【新たな物理現象】 有機物に電場をかけると電気伝導度と誘電率増大

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1二兎追うものφ ★
 早稲田大学、東京大学物性研究所、東京工業大学の研究グループは、
θ-(BEDT-TTF)2CsZn(SCN)4という有機物に電場をかけたところ、
電場の強さがある閾値を超えると電気伝導度が2桁も上昇し、同時に
電率も大きく増大することを発見した。

 このような電気伝導度が増大する現象は、電子一つひとつが単独に電場
によって動かされるというメカニズムでは説明できないという。これと似た
非線形伝導現象が見出されたケースでは、電荷密度波(電子の密度が
物質中で波打った状態)が物質中で実現し、電荷密度波全体が一斉に
電場で動き出すことによって電気伝導度が増大されると解釈されているが、
今回は電荷密度波の存在は確認できていない。同グループでは「電気伝導
度の急激な増大は低温のみで起こるだけに、その辺に現象の解明のヒント
が隠されているのではないか。

 また、この研究で用いられた物質は、CsとZnを別の元素に置き換えると
系統的に性質が変化するのも興味深い」としている。これまで知られていない
新しい機構が関与している可能性が大きいだけに、この分野の研究に大きな
刺激となるものと予想される。この成果は、日本物理学会発行の英文誌
『Journal of the PhysicalSociety of Japan』12月号に掲載された。            

ここもなー☆科学新聞☆
http://www.sci-news.co.jp/news/200412/161217.htm
2名無しのひみつ:04/12/24 04:00:38 ID:kvIr6P8J
2get
>>3はアホ
3名無しのひみつ:04/12/24 04:07:35 ID:D5sRJXU5
3ゲット
>>4もAHO
4名無しのひみつ:04/12/24 04:14:51 ID:19BFDT21
直感的に、この現象の仕組みは人間の脳の量子コンピューター的振る舞いに深く関わっていると思う。
5名無しのひみつ:04/12/24 04:16:38 ID:D5sRJXU5
犬猫猿の脳でも同じなんでは?
6名無しのひみつ:04/12/24 04:23:59 ID:GdkTC5/D
>>4
だから〜量子コンピュータ的振る舞いなんて全然実証されてません。
量子論的なミクロな器官があると言うだけで〜
7名無しのひみつ:04/12/24 07:29:41 ID:oAC3xmLw
SS機関だな
8名無しのひみつ:04/12/24 07:55:17 ID:InIehKBD
ニューロンの発火ですか
9名無しさんのひみつ:04/12/24 08:54:11 ID:h4Pshk6T
プラズモン共鳴?
10名無しのひみつ:04/12/24 18:06:32 ID:tq2tMJmE
応用利くかな
11名無しのひみつ:04/12/24 20:37:00 ID:pZW2mDof
>同時に電率も大きく増大することを発見した。

電率の意味が全くわかりません。
12名無しのひみつ:04/12/24 21:13:53 ID:386wx87Q
神聖文系の漏れによくわかるように森の動物さんに例えて説明してくれ。
13名無しのひみつ:04/12/24 21:17:24 ID:BpXB34Mg
配線とコンデンサが作れる。
14万年救護大本尊の朴蓮:04/12/24 23:01:22 ID:JqdR3wVG
エジソンが発明しようとした
心霊界との通信とかまだ出来ないのか
15名無しのひみつ:04/12/24 23:59:34 ID:0bc4Znvm
>>1 の7行目位から飛ばし読みした漏れは負け組
16名無しのひみつ:04/12/25 00:55:20 ID:kXyGHMOj
JJAPのIPって落ちぶれてるよな(w
17名無しのひみつ:04/12/25 00:55:45 ID:kXyGHMOj
すまんIPでなくIFだった
18名無しのひみつ:04/12/25 04:10:03 ID:jDqE/Mqp



  絶縁破壊!!!


