【化学】環境ホルモン:1998年選定の67物質のリスト廃止=環境省[041130]
環境ホルモン:
67物質のリスト廃止 環境省
環境省は30日、98年に選定した内分泌かく乱物質(環境ホルモン)と疑われる
67物質のリストを廃止し、第三者機関に影響を評価すべき物質を改めて選んで
もらう方針を決めた。来年度から実施する。同省の調査で、67物質中3物質が
魚類の雄を雌化させる作用を持つことが判明したが、ほ乳類への作用は確認されて
いない。一方、化学工業界は「リスト化された物質は、明白な根拠がないまま
環境ホルモン扱いされた」と批判していた。
67物質は、過去の論文などを参考に、優先的に検討すべき物質として選ばれた。
予備調査で影響はなしと判断された2物質を除く65物質を対象に試験が進められた。
試験では、魚類のメダカとほ乳類のラットを使い、餌や水に対象物質を混ぜて
影響を調べた。
メダカでは24物質で試験が終了、工業用洗剤などに使われるノニルフェノールと
4−t−オクチルフェノール、食器などに使う樹脂の原料になるビスフェノールA−−の
3物質で雄が雌化する作用が確認された。だが、この3物質を含む22物質の影響を
ラットで調べたところ、環境ホルモン作用は確認されなかった。
これとは別に約10物質を試験中。残り約30物質は、新たに設置する第三者機関で
調査の必要性などを再検討してもらう。
(後略)
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※引用元配信記事:
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/env/news/20041130k0000e040040000c.html ※毎日新聞社のMainichi INTERACTIVE(
http://www.mainichi-msn.co.jp/ )2004/11/30配信
3 :
名無しのひみつ:04/11/30 15:11:15 ID:yC+qgCZp
人間の凶暴化が最近急激に目立つのも
環境ホルモンの影響があるんだよね?
4 :
名無しのひみつ:04/11/30 15:19:26 ID:suCro/d/
>>3 地球温暖化の原因をまだCO2だけが疑われてますが中国の無統制な市場経済化とか
いろんな要因が影響して環境が変わってきてるのでしょう、地球滅亡に向かって・・・
5 :
名無しのひみつ:04/11/30 15:20:22 ID:2TUhHnKK
オレに彼女ができないのも環境ホルモンの影響だからな。
来月に環境省主催の環境ホルモン国際シンポジウムがあるけど、
環境省は何と釈明するのかな。
6 :
海人 ◆NVTIAU2DJw :04/11/30 15:46:30 ID:NHQartJY
7 :
名無しのひみつ:04/11/30 16:01:40 ID:hknGqAU4
最近環境ホルモンのことをとんと効かなくなったと思ったら。こういうことですか。
環境保護団体の煽りにおどらされた形になったなぁ
温暖化問題にしろこの手の問題は政治的なアレやらコレやらが
絡んでいたりするので、うかつに信じ込まないようにしよう(・∀・)
8 :
名無しのひみつ:04/11/30 17:24:30 ID:sRTcOG/e
9 :
名無しのひみつ:04/11/30 17:28:21 ID:GthNBf5K
環境保護団体は「化学物質は全ての危険」とか平気で言うからな
環境保護団体に限らず、
「天然由来だから安全。人工物だから危険」と思ってる人は多そうだ。
↓ここでMMR
最近の若いもんが切れやすいのは、
胎児期に脳血管門を超えられるはずの無い
エストロゲンの替わりにエストロゲン作用を持つ化学物質が素通りして、
脳の神経系形成に重大な欠陥(脳の雌化など)を引起こしているからなのだ
妊婦にイソフラボンとか飲ますなかれ
>>12 >最近の若いもんが切れやすい
こういうのよく聞くけど、客観的なソースってないよな。
15 :
名無しのひみつ:04/12/01 19:17:31 ID:6P0Zf2x+
>>14 小学校での授業態度や中学生の犯罪ならしっかりした統計データあるよ
落ち着きがない、我慢ができない=切れやすい、とするなら問題ないと思わ
一つ一つは安全でも複合したらどうかな?
>>15 スレタイと関係ないが、子供が切れやすくなったのは紙おむつのせいじゃないかと漏れは
疑ってる。
赤ん坊の頃に我慢を覚えないと一生ついて回るんじゃないかと。
18 :
名無しのひみつ:04/12/01 19:34:18 ID:FnV+YCo4
中国を自由にしたらろくなことにならないとは
孫文大先生も明言しているところだ
19 :
名無しのひみつ:04/12/01 19:51:58 ID:n/DBjx0v
>>15 統計データならあるが、最近増えたということはない。
統計データが有るのに統計データどおりでないなら
その統計データは偽であるまたは無いと言うべきだろう
21 :
名無しのひみつ:04/12/03 07:47:34 ID:69OsKIRE
>>12 1.行動が粗暴になるのは女性ホルモンじゃなくて男性ホルモン
2.脳血液関門(BBB)は親水性物質の通過に制限をかけ、疎水性物質は素通り。
性ホルモンはステロイドなので、ばりばり疎水性。脳に入る。
3.環境ホルモンよりも、本物の女性ホルモンの方が1000倍以上強力
↓
例え狂暴な人間の増加が統計的に有意だったとしても、
その原因が環境ホルモンだという主張に根拠はない。
デブが増えているのは環境ホルモンのせいだと言ってるようなもの。
糖分の摂りすぎ→インシュリン分泌過剰→低血糖→イライラ
ところで、「買ってはいけない」を書いたヤシに責任をとらせる方法は無いものか?
