【ラムサール条約湿地】
( ´`ω´)つ
http://www.biodic.go.jp/jpark/jpark.html 昭和46年(1971年)、イランのラムサールで同国政府主催で開催された「湿地及び水鳥の保全のための国際会議」に
おいて、「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約(Convention on Wetlands of International Importance
Especially as Waterfowl Habitat)」が採択された。この条約は開催地にちなみ、一般に「ラムサール条約」と呼ばれている。
同条約は第10条の規定により、7か国が締約国になってから4カ月後の昭和50年(1975年)12月21日に発効した。
この条約は、特に水鳥の生息地等として国際的に重要な湿地及びそこに生息、生育する動植物の保全を促進する
ことを目的とし、各締約国がその領域内にある湿地を1カ所以上指定し、条約事務局に登録するとともに、湿地及び
その動植物、特に水鳥の保全促進のために各締約国がとるべき措置等について規定している。
我が国は、昭和55年6月17日、本条約寄託先のUNESCOに加入書を寄託し、条約第10条の規定に基づき、
その4カ月後の同年10月17日、締約国となった。
締約国は、3年ごとに締約国会議を開催し、条約の実施等について協議する。これまで開催された締約国会議は、
以下のとおり。
第1回 1980年 イタリア・カリアリ 11月
第2回 1984年 オランダ・フローニンヘン 5月
第3回 1987年 カナダ・レジャイナ 5月
第4回 1990年 スイス・モントレー 6月
第5回 1993年 日本・釧路 6月
第6回 1996年 オーストラリア・ブリズベン 3月
第7回 1999年 コスタリカ・サンホセ 5月
第8回 2002年 スペイン・バレンシア 11月