宗教的行動にも遺伝子が関与か
http://www.newscientist.com/article.ns?id=dn7147 若い時には一卵性双生児、二卵性双生児ともに宗教的行動は似通っていました。
しかし、成人になっても宗教的行動が似通っていたのは一卵性双生児のみであ
り、二卵性双生児の宗教的行動の類似性は大人になるにつれて消失していく傾
向がありました。
すなわち、子供の時には家族の宗教行動(環境)に沿って行動するため一卵性で
も二卵性でも似た行動様式となりますが、親から独立して自分の意思で生活す
るようになると、環境とは別の内的因子(遺伝など)が宗教的行動により強い影
響を与えるようになると考えられました。