細さ100万分の1ミリ、九大チームが世界初のナノ配線実現
九州大学大学院工学研究院の新海征治教授(60)(応用化学)の研究チームが
ナノ・メートル(1メートルの10億分の1)レベルの配線を作る技術を開発した。
電子回路に使う通常の導線の約1000分の1にまで細くすることが可能で、
電化製品の小型化や、体内に埋め込むことで遺伝子操作など医療分野への応用も期待できる。
26日から横浜市で開かれる日本化学会春季年会で発表する。
新海教授によると「実用化できるほど高性能なナノ配線は世界で初めて」。
特許申請しており、商品化を目指す。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/news0503/news0310m01.htm