19名無しのひみつ:04/12/25 22:39:44 ID:HAwzpJ3Y
もっとわかりやすく説明してくれる人
20名無しのひみつ:04/12/25 23:23:01 ID:fxkQbU8k
>>19 マソコにザーメンをかけると興奮度と妊娠率増大
21名無しのひみつ:04/12/26 00:51:51 ID:9kNgghd2
コンデンサに電荷を貯めると容量が増えてリークも増えるってこと?
22名無しのひみつ:04/12/26 01:17:13 ID:tiv1D4yp
>>20
よしわかった。
23名無しのひみつ:04/12/26 14:49:01 ID:jRiTAfHy
説明してみます。

ある有機物があります。これは絶縁体なので通常では電気を流しません。
ただし、絶縁体といっても全く電流が流れないわけではなくわずかな漏れ電流は発生します。
この絶縁体の両端に電極を取り付けて、電圧をかけました。
すると電圧が低いうちは絶縁体の性質として、微弱な電流しか流れないのですが
ある電圧を超えたところで、その100倍を超える電流が流れ始めました。
さらに詳しく調査すると、
このときこの有機物に電気を蓄える能力も大幅にアップしています。
この蓄電能力は、コンデンサーなどに利用されているものです。
この実験は、この有機物を2枚用意して、接触しないように並行に設置します。
この有機物に極性の違う電極を取り付け電圧をかけ、電圧ごとの蓄電量を
計測すると、ある電圧を超えたところで、通常より大幅に多い蓄電がされることがわかりました。
というようなイメージの実験をしてるものと思われます。
実際は、計測器で一発なんでしょうけど。
24名無しのひみつ:04/12/26 15:12:38 ID:L7QmzZQQ
Large Dielectric Constant and Giant Nonlinear Conduction in the Organic Conductor θ-(BEDT-TTF)2CsZn(SCN)4
Koichi Inagaki, Ichiro Terasaki, Hatsumi Mori and Takehiko Mori
http://jpsj.ipap.jp/link?JPSJ/73/3364

解説記事
Novel Class of Collective Charge Transport in Intrinsically Inhomogeneous Electron System
Atsutaka Maeda
http://www.ipap.jp/jpsj/news/jpsj-dec2004.htm
25薬学:04/12/26 17:10:36 ID:Dqxwmg4n
>>23
半導体との本質的な違いを教えて。
26名無しのひみつ:04/12/26 18:44:35 ID:1lPqqpuJ
>23
つーことは、蓄電池並みの大容量のコンデンサが開発できると言うわけ?
で、それは電気二重層コンデンサの中で起こっていることとは違うわけ?
27名無しのひみつ:04/12/27 02:07:08 ID:6NJbpKs2
>>25
半導体として、このような振る舞いをするものとして、ツェナーダイオードが有名です。
ツェナーダイオードは、トンネル効果とアバランシェ効果により、
急激な電流が流れるらしいです。

有機物ってぐらいだから、PN接合ってわけじゃなさそうです。
微細構造にトンネル効果を生じさせる構造があるのかもしれませんね。

本質的な違いというと、
1.炭素原子が含まれている。
2.人為的にPN接合状の構造を作りこんでいない。
くらいかな
28名無しのひみつ:04/12/27 02:29:50 ID:ir3kxwIl
>>27
この素材は基本的に有機電導体で電気は流れると思うんですけど
かなり異方性があるはずなので、あまり流れない方向の電気容量を
見てるのかなあ。

giant nonlinear conduction, together with a large field-dependent
dielectric constant in an organic salt
29名無しのひみつ:04/12/27 03:29:22 ID:6NJbpKs2
>>28
なるほど、だとしたらトグルスイッチみたいですね
30名無しのひみつ:04/12/27 06:13:43 ID:Jx4tjoF7
まぁあれだ、ニート、老人、囚人にも工業的利用価値があるってこった
31名無しのひみつ:04/12/31 14:40:31 ID:QeN4q94S
電場のコントロールにより、流れる電流の強弱をコントロール出来るものは
増幅器素子である。例えば、真空管とかFETトランジスタである。
32名無しのひみつ
おお、有機物がFETですか。おもしろそうですね。
といっても、性能的には厳しそうだけど、
塗装で回路を作ったりするには都合がよさそうな