23 :
名無しのひみつ:04/12/03 09:16:05 ID:b3tcqT/3
影響ある場合生まれてくる男女比に変化はあるのかな?
男女比1:2くらいでも全然いいと思うのだが。
>明白な根拠がないまま環境ホルモン扱いされた」と批判していた。
ズレてるんだよなぁ
環境ホルモンではないという立証責任は使う方にあると思う
明確な根拠を示せない使用者側の方が悪い
>>24 》>明白な根拠がないまま環境ホルモン扱いされた」と批判していた。
》
》ズレてるんだよなぁ 環境ホルモンではないという立証責任は使う方にある
》と思う 明確な根拠を示せない使用者側の方が悪い
実際に被害があって訴訟を起こされたわけでもないのに挙証責任なんて存在するわけがない。
むしろメーカーは風評被害で損害賠償請求するべき。
>>21 胎児期はエストロゲンは
エストロゲンと結合するタンパクが大量生産されてるから
それと結合して胎児の脳内には入れない
いかに天然モノに1000倍(モノによってはほぼ同等だが)の
エストロゲン作用が有ろうとも入らないのでは意味が無い
胎児期では脳血液関門を胎児由来の男性ホルモンであるテストステロンが
素通りして、脳ないでエストロゲンに変換されそれが作用して
脳の雄化がおきている。脳が超雄化したり、雌が雄化したりすると
狂暴になることは十分考えられる。
また、日本じゃないが合成女性ホルモンが開発された初期の頃に流産防止と称して
妊婦には必ずといって処方された時期が合って、そのころ生まれた人には
奇形や異常者が多い
根拠無しと判断するには知ってることが少なすぎるのでは?
27 :
名無しのひみつ:04/12/03 13:54:44 ID:y+3j1DKg
>>24 > >明白な根拠がないまま環境ホルモン扱いされた」と批判していた。
> ズレてるんだよなぁ
> 環境ホルモンではないという立証責任は使う方にあると思う
> 明確な根拠を示せない使用者側の方が悪い
安全であることを立証した上で使用していたのに、変な言いがかりをつけられてた様なもんだよ。
で、結局、大金叩いて詳細に検討した挙句、『環境ホルモン作用は確認されなかった』訳だが、何の謝罪も無く、リスト廃止ときた。
本来、材料メーカーは切れてもいい場面だと思う。
まあ代替品で利益を上げたところもあるんだろうけど。
漏れも2ちゃんで叩いてたからメーカーに訴えられたりすんのかな?
((( ;゚Д゚)))ガクブル
30 :
名無しのひみつ:04/12/03 21:17:30 ID:iwn0pFe5
あとになって ”これもやばいもんでした” ってなるよりはよっぽどましだったのでは・・・
31 :
名無しのひみつ:04/12/03 21:57:31 ID:QvBYPy+f
昔環境関係の講義で、パワーポイントに環境ホモと表示されて講義にならなかったことがあったな。
>>29 DHC……
女性の小便が強力な環境ホルモンだってことは何故か語られないんだよな。
法務部がんがれ!
34 :
名無しのひみつ:04/12/04 12:05:38 ID:xV+sElj7
>>32 そりゃ環境ホルモンじゃなくて生体ホルモンだろ。
>>30 いちゃもんならいくらでもつけられる。
君は根拠がないと言う言葉の意味をよく考えてみた方がいい。
>>35 そりゃそうだけどさ・・・一応過去の論文参考に選んだから
まったくでたらめに選んだわけじゃないと思うけど。。。
結局どのていどの根拠でよしとするかなんじゃないかな〜
>>34 河川に流れ出れば生体内ではなく環境でいいでね?
内分泌撹乱物質であることには間違いし。
哺乳類はそうでもないっぽいけど、
魚類とか爬虫類は雌雄がほいほい変わるから、
尿に含まれるエストロゲンは問題だろうね
対抗して男は河川への立ちション推奨すれば
ホルモンバランスが取れるかもしれない
38 :
名無しのひみつ:04/12/05 01:04:59 ID:UGgNVfgR
だから男は立ちションをしがちだったのか!
39 :
名無しのひみつ:04/12/05 12:58:15 ID:689/NG7/
40 :
名無しのひみつ:04/12/05 16:25:49 ID:KDRIS03X
>37
質問だが、尿にエストロゲンは排出されるのか?
>>26 キャリアタンパクにそんな特異性があるものか?
それにテストステロンからエストラジオールへの代謝はあるが
逆は・・・ベンゼン環の還元が必要なので、そうやすやすとは起こらない。
エストラジオールないしその代謝物や誘導体でなければ、
ビスフェノールAやノニルフェノールやフタル酸エステルなら、
なおさらテストステロンへの変換なんて有り得ないだろう。
エストラジオールと同程度の物質って、何?
