株式会社モスフードサービスと大日本印刷株式会社では、平成16年12月
15日(水)より、ICタグ(*1)を使用した外国産牛肉(ハンバーガーのパティで
使用)のトレーサビリティシステムの実験を開始します。当初は、東京都新宿区
近郊の「モスバーガー市ヶ谷田町店」など3店舗へ配送するルートで実験を行い
ます。今後も各種実験を進め、本格導入を目指します。
<*1> ICタグ
メモリー機能があるICチップと小型アンテナで構成されており、専用の読み取り
機を使って無線でICチップと通信することができる。いろいろな形状に加工でき、
人手を介さずに認識できることから、物流・流通の高度化、合理化に役立つと
期待される新しい技術。
今回の実験で検証するトレーサビリティシステム全体は以下の通りです。
まず、海外からコンテナ輸送されてくる牛肉をパティに加工する日本国内工場にて、
納品ケースごとにICタグを貼り付けます。その後、倉庫への入出荷時や、店舗への
配送時及び店舗納品時にICタグ情報を読み取ります。読み取られた情報は本部
のデータ管理サーバに蓄積され、店舗で使用される牛肉の生産履歴を厳密に記録
することが可能となります。またこれにより店舗では、使用牛肉の産地情報を黒板等
に記入し、お客様にお知らせすることが可能となります。
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http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=87703&lindID=5