージなどで発現している免疫系に関与する分子に異常があって、ある種の分子に対する反応性が高まってるのがそもそもの原因。
詳しい機序は分かってないけど、ある種の感染によってマクロファージなどの異常な反応性亢進が起こって、色々なサイトカインが分泌され、
免疫系細胞の分化・増殖・動因・活性化を起こして発症するっていうイメージ
29 :
名無しのひみつ :05/03/20 13:24:30 ID:ulYc3wnj
ある種の腸内細菌が関係していることは間違いないんだろ? やっぱ俺の仮説はある程度正しかったな。 昔健康板のクローンスレに書いた事あるんだが、あそこの連中は 医者の言うことを盲信してたからなあ。 まあとりあえずビール酵母とカスピ海ヨーグルトとシソの葉でも食っておけってこった。
30 :
名無しのひみつ :05/03/20 13:30:07 ID:ulYc3wnj
>>8 クローン病には、診断する医師の側の知識の差を差し引いても
患者の数に地理的だけでなく時間的な偏りがある。
これは、この病気が単純に遺伝的な原因だけでは無い
(現代的な食生活が必ず関与している)
という事を示す。 もっとちゃんとデータを見なさい。
たとえば別件だと花粉症やアトピーって、戦前の頃には今と同じくらいの割合でいたのか?
全くそんなことは無いだろうが。
こんな事にも気づかない奴が世の中には大杉。
31 :
名有りのひみつ :05/03/20 16:51:31 ID:Ltvpd6Dc
>>29 >>30 (ビール酵母とカスピ海ヨーグルトとシソの葉が有効かはわからんが)
29・30の言う通りとにかくクローン病は遺伝的な原因だけで起こるものじゃなく、環境要因が大きいね。
要するにクローン病では、遺伝子異常が「背景」、ある種の細菌感染が「きっかけ」になってるってこと
32 :
名無しのひみつ :05/03/20 18:51:51 ID:ulYc3wnj
>小腸を含めて病変が非連続的にとびとびに現れるのが特徴 このような昔から知られている事実からも、細菌の関与は十分に 予見できるはずなんだがな。 細菌のコロニーってまんべんなくできるか? 違うだろう。 おもちやパンにカビが生えるのを見たことある人ならわかるはずだ。 それなのに、原因不明の難病だとかなんとかいって、適当に栄養素を詰めただけの インチキ補助食食わせてお茶を濁してる現代医学ってなんなんだろうね。 たとえばな、虫歯ってあるだろ。あれ遺伝が原因か? それとも食生活が原因か? あれは砂糖+虫歯の原因菌で起こるだろ。 じゃあなんで歯医者では、虫歯の原因菌について患者に説明しないんだ? 電子顕微鏡の写真を見せたり、歯垢に反応する薬品で患者に食べかすの徹底除去と 口腔内の洗浄を促さないんだ?(小さい子ならフッ素塗布も) そんなことしたら、儲かるものも儲からなくなってしまうからな。 自分で考えようとしない患者は、食い物にされるっていう好例だね。
33 :
名無しのひみつ :05/03/20 21:49:07 ID:NRhyW7y3
>>29 漏れはヨーグルト食うと調子悪くなるけどな。無添加の自家製でも。
苦しんでる人間に憶測で適当な事言うもんじゃない。
だから理解されなかったんだよ。
34 :
名無しのひみつ :05/03/20 22:05:39 ID:fP5KtucE
花粉症の原因って戦後にスギの木を植えすぎたからじゃないの? 某医科歯科のF教授の寄生虫説は全く信用できないのだが・・・
35 :
名無しのひみつ :05/03/20 22:08:35 ID:fP5KtucE
>>29 >>30 偉そうな事いっているけど、あんたの言っている事の証拠だって一つもないじゃん。
原因と過程と結果を混同しているかもしれませんぜ。
マーガリンのショートニングがクローン病の一因になるとも言われているが。
今の時代、病気=遺伝的背景+外的要因っていう事は誰でも知っているわけで、
>>8 の医学生もあんたにごちゃごちゃ言われなくてもそれくらい分かっていると思うよ。
36 :
名有りのひみつ :05/03/21 01:05:03 ID:G1Rq8/VN
>>32 >適当に栄養素を詰めただけのインチキ補助食食わせて
んなこたない。
>>33 の言う通り。適当な事を言っちゃいけない。
今のところその補助食による食事療法が、どんな薬物療法や外科療法よりも成績がいいから使ってるんだし。
それに仮に今後、クローン病の発症メカニズムがわかったとしてもそれがすぐに治療に結びつくもんでもない。
虫歯の例をあげてるからそれを例にとる。
虫歯の原因はもちろんミュータンス菌。
ミュータンス菌が繁殖しないように口腔ケアをすれば確かに虫歯の「予防」にはなるし、「進行を遅らせること」もできる。
でもそれで虫歯の「治療」にはならない。