ジエチルスチルベストロールは、お前のレスの後半に書いているとおり
薬品として使用されていたが、環境中には存在しない。
水俣病の原因がメチル水銀だということをいくら詳細に解説しても
イタイイタイ病の原因がメチル水銀だという証明にはならない。
医薬品として投与していたDESの副作用をいくら詳細に述べても、
人間の凶暴化の原因は環境ホルモンが脳に入るせいだという証明にはならない。
>>40 排泄される。
具体的には、硫酸抱合体やグルクロン酸抱合体という代謝物の形で排泄される。
そして、こいつらは加水分解という簡単な反応で元の女性ホルモンに戻る。
あと、うんこには胆汁を経由して元のままの形で排泄される。
43 :
名無しのひみつ:04/12/15 23:30:36 ID:ISDu5/g2
環境ホルモン学会、会場が変更されて会議室でやったのは
参加者が少なかったから?
環境省主催の国際シンポジウム、まだ1日目の一般向けセッションが
終わっただけだけど、「取り組みの現状」のセッションで
外国の発表がなくなったね。
養老タケシの講演が終わったらおばちゃんたちが一斉にいなくなったのは
笑った。
44 :
名無しのひみつ:04/12/15 23:32:23 ID:ISDu5/g2
環境ホルモンが脳に作用して多動を起こすという発表もあったよ。
だけど大槽内投与といって、注射針を頭蓋骨にブスッと刺して
脳に直接注射して脳炎を起こすという実験だから、
無茶をするなぁというかんじ。
得体の知れない化学物質を次々と合成して流通させるのがいいわけない。
46 :
MBAS:05/01/30 16:40:32 ID:PpO3EJuk
化学物質の濃度×暴露時間で影響が決まってくるわけで、
「長期的な調査をつまねば、有害物質リストなんか出来るわけない」と思ってました。
環境ホルモン騒ぎになって、環境庁からリスト出てきたときの胡散臭い感じといったら…。
47 :
名無しのひみつ:05/03/15 14:40:56 ID:51syPS7d
平成17年3月14日
「化学物質の内分泌かく乱作用に関する環境省の今後の対応方針について−Ex
TEND 2005−」の公表について
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=5785 > 環境省では、平成10年5月に策定した「内分泌攪乱化学物質問題への環境
> 庁の対応方針について-環境ホルモン戦略計画SPEED’98-」を改訂し、今般、
> 「化学物質の内分泌かく乱作用に関する環境省の今後の対応方針について−
> ExTEND 2005−」を取りまとめましたので、公表いたします。
それぞれの物質の評価結果は、リンク先のPDFで見られる。
飼ったことのある椰子なら知ってるはずだが、メダカの雌雄なんてもとからわかり難いだろ。
魚類には成長してから雌雄が決まる種(雌雄同体)は珍しくも無いしな。
雌雄同体魚にストレスをかけたら影響があるのはあたりまえなんだよ。
49 :
名無しのひみつ:05/03/15 17:10:47 ID:3V/NMDi8
>>48 成長してからでも、雌雄が転換する種類も珍しくない。
環境ホルモンでワーワー言うなら、大豆なんて全面食用禁止だろ?大豆含有の植物性エストロゲンの摂取量なんて、環境ホルモン様物質の比でない。特に日本人は豆腐、みそ、納豆と、世界的に見ても大豆の日常摂取が突出してる。
実際、ニュージーランドなんかじゃ、植物性エストロゲンの胎児への影響を考慮して、妊婦の大豆摂取に注意を促してるぐらいだ。なのに、日本じゃ豆乳ブームでがぶ飲み中。
50 :
名無しのひみつ:05/03/15 17:27:45 ID:5HLX4fUi
胎児期にエストロゲン作用させるとニューロンがアポって
大脳皮質が薄くなる。エストロゲン作用を持つ環境ホルモンは正常な作用以上に脳味噌を削って
アホを量産する可能性がある。
今時、陸生動物の生殖がどうこう言って講釈垂れるやつは化石だよカ、セ、キ。
科学者は「化学物質は全部危険な可能性がある。だからキニシナイ」と。
52 :
名無しのひみつ:05/03/16 11:28:16 ID:D+Dicjul
>>51 「可能性」じゃなくて、「全部危険だけど、危険度には各々で差があるから、そのリスクを計量的に判断して、適切な対応をすべし」だな。
53 :
24人目のビリー・味醂缶:
MMRでアメリカが地球上のほぼ全部(何万種類)を一から再調査するといってからもう10年近くたっているのに
いまさらスタートラインかよ。
こういうことに関しては1世紀以上遅れているな。
これも役に立たない官僚の賜物だね
薬に関しても1世紀近く遅れをとっているけどな。
薬にかかわる分野の中で薬に関しての省だけ1世紀以上。
企業がやった調査をその何倍も時間もお金も人手もかけて・・・・。
ご苦労なこったね