蛾の触角の性フェロモンを検知するセンサーの仕組みを解明=東大など

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1 ◆KzI.AmWAVE @Hφ=Eφ ★
 
 カイコガの求愛行動で、雌が出す性フェロモンを雄が感じる際、その感度を数百倍に上げている
たんぱく質を東京大と京都大の共同研究チームが見つけた。ガは数キロ離れた雌の居場所を知る
ことができるが、その超高感度センサーの仕組みの一端が解明された。4日発行の米科学誌
「サイエンス」電子版に発表した。

 カイコガは養蚕に使うカイコの成虫。東京大の東原和成・助教授(先端生命科学)らは、
受容体を持つ雄の触角の感覚器(感覚毛)を詳しく調べ、どの感覚毛にも存在するが、
センサーとして働いていない「BmOR2」というたんぱく質に着目した。

 代表的な性フェロモン「ボンビコール」の受容体遺伝子をカエルの卵細胞に組み込み、
BmOR2がある場合とない場合とで、受容体の感度を電気信号に置き換えて比べた。
その結果、BmOR2がある場合は、ない場合より数百倍、性フェロモンに対して敏感だった。

 BmOR2はハエ、ガなど多くの昆虫にある。東原助教授は「昆虫の生存と繁殖に欠かせない
たんぱく質だ。感度を高める性質を応用すれば、微量の化学物質などを調べるのに役立つかも
しれない」と話す。

引用元:毎日新聞
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20050204k0000e040088000c.html

Insect Sex-Pheromone Signals Mediated by Specific Combinations of Olfactory Receptors
Takao Nakagawa, Takeshi Sakurai, Takaaki Nishioka, and Kazushige Touhara
Published online February 3 2005; 10.1126/science.1106267 (Science Express Reports )
http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/1106267v1
2名無しのひみつ:05/02/05 23:44:48 ID:834yp/78
2ゲットしないのはなぜ?
3名無しのひみつ:05/02/05 23:46:19 ID:1CmssOcJ
これはすごい発見でつね
4名無しのひみつ:05/02/06 00:20:36 ID:pwLQVYYn
で、人間に関係あるのか?蛾人間でも作るの?
5名無しのひみつ:05/02/06 01:53:04 ID:hbZKn16c
これはすごい。嗅覚はもとより、7回膜貫通型受容体の歴史を変えるかもしれない。
蛾人間とか言ってちゃだめよ。
ヒトにはない新しいパラダイムが生まれたのだから、人間も蛾と同じかもしれない、と考えるべきなの。
新聞記事からそこまで読み取れるわけもないけど。
6名無しのひみつ
>>東京大と京都大の共同研究チーム

東大と京大って仲悪いんじゃないのか?