だからクローン病にしても、確かに感染は発症の要因の一つだが、その細菌を除去したところで「治療」にはならない。
37 :
名有りのひみつ :05/03/21 01:11:41 ID:G1Rq8/VN
>>34 >寄生虫説は全く信用できない
確かにそれが花粉症の増加の要因だったかどうかはわからないし、要因だったとしても杉林の増加を含むたくさんの要因の一つに過ぎないとは思う。
でもその説もちゃんとした事実に基づくものだから。
(詳しくは覚えてないけど)簡単に言うと
ある種の寄生虫の分泌タンパクがIL-4RとFcεR2の発現を誘導するらしい。
IL-4RはIL-4とIL-13の受容体で、IL-4はT細胞のTh2への分化を誘導すると同時に、IgGからIgEへのクラススイッチを促進する。
でIgEはB細胞表面のFcεR2に結合して、B細胞が活性化されてさらにIgEが産生される。
そんなわけで寄生虫に感染すると高IgE血症を起こすってわけ。
で知っての通り花粉症などを引き起こすT型アレルギー反応は、肥満細胞表面のFcεR1-アレルゲン特異的IgE複合体にアレルゲンが結合して起こるんだけど
寄生虫感染で増えるIgEは抗原非特異的。
だから肥満細胞上のFcεR1にはアレルゲンが結合できない非特異的IgEが結合していてT型アレルギー反応が起こりにくくなってるって仕組み。
そういう仕組みで実際寄生虫感染はアレルギーを抑えるんだ。
38 :
名無しのひみつ :2005/03/21(月) 08:07:50 ID:S1J4w6PQ
39 :
名無しのひみつ :2005/03/21(月) 11:38:06 ID:RTHOCypE
40 :
名無しのひみつ :2005/03/21(月) 12:12:24 ID:sIpvR3dk
>>36 あのねえ、歯はエナメル質だからミュータンス菌を全滅できたとしても
(現代医学ではまだちょっと全滅させることはできないが研究レベルではできる)再生はしない。
じゃあ腸は? 当然ながら、腸の細胞は再生(そりゃ限度もあるけどね)することができる。
こんな違いも正確に認識できていないのか、、、
問題はクローン病のトリガーとなっているであろう
ターゲットの細菌種を全滅できるかどうか。1匹でも残してしまっては意味無し。
(生きるうえで必要な栄養素が口から供給される限り、また増えていってしまうからね。)
で、薬を使って細菌を攻撃する以外の方法として、
もともと人類と共存してきたビフィズス菌などお馴染みの細菌に活躍してもらう手段があるわけだ。
それがヨーグルトを食べる意味。
べつに薬局のカプセルで飲んだってかまわんのだよ?>ビフィズス菌
疑問なのは、何故そういう風な発想でもって病気を捉えようとしないのかってこと。
41 :
名有りのひみつ :2005/03/21(月) 13:18:54 ID:uimnxmm/
>>40 ちょっと勘違いしてるみたいだから言っておくと
クローン病の発症にある種の感染が関与してるのは間違いないと思うけれど、
いわゆる感染症とは大きく違うんだよ。
感染が「きっかけ」となってマクロファージなどの機能異常が起こることが重要なんだ。
だから現にクローン病は、知っての通り結節性紅斑、ブドウ膜炎、関節炎、強直性脊椎炎などを合併する。
だからきっかけとなる細菌種を抑えることは進行を止める上で重要だけれども、それだけでは不十分で、
恐らく今後免疫機構の機能異常を作用点とする薬物療法が開発されていくはず。
とは言ってもまだまだ発症機序が明らかになってないから、特効薬みたいなのの開発は先になりそうだけど。
>疑問なのは、何故そういう風な発想でもって病気を捉えようとしないのかってこと。
ビフィズスを使ったのかどうかはわからんけど、もちろん腸内細菌叢をターゲットにした治療法も試されてはいるけれど有効ではないんだよ。
抗生剤よりは免疫抑制剤なんかがクローン病には有効なんだ。
もちろん食事療法は欠かせないけれど。
>もともと人類と共存してきたビフィズス菌などお馴染みの細菌に活躍してもらう手段があるわけだ。
そもそもクローン病などの疾患の重要な点は、一般の人には何の害も与えないような細菌種の感染が発症に関わるってこと。
普通の人では共存している微生物も、限られた人には何らかの害を与えることもある。
その違いは今回の話題のNOD2だったり、HLAだったり、そういう遺伝子の微妙な違いによって決まるんだろうけど。
まぁビフィズスは大丈夫だろうが。
42 :
名有りのひみつ :2005/03/21(月) 14:00:58 ID:g/zXBlYp
>>40 こういう人って、、、実に多いなあ
自分では天才とか思っちゃったりしてんだろうな、きっと。
>疑問なのは、何故そういう風な発想でもって病気を捉えようとしないのかってこと。
まるで「お前らが馬鹿だから」とでも言いたそうだけど、
