【総合】絶滅危惧生物関連ニュース★2

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15名無しのひみつ

【社会】鳥類の14%が絶滅−米大学が100年後予測

 現在のペースで環境破壊が続くと、2100年までに世界に生息する鳥類のうち14%の種
が絶滅し、生態系や人間社会にも大きな影響を与えるとの予測を米スタンフォード大のグル
ープが14日、米科学アカデミー紀要(電子版)に発表した。
 研究グループは「手遅れになる前に、保護対策を強化する必要がある」と指摘している。
 グループは、現存するものと、最近絶滅した約10000種の鳥について、生息状況の変化
や生息地、食物などの詳しいデータを収集。
 森林や湿地など鳥にとって重要な生息地が現在のペースで破壊されていくと仮定し、コン
ピューターモデルを使って2100年の個体数を予測したところ、最も多いと14%の種が絶滅
するとの結果が出た。保護対策が進み、新たに絶滅の危機に陥る種がないと仮定した場合
でも、2100年には6%の種が絶滅すると予測された。
 グループは、インドで猛禽(もうきん)類の個体数が激減した後に野犬などが増えて、狂犬病
がまん延した例や、一部の鳥が花粉の媒介や植物の種子を拡散させる上で重要な役割を果
たしていることを指摘。「鳥の絶滅の影響は、人間社会や経済活動にも、大きな影響を及ぼす
ことになる」と警告した。

http://www.sanspo.com/sokuho/1214sokuho082.html (引用元配信記事)

SANSPO.COM
http://www.sanspo.com/ (04/12/14)配信