孤独は免疫力の低下と心臓疾患の要因に
Being a loner reduces immunity and heart health
http://www.newscientist.com/article.ns?id=dn7331 社会的なつながりの少なさが健康を害する要因になることが
最近の二つの研究により明らかとなった。
一つ目の研究は、大学一年生を対象にインフルエンザワクチ
ンを与え免疫反応を比較したもので、接する人が少ない人や
孤独を感じている人は、社交的で友人関係に満足している人
に比べて免疫反応が低いという結果が得られた。
二つ目の研究では孤独を感じ社会的に孤立している男性は血
液中の炎症反応が高いことが明らかとなった。血液中の炎症
反応はアテローム性動脈硬化に関係していることが知られて
いる。カーネギーメロン大学の健康心理学者であるサラ・プ
レスマン氏によれば、孤独は心臓疾患に影響があることは知
られていたが、この結果はそのメカニズムを解明する手がか
りになるとしている。