科学っていうのはそういうレベルじゃないんだよ。君が普段目にしている世界とは
丸っきりレベルが違うの。君が目にする世界では自分が天才に見えるかもしれない
けど、科学の世界では、君の発想なんて路傍の石以下ですから。いやホント。
煽っているつもりもない。
だから一見、馬鹿だなぁと感じるような疑問点があったら、それは間違い無く、
君の理解不足であると深く深く認識すべきだよ。
43 :
名無しのひみつ :2005/03/21(月) 14:21:46 ID:/osd4n5A
>>40 ヨーグルトがいいとか、ヤクルトでの魂胆ミエミエの臨床治験もどきを
してる。そんなバイアスがかかって研究者が相手にもしそうもない研究
でも、『たいした有意差』がでないんだよ。
世の中には、あんたのような「これが効く」「この食品が原因」とか宣
言する奴がいっぱいいる。そして何らかの科学的根拠を持っていそうで
あれば、試して「有名になりたい」研究者もいっぱいいる。みんな
こそっとそんなもの試しているんだよ、すでに(そしてみんなスカ)。
「何故そういう風な発想でもって病気を捉えようとしないのか」という
そんな発想で世の中を見るのは高校生の頃には終了してほしいが。
44 :
名無しのひみつ :2005/03/21(月) 16:32:12 ID:1o86iSP6
つーか食生活もストレスも寄生虫もある程度の関係はあるかもしれないが、 スギ花粉が飛ぶ時期に花粉症が発病するわけでスギの植えすぎが要因の」99l。
45 :
名無しのひみつ :2005/03/21(月) 16:34:24 ID:1o86iSP6
>>43 禿同。そしてそんな研究者辺りが「おもいっきりテレビ」に出て
みのもんたが叫ぶわけだな。
46 :
名無しのひみつ :2005/03/26(土) 01:25:39 ID:VzV0JTZu
なんであれ、はやく画期的な治療法が確立して欲しいな。 家族のあんな内臓など二度と見たくないよ。 端からと言ったけど潰瘍が点々...点々...点々と続くような感じだったよ。 「死ぬのか、こいつ?」なんて思いが一つでも早く減りますように。 それと再発しないように。
47 :
名無しのひみつ :2005/04/06(水) 16:47:19 ID:S0Z4JmyP
私もクローン病です。子供が二人います。この子達がこの病気にならないか今更ながら不安です。
誤解されやすい病気ですしね・・・・。まともな職にも就けないし、骨髄移植でもしたい気分です。
だけど、生存率90%・・・・・
養生すれば死ぬような病気でもないしな・・・
>>46 さんと同じで画期的な治療法が確立して欲しい!
48 :
名無しのひみつ :2005/04/12(火) 17:19:18 ID:NqgG1/oo
>>47 まともな職にも就けないし
そんな事はないよ。
確かに選択肢は限られてるくるけど(肉体労働系、スポーツ選手などは難しそう)、その分迷うことも無いわけだし。
子供ならまだ時間は十分あるのだから、理解できるようになったら病気のことよく説明して、しっかり勉学に励む
ようにさせてください。
自分もクローン病で、一応サラリーマンしてるけど、もっと早くに病名がはっきりしてたら中小企業に転職しな
かったかもしれん。
49 :
名無しのひみつ :2005/06/15(水) 20:56:52 ID:0xZO4dg4
50 :
ワーイ :2005/06/17(金) 23:37:33 ID:9FGVSb+0
50ゲトー
51 :
名無しのひみつ :2005/06/18(土) 00:37:09 ID:gLCtBIV5
おれ関節リウマチでレミケード使ってるけど、 クローン病と違って保険が効かないから 鬼高ーーーーい。 毎年新車を購入するくらい金が出ていく。
52 :
名無しのひみつ :2005/06/18(土) 04:20:43 ID:BO6y3sLs
口ばっかり達者なヤツが多すぎだな。
53 :
名無しのひみつ :2005/06/18(土) 05:30:12 ID:ObBq2w5Y
気休めとは思いながらもヨーグルトとビオフェルミンは飲んでるよ。 自分の大腸粘膜を飲む新薬の話をどこかで読んだんだが 誰か詳しい事知らない?
>>17 、19
おまい、生きてるよな?
みんながんばれ!俺の家族は手術後20年以上の今も生きてるぞ。
そして、21は市ね!
55 :
名無しのひみつ :2005/07/04(月) 01:05:08 ID:bfC8QnFl
56 :
名無しのひみつ :2005/08/26(金) 03:43:49 ID:+KVr6YaH
クロンです
57 :
名無しのひみつ :
2005/08/27(土) 15:10:03 ID:XPbyDPL0 最初から全部読みましたが難しすぎて 結局よくわからず・・・ 私もクロンですが、要は、 何が原因の可能性があると、考えられるのですか?