1 :
二兎追うものφ ★:
独立行政法人鉄道・運輸機構と東京大学、横浜国立大学、独立行政法人
海上技術安全研究所は共同で、「粒子法」と呼ばれる新シミュレーション法を
用いた船に対する波浪衝撃の解析コードを開発・改良するためのユーザー
グループを結成した。
この解析コードを用いると、船の甲板に波が打ち込む挙動や、その荷重を
計算することができ、荒天時における船舶の安全性や、推進性能を向上させ
る技術開発などへの利用が見込まれている。粒子法は、東大大学院工学系
研究科の越塚誠一・教授が開発した新しいシミュレーション法で、水などの
連続体を粒子群で近似し、その運動方程式をそれと等価な粒子運動に変換
してシミュレーションを行う。
従来の方法とは異なり、計算格子を一切使っていない。従来法では、複雑な
形状や、形状変化を伴う場合に、計算格子を生成することが難しいが、粒子法
はこうした欠点を解決する方法として注目されている。すでに流体力学や構造
力学に「粒子法」を適用する研究などでは、流体の分裂や合体、構造物の破壊
など、大変形を伴う問題を解くことができることが示されている。
ここもなー☆科学新聞☆
http://www.sci-news.co.jp/news/200412/161217.htm
粒子法を用いると、船舶の甲板に大きな波が打ち込む挙動を計算する
ことができるが、これは甲板冠水(こうはんかんすい)と呼ばれ、荒天時
に航行する船に見られる。甲板冠水によって、甲板上の構造物に荷重
がかかり、船が損傷し、最悪の場合は沈没することもある。1980年に
イギリスの大型貨物船ダービシャー号が沖縄沖で台風に遭遇、甲板冠水
による損傷で沈没し、乗組員全員が死亡するという惨事があった。最近
でも台風での船舶の損傷事例は少なくないという。
そこで、甲板冠水による荷重と損傷を予測するため、鉄道・運輸機構の
研究プロジェクトとして、東大、横国大、海技研が開発した波浪衝撃解析
コードは、流体シミュレーションを行うメインコード、入力データを作成する
入力モジュール、計算結果を出力する出力モジュールから構成され、
これらすべてがユーザーグループ内で公開される。
同ユーザーグループは、日本の主要造船会社、ソフトウェア会社、大学
などの研究者から成る。同グループの発足には、造船業界は、日本、韓国、
中国が熾烈な国際競争を繰り広げており、荒天時における安全性の確保や、
推進性能の向上など高付加価値の造船技術開発への要求が高まっている
という背景も関わっている。12月16日には、海技研(東京・三鷹市)で日本の
主要造船会社、研究者が参加して同ユーザーグループの初会合が開催された。
また日本の科学技術計算分野は、学術的には世界のトップクラスであるが、
現在、流通している流体解析や構造解析の商用コードのほとんどが欧米で
開発されたもので、産業としての遅れも深刻といわれる。今回のユーザーグ
ループ結成は、日本発の科学技術計算コードを普及するための足がかりと
しても期待が集まっている。
3 :
2:04/12/24 04:07:25 ID:kvrRACAU
2
4 :
名無しのひみつ:04/12/24 04:46:00 ID:Li7/BH3T
計算格子を使わないということは、PICとは異なるのか?
5 :
名無しのひみつ:04/12/24 05:21:26 ID:ZrQW92XJ
わかんね
6 :
名無しのひみつ:04/12/24 05:52:42 ID:WlrASvEJ
またオーバードライブか
7 :
名無しのひみつ:04/12/24 08:19:12 ID:hvjJ/hUp
メガ粒子法
8 :
名無しのひみつ:04/12/24 08:37:56 ID:InIehKBD
FEMとはまた違うんですか。
9 :
名無しのひみつ:04/12/24 09:51:44 ID:5DM5NN/6
浪速衝撃
10 :
名無しのひみつ:04/12/24 11:10:16 ID:1rBoLw8U
CIP法とも違うんですか。
計算格子を使わないって何だよ
俺の代わりに論文書いてくれ
12 :
名無しのひみつ:04/12/24 12:27:29 ID:apzpcZ8I
>>11 馬鹿でかい計算領域を設定しているのかも・・・
しかもそれを超粒子による運動方程式で解く。
流体を質点に還元して計算するわけ?力業だなぁ。
模型使えばいいじゃない。とか思う。
14 :
名無しのひみつ:04/12/24 14:36:36 ID:O52gdKOo
ありきたりな方法
15 :
名無しのひみつ:04/12/24 16:07:58 ID:Fd5ymZRi
これ、ひょっとすると船の形状やスクリューなどに劇的な進歩をもたらすかも。
16 :
名無しのひみつ:04/12/24 17:36:54 ID:Li7/BH3T
流体解析だと、十分な精度が出ないのか?
17 :
名無しのひみつ:04/12/26 11:12:08 ID:emu8U+Ov
>14
>15
どっちだよ
18 :
名無しのひみつ:04/12/26 11:26:33 ID:uZ8l+8ec
粒子法ってまだ詳しくないけど、要するに流体を粒に当てはめて、シュミレートするってことだよね。
うーーん・・・、流体力学の分野でも、ごく限られた物にしか、使えないんじゃないかな〜?
高温、高圧の環境で起こる、超臨界分解作用なんかには使えないんじゃない?
でも、原子力発電なんかでよく起こる、金属疲労、摩擦消耗なんかには応用が効くかも・・・。
19 :
万年救護大本尊の朴蓮:04/12/26 11:57:02 ID:l55o6jAu
なんだかんだ言っても
ノアの箱舟が最強。
20 :
名無しのひみつ:04/12/26 15:02:34 ID:fwMEv4Z6
粒子法って、プラズマではよく使われているParticle In Cellの事じゃないの?
PICとはセル毎の粒子の濃度を計算して応力を求め、粒子の移動は一個ずつ
求めるという、流体解析と分子動力学の間を取ったような計算方法。
でも
>>1の粒子法には格子が無いから濃度計算がPICとは違うんだよな・・
この研究って、波力発電の設備の設計にも応用できるの?
22 :
名無しのひみつ:05/01/15 23:13:25 ID:dtWLmVyH
ラグランジェ的なアプローチは古くからあるのではないかと。
厳密な流束保存が必要な問題には不向きなのでないかと。
定量的な解析が苦手なら設備の設計とかには参考データにしかならないかと。
23 :
名無しのひみつ:05/01/15 23:42:29 ID:QGj1hCrp
メガ粒子法って書こうとして
>>7でガイシュツだった
でも、なんで今まで電子計算機で解析しようとしなかったの?
>>24-25 電子計算機なんて、そんな日本語は無い・・お前は朝鮮人だろう・・・?
>>24-26 ただ単にそこまでは進んでいなかったからではないか・・・?
でんし-けいさんき 6 【電子計算機】
⇒コンピューター
>>24-27 ただ単にそこまでは進んでいなかったからではないか・・・?科学技術力が・・・。
でんし-けいさんき 6 【電子計算機】
⇒コンピューター
ここは釣堀としては最適だな。