【狂牛病】BSE対策 異常プリオン発見のプルシナー教授「全頭検査が合理的」

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134( ´`ω´) ◆BusaikuHX6
>>130
【変異型ヤコブ病:患者死亡 「英国で感染」は本当?−輸入肉骨粉にも疑い】(02/19/05)

 滞在わずか1カ月

 牛海綿状脳症(BSE)が原因とされる変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の患者が国内で初めて確認された。
厚生労働省は、患者は昨年12月に51歳で死亡した男性で、本格的なBSE対策が取られる以前の89年に
英国に滞在していたとみられることから「英国で感染した疑いが強い」とした。しかし滞在期間はわずか1カ月間。
英国感染説を検証した。

 今月4日の記者会見で、厚生科学審議会クロイツフェルト・ヤコブ病等委員長の北本哲之東北大教授は
「欧州以外で発症した患者は英国滞在歴がある」として、これが英国感染説の根拠であると説明した。
 解剖結果などから男性は01年12月に変異型特有のイライラなどの症状が出始めたとみられる。
 国内初のBSE感染牛が確認されたのは01年9月で、10年以上とされる潜伏期間を考えると英国での
感染を疑う方が合理的とした。しかし「英国滞在1カ月での発症は過去にない」(北本教授)ことも事実だ。
 過去の動物実験では、猿に異常プリオンを経口投与したところ50ミリグラムで感染したデータがある。
牛とヒトの間の感染は牛と猿の間とは一概に同じには論じられないが、仮に短期間の滞在でも脳やせき髄などの
危険部位を大量に摂取すれば感染の可能性は高まる。

 一方、福岡伸一青山学院大教授(分子生物学)は「国内には96年4月までは欧州産の肉骨粉が飼料用として
入ってきていたのだから、01年の発症は国内感染もあり得る」と指摘する。

 国内では最初の感染牛が見つかった直後の01年10月以降、全頭検査などの対策を取っているため、
国産牛から感染する危険性は極めて低いとされる。だが、福岡教授は「国内感染の可能性を排除せず、
まずこれまでに見つかったBSE感染牛14頭の感染源を特定すべきだ」と主張する。

(後略)

( ´`ω´)つhttp://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20050219ddm016100041000c.html(引用元配信記事)

MSN-Mainichi INTERACTIVE
http://www.mainichi-msn.co.jp/ (02/19/05)配信